2017年05月22日

魔力ゼロの俺には、魔法剣姫最強の学園を支配できない……と思った?(3)


著者:刈野ミカタ
出版社:MF文庫J
魔力ゼロの俺には、魔法剣姫最強の学園を支配できない……と思った?(3)

神霊魔剣を操る貴族の乙女のみが通うグランディスレイン魔法学園。そこに入学した魔力ゼロにして唯一の男。ユーベルが主人公。「愛は偉大、超便利、マジ効率いい」が座右の銘であり、順調にハーレム「王閥」を拡大させています。前巻で学園最大姫閥「桜花夜会」の主・アンリエットを落とした…かにみえたユーベルですが、彼女にいきなり刺されてしまいます。刺される瞬間に、身体をひねることで致命傷となるのを避けたユーベルですが、その傷は深く数日眠り続けることに…ようやく目が覚めたら、今度は学園一三血姫を越えた存在の「姫王」ことリン・スメラギに誘拐されてしまいます。

リンの目的は、自らの子孫を残すこと。最強の血筋を保つため、ユーベルに白羽の矢をたてた模様です。しかしそこには「愛」はなく、純粋に生物学的な意味で子をなそうとしているようで…
「ではさっそく子種をよこしてください」
「ちなみに、俺はそのあとどうなりますかね?」
「処分します。用済みですから」
「お、おう…」

かなり厳しい状況に追い込まれたユーベルですが、そこは「愛は偉大」を信奉しているユーベル。簡単に子種を渡すようなまねはしません。リンの頭に存在していない「愛」という意味を植え付けようと、画策していきます。今までその立場から異性と接触することが、ほとんどなかったリンは、ユーベルの思惑通り、ユーベルに興味を持つようになっていきます。チョロインも健在で、いろんなタイプのヒロインがユーベル閥に参加してきています。「愛」を武器にユーベルの無双はいつまで続くのでしょうか?

★★★
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2017年05月18日

突然ですが、お兄ちゃんと結婚しますっ!


著者:塀流通留
出版社:MF文庫
突然ですが、お兄ちゃんと結婚しますっ! そうか、布団なら敷いてあるぞ。

実妹、義妹、似妹(?)と織りなす、妹ラブコメ。妹は、みんなお兄ちゃんが大好き!という妹ハーレムになっています。主人公と実妹は、幼少期に両親と死別し、施設に引き取られます。そこで出会ったのが、似妹(実際には、年上だが、妹的存在)。その後兄妹は、別々の家に引き取られ、主人公の新しい両親の元できたのが義妹。今は義妹と一緒に生活しており、仲良く過ごしていました。そんな頃再会した実妹は、大富豪の娘になっており、兄に会えなかった間に、兄への愛情がこじれてしまっていました。

「好きです、兄さん」 家族としてなら問題ない。でも実妹がいう「好き」は異性として。当然法律上結婚できないはず。でも彼女は、その法律をお金で変えてしまうことができそう。

「好きだよ、お兄。兄妹としてではなく、一人の異性として…」 義妹からの告白。
そして
「彗、…好き」 似妹からも…

論理的(かつ倫理的)に考えると、似妹は法律上のつながりがないですし、唯一合法的に結婚できる相手。でも主人公は、3人とも大好き。ついでに妹3人もお互いが大好き。そんな、コミュニティの中で、主人公は誰も選ばない道を選びます。でもいつまで持つのでしょうか?

一つ屋根の下に住んでいる4人。しかも女の子3人は、いつでもWelcomeな状態。ラブコメの典型的な状況です。でもこの主人公は、女の子たちの「好意」に気がついており、それを正面から受け止めています。その上で「選ばない」という選択をしているというのが、珍しいのかな? 主人公には好感を持てるのですが、ヒロイン3人の棲み分けがうまくいっていないため、あまりラブコメが盛り上がっていません。似妹という不思議な言葉を見つけた(造った)ことで満足されてしまったのかなあ。実妹を「お金」という要素で、差別化しようとしているのですが、あまり成功した感がない。というか、あと二人にそういうチートがないため、バランスが悪いんですよね。
あと一ひねり。

★★
posted by あにあむ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫

2017年05月16日

今日から俺はロリのヒモ!(3)


著者:暁雪
出版社:MF文庫
今日から俺はロリのヒモ!(3)

前巻ラストで、藤花が荷物を抱えて「駆け落ちしてください!」と驚愕の宣言をしてきました。普通の流れであれば、現在の状況を知った藤花の両親が大反対。大げんかして、駆け落ちという流れなんですが、このひも小説は斜めの方向に進んでいきます。彼女がいう「駆け落ち」ってのは誤用であり、要するにハルも一緒に出張に着いてきて欲しいというもの。まあ小学生が出張とは? という疑問はどこぞに捨ててしまわないと、話が進みません。いつもは、有能メイドさんがついて行っていたようですが、どうしても日程調整が難しいと…なので一番暇なハルに白羽の矢が立ったんですね。まあクズとはいえ、成人していますから、保護者にはなるようで(事案になる確率のほうが、圧倒的に高いですけどね)いろいろありますが「藤花が楽しければ、それでOK」というスタンスのもと、出張も楽しみます。仕事が終わってからは、もう一日大阪で遊ぼうと、千鶴・紗奈も大阪へ呼び出します。そして3人で大阪を満喫。(最初は、渋っていたメイドさんは、藤花の写真を送ってもらうことをバーターにして、了承。って、この人実は一番危険な存在なのかもしれない)その後もコミケに参加したりと自堕落な生活を続けるハル。もうプロのひもとして、かなり高レベルに達したようです。

そんなプロひもにも、難題が! 「―先生、わたしにSMを教えてください!」と藤花が言い出します。さすがに、大人の階段一足飛びすぎだろ! 実演したら一生刑務所だろ! と焦るハル。彼が行った方法とは?

今回もハルのクズさが際だっています。直接手出しをすることはないようですが、少女用コスプレ衣装いったいどれだけ買い込んでいるんだ? それだけでも十分に事案に思えてしまいます。さらに今回は、ヒモの素晴らしさを第三者に伝授しているし… 

面白いのは確かなんですが、あまりにも暴走しすぎで、ついて行くのが難しくなってきています。前巻でも感じましたが、ロリたちの精神年齢低下が著しく、実年齢との乖離が激しくなってきています。確かに子供の知識は偏ったものになりますが、それが極端すぎ。もう少し精神年齢あげていかないと、一部の人にしか理解できない世界になりそうです。
★★
posted by あにあむ at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫