2018年01月15日

女騎士これくしょん


著者:三門鉄狼
出版社:講談社ラノベ文庫
女騎士これくしょん 〜ガチャで出た女騎士と同居することになった。〜

主人公が、日課としているソーシャルゲーム「女騎士これくしょん」の無料ガチャをひいたら、突然人気キャラクター「雷光の女騎士ココア」が現れた。それもスマホの中ではなく、現実社会に……その後もガチャするたびにキャラクターを召喚してしまい、さらにはゲーム世界のモンスターたちも現れるようになります。どのように、この危機を乗り切るのか?

異世界召喚ものですね。主人公が異世界に召喚されるのではなく、意図せず現実世界に異世界人を召喚してしまうというお話。ソシャゲキャラが召喚されるというのも、最近はよくある話になってきました。ってこの「女騎士これくしょん」ってゲーム。「艦これ」の騎士版ですよね。提督=団長になっているだけのような。

召喚されたココアが、ポテチに喜んだり、サイダーに驚いたりと普通の女の子のような行動をすることが可愛いんですけどね。ココアの次に召喚された豪炎の女騎士アルティアまでは、ファンタジー色の強いキャラでしたが、清流の女騎士ライラはメタなキャラ。もともとのゲーム世界でも、メタすぎて、問題視されたキャラだったようですが、あまりにもメタなため、面白みがなくなっています。現実世界への適応が早すぎるというか、最初から現実世界の住人のようです。

主人公には、幼なじみがいます。どうやらいいところのお嬢様のようで、主人公一途なようですが、この子の扱いが今のところ中途半端です。ライラが出てきたとき、あまりにもメタな言動に、二人の関係を怪しんだ(実は同一人物とか)のですが、今のところそういった設定もないようです。

なぜソシャゲキャラが現実世界に出てきてしまったかや、モンスターまで現れるようになったのか? についてこの後きちんと説明できるのでしょうか? いまのところ勢い中心で、伏線がほったらかしになっているところが多々あります。

★★★
posted by あにあむ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2018年01月12日

女神の勇者を倒すゲスな方法(3)


著者:笹木さくま
出版社:ファミ通文庫
女神の勇者を倒すゲスな方法(3) 「ボク、悪い邪神じゃないよ」

勇者は、あっさり落とし(主に恋愛的な意味で)、聖女サンクティーヌはリノちゃんのかわいさで堕ち、魔王城には味方が増えていきます。勇者アリアンは、ボクッ娘なチョロインですが、基本まともでした。でもサンクティーヌは、ロリ百合を拗らせていました。もう通報しても問題ないレベルで……そんなことはおいといて、真一はセレスとともに聖都に向かいます。当然アリアンたちもついて行きたがったのですが、アリアンは顔バレしているからという理由で却下。セレスだけが一緒に行くと言うことで、リノちゃんが嫉妬して、嫌われたとセレスがショックを受けるなどのネタを挟みつつ、聖都で工作を始めます。

まずは四大枢機卿の一角、聖母卿に狙いを定め攻略を開始します。その方法は、まさにゲス参謀らしいもの。聖母卿が面倒を見ている孤児院を訪れ、そこでの会話から聖母卿の隠された趣味を見いだし、それをつくというもの。そうですか、ロリ百合の次は腐った方ですか…。しかもショタだったという。ロリとショタを最大限に生かす真一はやはりゲスでした。

今回、セレスさんが真一と一緒に行動するシーンが多いので、さらにセレスさんがデレることが増えています。真一も自分の過去(転移前の経験)を語ったりといい感じ。さらにセレスさんが、真一の話に出てくる幼なじみ・アイツに焼き餅を焼いたりして。アリアンも、聖母卿攻略のBL漫画用の演技で、本気で真一を襲いそうになっているし(アリアンが男の娘という設定)、どうなることやら。リノちゃんも少しずつ、真一を異性として意識するようになってきているようです。まあリノちゃん選んだら、魔王に分子レベルまでバラバラにされそうですけどね。いや、リノちゃんが悲しむからそれはないのか? いずれにしても魔王の良心回路になっているので、下手なことはできませんね。

ラストだけ読むと、今巻で終了のような感じですが、新しいエピソードが始まるようです。もう少し楽しみたいですね。

★★★
posted by あにあむ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫

2018年01月09日

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?(3)


著者:櫂末高彰
出版社:MF文庫
大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?(3)
豊富な嫁の力があれば神の試練も余裕です。

「ウチ、大国だから」第三弾。
大陸が誇る英雄「七勇神姫」をも己が嫁とした常信。パオラたちにかかった隷従魔法。もう不要なハズなんですが、本人たちの希望もありそのまま。妹、ロリ、大人、女騎士、ドMなどいろんな属性の「妻」に囲まれ、豊富な資金をもとに、替え玉皇帝生活を続ける常信。これだけでも「リア充爆ぜろ!」なんですが、さらには大陸の大神・ゼーバの娘・クオーレまでが参入。
「鬼畜破廉恥外道皇帝、私と結婚しなさい。そうすれば、私があんたの歪んだ性癖を全て受け止めてあげましょう。あんなことやこんなことや、そ、そんなことだって、させてあげなくもないわよっ…。た、ただし!初めはなるべく優しくしなさいよねっ」
彼女は、非常に粗いツンデレ属性でした。ヤンデレっぽいのもいるし、Sぽいのも存在。あとはニーソとか、ツインテとか、ソバとか……(作品が違う)

今回のメインストーリーは、なぜか常信の嫁になろうとする慈愛の女神・クオーレと、結婚を認めるための試練(無理難題)を課してくるゼーバとの戦い……なんですが、そこは例によって、物量作戦で突破を図ります。というか、常信の自信はどこから出ているのでしょうね? いくら豊富な資金があったにしても、神様を前にして、平気でブラフをかますのは、かなりの胆力が必要ですよね。まあ目の前でパオラが、あんなことやこんなことになっても、襲ったりししない鉄壁の精神力を持っているからこそでしょうか。普通ならもういろいろやらかしていても、おかしくない状況ですからねえ。

後半は、クオーレの参戦により、パワーバランスが崩れた「嫁ず」の総選挙がテーマ。って、どんどん現代のサブカルがメインになってきてしまっていますね。この作品内では、2ちゃんのようなネット掲示板が存在しているのですが、そちらの書き込みも、スラングが増えてきていて、面白みがなくなっていたのですが、さらに48人なグループネタまで入ってきてしまった……。そのうち、握手券つき音盤とかが出てくるのかなあ。嫌な世界だ。

そんな小手先ネタなくても、十分に楽しめる作品だと思うので、初期のノリに戻って欲しいです。今の状態だと「ウチ、大国だから」という決め台詞が浮いてしまいそうで……。
★★★
posted by あにあむ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫