2017年05月16日

今日から俺はロリのヒモ!(3)


著者:暁雪
出版社:MF文庫
今日から俺はロリのヒモ!(3)

前巻ラストで、藤花が荷物を抱えて「駆け落ちしてください!」と驚愕の宣言をしてきました。普通の流れであれば、現在の状況を知った藤花の両親が大反対。大げんかして、駆け落ちという流れなんですが、このひも小説は斜めの方向に進んでいきます。彼女がいう「駆け落ち」ってのは誤用であり、要するにハルも一緒に出張に着いてきて欲しいというもの。まあ小学生が出張とは? という疑問はどこぞに捨ててしまわないと、話が進みません。いつもは、有能メイドさんがついて行っていたようですが、どうしても日程調整が難しいと…なので一番暇なハルに白羽の矢が立ったんですね。まあクズとはいえ、成人していますから、保護者にはなるようで(事案になる確率のほうが、圧倒的に高いですけどね)いろいろありますが「藤花が楽しければ、それでOK」というスタンスのもと、出張も楽しみます。仕事が終わってからは、もう一日大阪で遊ぼうと、千鶴・紗奈も大阪へ呼び出します。そして3人で大阪を満喫。(最初は、渋っていたメイドさんは、藤花の写真を送ってもらうことをバーターにして、了承。って、この人実は一番危険な存在なのかもしれない)その後もコミケに参加したりと自堕落な生活を続けるハル。もうプロのひもとして、かなり高レベルに達したようです。

そんなプロひもにも、難題が! 「―先生、わたしにSMを教えてください!」と藤花が言い出します。さすがに、大人の階段一足飛びすぎだろ! 実演したら一生刑務所だろ! と焦るハル。彼が行った方法とは?

今回もハルのクズさが際だっています。直接手出しをすることはないようですが、少女用コスプレ衣装いったいどれだけ買い込んでいるんだ? それだけでも十分に事案に思えてしまいます。さらに今回は、ヒモの素晴らしさを第三者に伝授しているし… 

面白いのは確かなんですが、あまりにも暴走しすぎで、ついて行くのが難しくなってきています。前巻でも感じましたが、ロリたちの精神年齢低下が著しく、実年齢との乖離が激しくなってきています。確かに子供の知識は偏ったものになりますが、それが極端すぎ。もう少し精神年齢あげていかないと、一部の人にしか理解できない世界になりそうです。
★★
posted by あにあむ at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫

14歳とイラストレーター(2)


著者:むらさきゆきや
出版社:MF文庫
14歳とイラストレーター(2)

「もうこのまま描けなくなっちゃうんじゃないかと、泥沼に沈んだ気分になるんだ」ひょうひょうと生きているように見えるイラストレーター・京橋悠斗にもスランプはある。そんな悠斗のところに、悠斗が挿絵を描いているラノベの作者・小倉が「もうダメ」と遊びにきます。担当編集と合わず、いろいろ貯まっている模様。どこか「遠くへ行きたい」ということで、乃ノ香も連れ、3人で九州の温泉へ行くことに。ということで温泉回です。
乃ノ香の両親って、どんな教育方針なんでしょうね? 礼儀作法などがしっかりしているということからすると、かなり厳しいような気もするのですが、旅行あっさり許可出したりしていますからねえ。もともと「売り子」として大阪遠征もしているということですが、不思議ではあります。

悠斗の周りには美女(美少女)ばかりが集まってきているようです。1巻で出てきたナストキュウリ先生、はらみなどなど。どうやら登場人物すべてが、悠斗に好意を持っているようで、なんともうらやましい状況。乃ノ香も、少しずつ悠斗を意識するようになってきているように見えますし、恵まれた環境ですね。

今回温泉旅館では、お約束の混浴シーンがあります。それもラッキースケベではなく、ヒロインズの確信犯的行動。旅館のお風呂は「混浴」と小倉がそそのかし、乃ノ香も乗り気。実は、混浴でも水着着用だったと…男の性をからかわれた悠斗。その後「本当の混浴」ということで、家族風呂を小倉が予約。さすがに断固拒否した悠斗。結局男女別々に入ることになったのですが、悠斗が風呂に入ってすぐに小倉が全裸で乱入。さらに乃ノ香まで…なんとなく乃ノ香は、対抗心から入ってきたように感じますね。

3巻からもラブコメが楽しくなりそうです。

★★★
posted by あにあむ at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫

2017年05月15日

クソゲー・オンライン(仮) 3


著者:つちせ八十八
出版社:MF文庫
クソゲー・オンライン(仮) 3「このクソゲーが現実だと私だけが知っている」

バグにより「妊娠」してしまったアズラエル。ササラキは、アズラエルはVR世界とはいえ、好きでもない人の子供を産むのは嫌と思い、なんとかしようとする。でもアズラエルは、どうも「絶対嫌」というのでもないようで…そのあたりの機微にササラキが気がつければ、ここまでこじれていなかったんでしょうけどね。結局、さらなるバグにより、二人お子供は生まれてきます。それも10歳程度の娘として…さらにバグで、名前がとんでもないことになっており(考えるために、登録し削除したはずのものが、まったく削除されていなかった)ややこしいことになりますが、結局キサラという名前で落ち着きます。

天使のような(実際に天使の属性を持っている)キサラですが、なぜかこの仮想世界はゲームなどではない、現実なのだ!と強く主張しています。「キサラが生まれた世界はクソゲーなんかじゃないのです!みんな邪悪なる運営に騙されているのです!」…いや「運営」がある時点で現実じゃないんですけどね。もちろん、ゲーマーたちは、誰も信じませんが(どこにも信じる要素がない)、運営が邪悪という点には同意。「じゃあ運営VSプレイヤーのイベントを開催して盛り上げましょう」「悪魔だね僕たち」という流れで、運営Vsプレイヤーのイベントが勃発。果たして、AIと人間はわかりあうことができるのか?

キサラがいい子すぎて、切なくなります。冷静に考えたら、いきなり10歳程度の身体に生まれてきて、両親の見た目からすれば、自分は何歳の時の子供だ? という話になりますよね。それでも「この世界は現実」と言い張る彼女。その理由を考えると、すごく切ない。さらに、両親が望んで生まれてきた訳ではなく「間違いで」生まれてしまったと知ってしまい、でも二人のことは大好きで…

この世界はクソゲーなんかじゃない! と伝えてあげたいですね。しかし、アズラエルとササラキ。もうくっついてしまったほうがいいんじゃないかい?

★★★☆
posted by あにあむ at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫