2019年01月08日

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい


著者:葉村哲
出版社:MF文庫
オタギャルの相原さんは誰にでも優しい

オタクで地味で、サメ映画が好きな、アッキーこと綿貫アキラが主人公。リアルに興味がない(フリをしているとしか見えない)アキラが放課後教室に残っていると、ギャルで巨乳美少女で水泳部のリア充な、相原璃子(実はオタク)が、ノリと勢いで「カノジョ(仮)」になってくれることに。そのコミュ能力を用いて、アッキーに最適なカノジョを見つけてあげようということ。そのマジ天使な璃子と一緒にいると、楽しい。そんな日々が続くと思っていたけれど…

最近よくある「ギャルがオタクで優しい」というパターンではあります。スクールカースト上位と下位の「なんで?」という組み合わせなのですが、璃子がまったく気にしていないのと、主人公も不必要な卑下をしていないので、あまり気になりません。最近は、極端に卑下した主人公が多いですからねえ。さらに、結構早い段階から、自分の素直な気持ちに気がついて、まっすぐ行動しているのも好感が持てます。出会いから付き合うまでや、たぶんあったであろうクラスメイトの驚きなどは端折られていますが、そのぶん、二人のイチャラブぶりが描かれており、楽しむことができます。

璃子のノリが非常によく、それに応えるアッキーのノリもいいので、掛け合いが楽しい。でも璃子の名付けセンスはどうよって感じですね「青春オタク同盟」ですからねえ…やっていることは、オタクに優しい本屋でオタデート、サメ映画を一緒にみて、深夜アニメの録画を一緒に見て、ご飯作ってもらって。うんどこが「(仮)」なんだろうね。アッキーも「リアルに興味がないクソオタク」という割には、普通に人と付き合っているし、なんだかんだと思春期男子しているしなあ。

にまにまラブコメとして純粋に楽しむことが出来ます。続刊もあるようですが、もっとイチャラブになっていくのか、それとも…

★★★☆
posted by あにあむ at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫

2018年12月27日

異世界Cマート繁盛記(7)


著者:新木伸
出版社:ダッシュエックス文庫
異世界Cマート繁盛記(7)

Cマートに恋の火花が散っております。エナが少しずつ成長して、まれびとさんが好きという気持ちに気づいたこと。さらに、オークのお姉さんが熱烈な求愛を続けていること。現実世界の美津希大明神、前カノ。さらに駄エルフ…まあモテモテな状況が続いています。

無双方面は「どっじぼーる」が大流行。こちらの世界と少しルールが変わっていますが、まあドッジボールであることは変わりなし。次にトランプ。エナがポーカー非常に強かったり(基本ポーカーフェースですからねえ)します。

今回はそれよりも、恋バナのほうが中心。オークのお姉さんと、店主がまさかのいい雰囲気になったり、エナが店主に「いじわる」をおねだりするという、高度なPlayが始まったり、キングが恋愛相談を持ちかけてくるなどなど。いや、こちらの世界では「恋人」という概念があるようなないような感じで、どっちかというと「気に入ったら、つがいになって、子作りをする」という感覚のようです。なのでつきあうという概念がすっとんで、子作りに直結するようです。ってキングが子作り? そこは、ファンタジーな世界、キングは幼体固定しているようで、それを解いてからの話だそうです。ということは、近いうちに青年キングも登場する訳ですね。

現実世界のほうでは、美津希だけでなく、前カノのアピールが始まっています。高校時代に付き合っていたとのことでしたが、どうやらそういうこともしていたようで(それも夏休み中)店主はどーていでないことが判明。で、前カノは今も彼を嫌っているわけではないというか、まだ好きなようですしね。

今回最後は、少しシリアスなお話。駄エルフがエルフの国に帰るというお話になっています(というか、お姫様だったという) まあ結末はアレなものなんですが、Cマートらしいというか… 彼女も店主のことを憎からず(というより、かなり好きなのでは?)思っているんですよね。日常系だったはずが、どんどんラブコメ化してきています。しかも主人公は鈍いため、女性陣が一致団結しそうな感じ。まあエナは、かなり独占欲が強そうですから、そういったことを理解する歳になったら(そう遠くない未来ですね)ちょっと面倒なことになりそうですが…

そろそろ、物質無双は難しくなってきたのかな?

★★★★
posted by あにあむ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫