2017年03月06日

今日から俺はロリのヒモ!(2)


著者:暁雪
出版社:MF文庫
今日から俺はロリのヒモ!(2)

クズな主人公・ハルとロリたちの爛れた生活…第二弾。そろそろついて行けなくなってきたなあ。
超お金持ち美少女小学生・二条藤花のヒモになった、主人公。今日も気ままに惰眠をむさぼり、藤花のお金で自堕落な日々を送っています。季節は巡り夏休みですが、ハルにとっては毎日が夏休みなもので、関係ない。藤花・千鶴・紗奈は学校がお休みの分、仕事が忙しいようだけど…って小学生と逆じゃないかい。当然というか、本職(なのか?)の漫画はまったく書けず、前巻で仕上げた漫画もあっさりボツ。でも3人の少女が優しいので、特に困ったことはない…

ということで、夏休み回なんですが、さらに自堕落さが増加しています。ロリたちにキャバクラのまねごとさせせたり、ベッドの上でくすぐりの刑…プールでは、なかよくウォータースライダー。さらにロリ寿司などなど…

…なんですが、前巻から感じていた違和感がどんどん大きくなってきました。いや、小学生がお金持ちでビジネス最前線にいることとか、3人が全員美少女だとか、なぜかハルに懐いているといった些細なことは、どうでもいいんです。そこを否定してしまうと、小説が成り立たないから…唯一の違和感は、ロリたちの精神年齢…なんかどんどん退化していっているような気がします。小学5年ってことですが、普段のノリは3年生くらいまでのノリ。下手したら幼稚園児かも? というノリになっています。千鶴だけは、年相応の羞恥心や常識を持っているようですが、それ以外は? 特に企業トップの実力を持っているという設定からすると、幼すぎるのです。そもそも5年生って、もう幼女じゃないですよね。気になり出すと、いろんなところでアラが見つかるようになってきて… たまにあるドストレートな変態でもなく、ハルがリアルな変態に見えてきて、どん引きしかなくなってきました。まだ前巻では「将来有望な職人気質な漫画家。ただしすけべ」くらいだったのに、どんどん廃人になってきています。ここまでくると、正直楽しめないですねえ。
今回ラストで、妙なヒキがありました。それが次巻でどうでるのか? うまく作用したら、もう少しハルが真人間に思えるようになるかも。今のままだと、ハルが少女たちをだまして、いいようにもてあそんでいるだけになっています。前巻のように、もう少しGive & Takeな関係に戻して欲しいですね。

★☆
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2017年03月02日

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?


著者:花間燈
出版社:MF文庫
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

主人公は、困った人を放っておけないいい人・桐生慧輝。書道部が廃部になりそうで、困っていた紗雪先輩(巨乳黒髪美人)を助けるために、書道の心得がないのに書道部に入部したり、図書委員に選ばれて困っているクラスメイト(距離が近い美人)の代わりに図書委員になったり、見た目(クォーター)のため、まわりに馴染めていない後輩・唯花(子犬のように素直な美少女)を助けたりと、本当にいい人。そんな慧輝がある日差出人不明のラブレターを受け取ります。そこにはなぜか女の子のぱんつが添えられており…ぱんつはさておき、人生初のラブレターを受け取り、なんとか差出人を探し出そうとする慧輝。候補は、書道部の関係者である先輩・同級生・後輩さらに兄想いの妹…妹はともかく、他の3人の誰であっても(本当は妹も)みな美少女。彼女になってくれるならラッキーという子たちばかり。こうして、ガラスの靴ではなく、ぱんつを落としていったシンデレラを探すことになった慧輝ですが…

この小説の感想を書こうとすると、ネタバレせざるおえません。まあタイトルがネタバレしていますし、口絵がめいっぱいネタバレ状態なんですけどね。はっきりいいますと「変態」は、ギャグ方向ではなく、エロ方向なものです。なので、大笑いできる種類の小説ではありません。というか、かなり引いてしまうレベルです。キーワードは「ドS」「ドM」「?」です。とりあえずまともなヒロインがいない! もうすべてがおかしい。妹もなんだか怪しいしなあ。各ヒロインはエロベクトルで、本当に振り切れています。もしSMの属性があれば、どちらかに絶対落ちるよなというくらい…でもどちらでもない大半の人には、関係のないことです。

一応「変態」は、ヒロインだけではありません。主人公も「巨乳好き」が行き過ぎた変態ですし(妹に性癖を知られているところでどうかと)シスコン、主人公の親友もロリ。まあ男子側は、それを隠さずさらけ出しているので、まだ明るいんですが…親友のロリも幼女好きなガチなのではなく「巨乳より貧乳童顔」といった程度の好みの問題のようですし…ヒロインズの心の闇はかなり深いです。

この作品、恐ろしいことに続きがあるようです。まあなにも解決していないので当然といえば当然なのですが、どうしたものか…

★★☆
posted by あにあむ at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫

2017年02月27日

中古でも恋がしたい!(8)


著者:田尾典丈
出版社:GA文庫
中古でも恋がしたい!(8)

前巻で、亜恋との闘いはひとまず終了。陰湿さが増していたので、読みづらくなっていたのが、少し安心できるようになりました。

突然清一の両親が海外へ! 清一と二人きりで過ごすことが嫌(実際は、嫌というよりも、不安なんでしょうね。自分の気持ちが…)ということで、妹がとった手段は、古都子を呼ぶこと。両親が不在の間、古都子との共同生活が始まります。もともと女子力の高い、古都子。新妻としても申し分なく…なんとなく幸せな日常が続くかと思った頃、古都子の実姉・徳子が怒り心頭で「古都子ちゃん。家に戻りましょう」と乗り込んでくる。その理由は、二人にとって最悪のもので…さらにそのことによって情緒不安定になってしまった古都子は、注意力散漫が原因で、騒ぎを起こしてしまい、それを清一や優佳、さらにはクラスメイトがかばったもので(その最中、優佳が「清一くん」と呼んだため、清一はさらに男子生徒も敵にまわしてしまいますが)、風神・村上の逆鱗に触れ、定期考査でクラス平均が80点を超えないと、冬休みは補習。さらに原因をつくった清一と古都子は90点をとらないとと無理難題を押しつけてきます。この村上って教師、本当自分のことしか考えていない最低教師ですね。
ところが、逆にクラスは燃え上がり、国語の得意な優佳たちが先生になって、勉強会を開くことに。なんかいいクラスだなあ。

いろいろある中、清一と古都子はクリスマスイブに「戦百」を手に入れるためデートの約束をします。イブにデートして、エロゲかよという突っ込みはさておき、リア充なのかよくわからない約束は、今度は桐子の陰謀によって阻止されようとします。それは「クリスマスイブに家族パーティを開く」というもの。当然、桐子は清一と古都子がエロゲ買いに行くのを想定してパーティをぶつけてくるのですが、それに対して清一たちがとった対応は?

前回までは、亜恋たちとの同世代陰湿戦争でしたが、今回は大人(というか姉)との闘いになっています。前回までと異なるのは、姉たちが憎しみから反対しているのではなく、清一たちのことを思っての行動で、ただ二人ともある意味純情過ぎることが要因となっています。なので、まあどちらの気持ちもわかるかなと…いや、清一たちがエロゲに生命を賭けているのは理解できないんですが…彼らは「エロがあるから、プレイしたい」ではないといいたいのでしょうが、ストーリーがよければ、エロは別になくてもいいんじゃない? てのが私の感覚。まあ別にどちらでもいいんですが…

まだまだ続きそうな作品ですが「中古」ってのが、どんどん忘れられていっていますね。
★★★
posted by あにあむ at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫