2016年09月27日

アリアンロッド2E・リプレイ・フォーリナーズ オレたちが異世界トリップして、エリンで無双する?


著者:大畑顕/F.E.A.R.
出版社:ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・フォーリナーズ オレたちが異世界トリップして、エリンで無双する?

今回のGMはO畑さん。って今までF.E.A.R.名義のリプレイを書かれたことなかったんですね。ちょっと驚きました。まあベンネットなどO畑さんのキャラは、斜めの方向に突き抜けた面白さがありますから、プレイヤーとしてのほうが需要があったのかな?

今回は、ストレンジャーガイドの新クラスや新データを用いたリプレイになっています。4人のキャラが全員地球人という偏った設定。

ヒロイン・ラヴィニア(きくたけさん)は、エルーラン王国リベンジ伯爵令嬢。そう本来であれば、お嬢様。しかし中年サラリーマンだった記憶を持つ彼女は、権力を握るべく暗躍しており「毒と炎の悪役令嬢」と呼ばれるようになります。その努力が実るかと思われた時、ダイヤモンドプリンセスによってすべての計画が崩れ去ります。その上、島流し。でも彼女はくじけず開拓村しかない南の島で起死回生のチャンスをうかがいます。

仲間となったのは、魔剣に宿った魂・五十嵐鉄也(かわたなさん)、ポメ郎(濱田さん)、近未来からやってきたサイボーグサラリーマン・サイバーゼロ(社長)という地球からの転生者たち。鉄也は幼なじみの少女を花園へ連れて行くと約束した元ラガーマン(今となっては、双子の兄が連れて行っているんだろうけどってね)。それがシナリオの役にたったのかはわからない設定ではあります。

パーティが行ったのは、まずは水と食料の確保。そうその島では、水にすら苦労する生活をしていたのでした。ラヴィニアたちは転生前の知識も使い、少しずつ住みやすい島に変えていきます。最後に笑うのは悪役令嬢か? それとも…

O畑さんがGMされると、シナリオ全体に三下臭が漂うんですね。さらに美少女なはずなのに、そう思わせないキャラ。まあ今回声優さんプレイヤーも不在だし、仕方ないのかもしれませんがね。ラヴィニアがどれだけ頑張っても、所詮中の人はおっさん。そのギャップがねえ。

★★★
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2016年07月12日

艦隊これくしょん 艦これRPG リプレイ願いは海を越えて(1)


著者:明時士栄
出版社:富士見ドラゴンブック
艦隊これくしょん 艦これRPG リプレイ願いは海を越えて(1)

「艦これ」出演声優のブリドカットセーラ恵美・小松真奈やゲームデザイナーなどをプレイヤーにした艦これRPGのリプレイ。いろいろメディアミックスされている「艦これ」ですが、少し前からTRPGもあったのは見ていました。でも手がけているグループを見て、手を出すのをためらっていたのですが…ためらったままのほうがよかったかも。

プレイヤーに出演声優を入れたことで、ゲームがおもしろくなるかというとそうでもないんですよね。それ以上にシステムに自由度がなさ過ぎることがリプレイをダメにしているようです。

元々「艦これ」は、艦船を女体化するというファンタジーな設定のゲームです。プレイヤーは「提督」として、彼女たちを指揮し(戦場に出てしまうと、祈るしか出来ないのですが)敵と戦うというストーリーです。いいかえれば、すでにRPGなんですよね。PC(サーバー)がGMで、ユーザーは提督というキャラのプレイヤー。それをさらにTRPGにしようとしたため、いろんなところで無理が出ています。艦娘が海域を越えられないというフィールド設定も、無理矢理「見えない壁」がなどと表現してしまい、プレイヤーの自由度を奪うだけの設定になっています。他にも理由なき制約が多すぎて「こんだけ自由度がないなら、普通にブラウザゲームでいいや」というのが正直な感想。わざわざTRPGにする意味が見いだせない。どうせならTRPGでしか表現出来ない部分にスコープして欲しかった。

一番の問題は、GMが提督も兼ねていることかも。本来のユーザーがGMになってしまうことで、違和感が出ています。

元からあるゲームをTRPGにすると、たいてい面白くなくなります。過去にもそういったTRPGがありました。これも同じ仲間でしたね。

タグ: 地雷
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2016年07月01日

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たちリターンズ(4)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たちリターンズ(4)

ぞんざいズ、最終章。今回イスミーが戻ってきています。ということでPCがかなり増えていますねえ。あとソラも登場すればよかったのですが…

皇城領フェーゴで女帝の執務室に呼ばれたぞんざいズ。ところがそこには主の姿がなく、セラフィアが行方不明に。単純な誘拐などではなく、皇位継承にかかわる長年の陰謀があったり、疑似妖精郷の存在が絡まってきたりと、複雑怪奇な状況。まあいつものぞんざいズクオリティです。でも、こんな状況で正しい大団円を迎えることになるのでしょうか?
前シリーズを入れるとかなり長い間続いたぞんざいズの冒険。始めは駆け出しだったのが、いつの間にか英雄クラスに。その割に行動が変わっていないのは、ぞんざいズらしいですね。話を大きくしたため、結局拾えていない伏線が結構残っています。いろいろ投げっぱなしの部分もありますが、これらはもしかしたら将来「クラシック」として(って、水どうじゃないんだからーあっちは、再編集)新シリーズが展開するのでしょうか? 「一生ぞんざいズします」とか…

今回も秋田GMのうまいさばきで、面白い展開になっています。特に序盤−中盤への展開は非常に面白い。まさにTRPGといった感じになっています。ところが、ラストがちょっとなあ。ラスボスを「○○○」に例えたあたりから、一気に気が抜けてしまい、シリーズの大団円と思えない展開になっています。TRPGなので仕方がないといえばそれまでですが、ここはもう少しGMがコントロールしてもらいたかったですね。

やはりこれは、次シリーズ待ちでしょう。

★★★☆
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2016年06月13日

アリアンロッド2E・リプレイ・ストレンジャーズ


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・ストレンジャーズ 異世界で冒険者になろう

「アリアンロッド2E」改訂版。その最初のリプレイとして登場。なので、物語性よりも、新しいルールなどの紹介が主体となっています。
今回の改訂では「転生」という考えが実装されています。そう、最近流行の「転生者」を主人公にしたシナリオを組むことが出来るようになったということです。
今回は、現代地球からエリンへ転生させられたキャラが主人公。元の世界へ戻ることではなく、ほぼ同時に転生させられた友人を助けることに主眼を置いたシナリオになっています。まあ、GMがきくたけさんなので、当然ギャグになってますけどね。

今回「も」新たな声優さんがプレイヤーとして参加されています。F.E.A.R.には、いったいどれだけストックがあるんでしょうか? 今回のプレイヤーさんも、今までの方に負けず劣らず元気な方。さすがに「殺意さま」ほどのインパクトはありませんが、十分濃い方です。で当然ヒロインを演じている訳ですが、ヒロイン・菫は転位させられた直後に救済の女神の声を聞いています。「今、エリンに危機が迫っています。世界を救えるのはあなただけ…でやんす」………そっか、今回もあのキャラが出てくるんだ。でも中の人は、別キャラ演じているぞ? と思っていたら、最初と最後のキセル出演でした。そーいやベ○ットって、美少女キャラだったんですね。もう綺麗に忘れ去っていた。……

現代地球からの転位ということで、缶ビールなども登場しています。さらにスマホも存在しているという、一見すると現代が舞台のTRPGなのかな? と思われる部分もあります。でもまだこのあたり、今後改善の余地がありそうですね。あまり現代テクノロジーを持ち込み過ぎると、ファンタジーTRPGじゃなくなってしまいますからねえ。

それなりに面白かったのですが、そろそろピアニィたちのような長大キャンペーンを楽しみたいですねえ。1冊だと、キャラが動き出した頃に終わってしまって残念です。

★★★☆
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2016年05月28日

メタリックガーディアンRPGリプレイエグゼクス 黙示録の勇者、誕生!


著者:林啓太/F.E.A.R.
出版社:ドラゴンブック
メタリックガーディアンRPGリプレイエグゼクス 黙示録の勇者、誕生!

ロボットバトルRPGのブラッシュアップ版。新たな大戦「第三次世界大戦」が勃発した世界が舞台。そんな動乱とは縁遠い地方都市・命乃町に住む小学生・轟タイガ、神田結たいは、平和な日々をすごしていた。しかし二つの流星が落ちてきた時、日常は失われた。轟タイガは死に、そして戦士・勇者エクスタイガーとして覚醒する。

メタルガーディアンのゲームデザイナー自らが執筆・イラストを担当するリプレイとなっています。TVでのロボットアニメがベースになっているのかな? 全5話で構成されており、展開が非常に早いのが特徴となっています。闘いに巻き込まれて死に、ヒーローによって生命を分け与えられ、ヒーローになる。ウルトラマンの時代からのお約束を踏襲しています。

ロボット大戦に、タイガと結たち小学生の淡い恋模様も描かれており、それがしっかりリプレイに反映されているのはF.E.A.R.らしいですね。各プレイヤーによってPCに生命が吹き込まれているので、盛り上がります。

残念なのは、5話分を押し込めたこと。実際のプレイ時間も短かかったようですが、ストーリーを進めたいがため、一本道シナリオになっています。判定によって、シナリオに影響が出そうな部分がまったくない。さらに戦闘シーンは、ロボット大戦というジャンルが好きな人以外には盛り上がらないですね。ヒーローがピンチになる→さらに合体→必殺技で勝つという流れになっているのですが「なら最初からその形態で戦えよ」という疑問に応えるものはありませんでした。

またタイガが、ヒーローになることを受け入れることに対して逡巡がなさ過ぎたり(選択肢がなかったとはいえ)、短くしたことによる弊害がいろいろ…

せっかくリプレイなんだから、もう少し「運」や「プレイヤーの選択」が生かせるシナリオになっていたらよかったんですけどね。演出過多で楽しむことが出来ませんでした。

★☆
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2016年03月25日

アリアンロッド2E・リプレイ・アイテムマスターズ 刀鍛冶の用心棒


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・アイテムマスターズ 刀鍛冶の用心棒

『アリアンロッドRPG2Eアイテムガイド2』に登場する新クラス・ブラックスミスを始めとした、新データのチュートリアルリプレイ。データブックのおまけではなく、一冊完全にリプレイになっているので、TRPGをしない人でも楽しめます。

魔獣「ハンマーヴィルの獣」に、両親を殺された呪術剣士・リアル。仇をとるため、親友の鍛冶士・マテルの「神剣」作りに望を託します。さらにリアルの周りには、それぞれの理由で魔獣を仇にしている人が集まり、討伐パーティが結成されます。果たして、彼女たちは、魔獣を倒せるのか?

リアルは目の前で魔獣に両親を殺されています。そのほかのメンバーも、過去に魔獣と闘い、敗れた(死んだ)者、パーティ仲間全員が殺された者など、かなりハードな過去と恨みを持っています。なので、リプレイもハードボイルドになるのが普通なのでしょうが、そこはきくたけリプレイ。まったくもって想像できなかった展開になっていきます。アイテムガイド2の紹介という目的があるため、アイテムに注目する必要がある。でも、メイン武器は、そう簡単に変えないし、紹介できるアイテムにも限りがある。そこで、強力な武具がランダム入手できる「課金ガチャ」を準備。一回5000Gという価格に、本来の目的を忘れ、目先の金と欲望に奔走するパーティ。もうね、悲しい過去がどこかに逃げ出してしまっています。それでも、ネタに走りすぎている感もありますが、ありあまる面白さがすべてを忘れさせてくれます。

★★★☆
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2016年02月02日

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たちリターンズ(3)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たちリターンズ(3)

久しぶりのぞんざいズ。前巻から2年経過しています。前巻最後のセッションが完了しないままだったのですが、あまりにも時間が過ぎてしまっており、正直内容忘れておりました。特に説明もなく続きのセッションが始まるのは不親切ですねえ。おさらいして欲しかったな。

ぞんざいズの過去シリーズからの伏線回収もあります。なので、過去シリーズを思い出しながらでないと十分に楽しむことが出来ない…ただ幸いなのは、GMが秋田みやびさんということ。秋田GMのマスタリングは、無茶がないため、素直にストーリーを楽しむことが出来ます。かなり強くなってしまったぞんざいズたちの暴走も、うまく押さえ込み、それでいて、プレイヤーの自由を束縛していない。面白かった時代のSNEらしさが出ています。特にぞんざいズは、プレイヤーが確固たる信念を持ってロールプレイしているので、現実世界ではなく、RPGの世界を楽しむことができます。

でも次回は、もう少し早めに出版してもらいたいですね。

★★★
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2015年11月18日

ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(3)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(3)

シリーズ最終巻。消えたサーフィアを探し出すのが前半部分。後半はサーフィアにまつわる秘密の処理を行うという構成になっています。なので、後半はバトルシーンも入っています。

本来、ドラゴンに取り憑いて災厄を引き起こす存在のフォールンソウル。それがワニやイノシシ、はてはワカサギに取り憑いて、騒動を引き起こします。それを、カインガラの先生たちが一生懸命解決していきます。

ということで、壮大なストーリーとなっているのですが、それ故PCたちが関与できる範囲が非常に狭い。どうしてもGMが指示した通りに動くだけになっており、主体性が感じられないリプレイになっています。前巻でも感じたのですが、台詞の多い小説というイメージから逃れられなかったようですね。

PCたちが、本心から生徒のことを考えていることがよくわかり、そういった意味ではいいRPGなんですが、一本道になってしまっている(PCの裁量が少ない)のが最後まで残念でした。NPCが強すぎるってのもあるのかな?

★☆
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2015年11月05日

ダブルクロスThe 3rd Edition リプレイ 春日恭二の事件簿


著者:丹藤武敏/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロスThe 3rd Edition リプレイ 春日恭二の事件簿

ダブルクロスのやられ役(?)として人気のディアボロスこと春日恭二にスポットを当てたリプレイ。本来FHのエリートエージェントだったはずなのに、いつも任務に失敗するハメになるかわいそうな人。そんな彼が流れ着いたのは、初めて挫折を味わった街・東京近郊T市。そこで、新たな生活=住み込みのラーメン店員を手に入れ…って、無茶苦茶昭和のお話になっています。渋かったはずの春日が、気の良いラーメン店員として働いている…シュールな世界となっています。というか、本当にこれダブルクロスなの? という出だしですね。
そんなディアボロスを裏切り者として処理するため、墓守清正、アリサ・トツカ、鈴木和美が襲いかかります。ああ、ようやくダブルクロスらしくなってきた。もちろん三人の刺客にも、裏はあり…

なんだか、昭和の任侠伝を見ているような一話に続いて、二話ではいきなり春日恭二が殺される衝撃(笑劇?)の導入。ディアボロス仮面が現れたり、クローンな春日恭一がたくさん現れたり、春日恭一面犬が現れたり、シリアスなのかギャグなのかよくわからない展開になっています。

GMがたんとーさん、その斜め上に進むシナリオに、天さんスペックが加わり、もうどう進みたいのかまったくわからない。たぶんGMにも分かっていないのでは? という問題作です。でもラストはしっかりクライマックスしているのはさすがですね。

ネタ満載の当巻。今後どうなっていくのでしょうね。

★★★☆
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2015年09月24日

アリアンロッド2E・リプレイ・スキルマスターズ 七人の冒険者


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・スキルマスターズ 七人の冒険者

「アリアンロッドRPG2Eスキルガイド2」で追加された新種族・新クラスの紹介リプレイ。なので、一冊完結となっています。今回は、少しでも多くの種族やクラスを紹介するということで、PCが7名という大所帯リプレイになっています。さらに舞台となるのも特定地域や大陸ではなく「全世界」。転移魔法をうまく使って短期間で世界を巡るリプレイになっています。殺意様ネタなど、他シリーズネタもありますが、基本は独立したリプレイです。
主人公は、剣闘士の少年・クリエ。ひとたび力を振るえば世界を滅ぼすという邪悪な龍の目覚めが予言され、龍を討ち滅ぼす宿命の力を持つ七人の冒険者を集めるため、神の使いを名乗るジェントゥに導かれ、世界を回るというシナリオになっています。PCが7人ですが、全員ある意味正当派。そのため、人数の多さによる混乱もなくきれいにまとまっています。さらにゆーらさんときくたけさんの腹黒い会話が「謎」を深くして……久しぶりにF.E.A.R.リプレイの面白さを楽しむことができました。

まあ三下属性の妖精とか、突っ込み所は多いのですが、一番「をい」なのは、スイリンの妹でしょうね。F.E.A.R.リプレイでの妹は、病弱だったはずなのに、手が伸びるようになっていたとか、変なのが多いのですが、今回はもう……でもこれやったら「次」がないような……

エリンディル世界を回るということで、過去キャラの登場を期待していたのですが、それはなかったですね。でも結果的にはそれでよかったのかも。これ以上登場人物が増えていたら、収拾がつかなくなっていたでしょう。

F.E.A.R.健在!というリプレイでした。

★★★☆
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2015年09月01日

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ


著者:矢野俊策
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ

ファンタジアとファクトリー二つのリプレイシリーズのクロスオーバーリプレイ。本来であれば、前巻で終了する予定だったのが、思わず続いてしまったというもの。
前回、聖印を取り戻し、ブランシュが作り出した世界から脱出したニーナたち。元の世界に帰還したプロテアが見たのは、焼け落ちたメディニア城とニーナの亡骸… 一方カタリナたちは、打倒ブランシュの決意を固めるが、死んだはずの父王が目の前に現れ…

前巻の感想で「ここで打ち止め」と書いていましたが、ついつい購入してしまっていたようです。で、感想としては「買わなければよかった」というもの。このリプレイは、クリエイターたち(賀東招二、平坂読など)がプレイヤーとなっているのですが、身内のプライベートなパーティを文字にされているようで、どうも楽しくありません。市販リプレイというよりは、ファンブック向けリプレイといった感じ。たぶん、これがアリアンロッドなど私が慣れ親しんだシリーズだったら、感想が変わっていたのでしょうね。グランクレスト自体に馴染めなかったので、仕方がないのかも。

この作品を楽しむためには、グランクレストの世界観が理解できるというのが大前提だったようです。

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2015年05月27日

ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(2)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(2)

カインガラ分校につかの間の平和が戻りました。ところが、新米教師たちは、生徒から「肖像画が血の涙を流す」など学校の怪談を聞かされます。ほっておくわけにもいかないと、教師達は調査に乗り出すのですが、そこには? 裏では数百年前に滅んだはずの魔法王国の陰謀もあり……

この作品PCよりもNPCが目立っているような気がします。特にヒロインズ。なんどかどんどん影が薄くなっており「いてもいなくても同じじゃないか」状態。まあ、男性キャラもさほど存在感ないんですけどね。プレイヤーの力量ってのあるんだろうけど、それ以上にGMが繰り出すNPCの存在感が強すぎるっていうのが原因でしょうね。どう考えても、乙女力が一番高いのは、ユニコーンだし、NPCにはロリも、もふもふもたくさんいるし…

リプレイを読んでいるというより、台詞の多い小説を読んでいるといった感が強いですね。シナリオが一本道なためなのか、リプレイのまとめ方のせいなのかはわかりませんが…
このシリーズ、私には合わないようですね。

★☆
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2015年04月13日

アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(3) ファイナル・フォーチュン


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(3) ファイナル・フォーチュン

腹ペコリプレイ完結編!
前回、名もなき天使から「あなたのお父様は、まだ生きているから」と告げられたルーチェ。魔族ハゲンティの討伐を命令されます。瘴気の魔獣を無数に育て、世界を蹂躙せんとする魔族を看過することはできないんですが、その裏にはルーチェの父・ジョーカーの死や13年前の出来事に隠された真実があるようで…

今回は「浅利さんを泣かそう」という裏目標がGMと味里さんの間で交わされていたようですが、結局泣いたのは、味里さんだったような…

初心者リプレイということでしたが、GMがプレイヤーの発言・妄言・設定を拾って物語を組み上げすぎてしまったが故、当初のキャンペーン予定とは大きくズレが生じてしまったようです。特に今回の2話目、つまり最終回は、その直前のルーチェたちの行動によって、当初シナリオが完全に崩壊したようで、しかも日程上の都合でシナリオを充分に練り直す時間的余裕がなく、行き当たりばったりのアドリブになっているそうです。って言われなければわからないレベル(なのか、いつもがアドリブと変わらないというか)でした。
プレイヤーの妄言や設定を拾いまくった割には、キャンペーンとしてきれいにまとまっています。ルーチェの「腹ペコキャラ」など、キャラの設定もしっかりしており、面白い作品でした。今回一応彼らの物語は完了するようですが、しばらくしたら、後日談として新たな冒険が出てくるかも知れませんね。

そうそう、いつものように、ベネットが一瞬登場しております。

★★★★
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2014年12月19日

ソード・ワールド2.0リプレイ 戦慄のトリプルクラウン (上)


著者:北沢慶/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0リプレイ 戦慄のトリプルクラウン (上)

グループSNEのGMたち、北沢慶、田中公侍、藤澤さなえ、清松みゆき、川人忠明、ベーテ・有理・黒崎、秋田みやびが順番に「三題噺」という形でGMを行うリレーリプレイ。

参加するGMたちが事前にお題を書いたものを、前セッション終了時に2つを選択。それをもとに、シナリオを練って、当日セッション直前に最後の1枚を選択するという形で進んでいきます。さらに、前セッションの内容を踏まえたものにする必要もあります。またプレイヤーは、GMをしない6名のうち5名が対応。従い、パーティバランスが崩れてしまうこともあり得ます。
で、今回は、3人のリプレイが入っております。一番最初は北沢慶GM。「魔王」「ドラゴン」というラスボスを引当てしまい、大騒動。藤澤GMは「ぱんつ」に拘ったとんでもないシナリオ。それぞれのGM個性が出ております。

かなりGMの力量が問われるシステムになっていますが、それ故あまり面白くないGMも(誰とはいいませんが)下巻では、どのようなネタが登場するのでしょうか?

面白くなるといいな。

★★★☆
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2014年12月18日

グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記(3) 狼たちの栄光


著者:田中天
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記(3) 狼たちの栄光

軍事同盟「群狼」の結成から半年あまりが経過したが、ゼフォスとの戦いは継続中だった。ファルドリアを中心とした群狼諸国は、人的・物的交流を保護することで、国力を高めてきていました。そんな中、ゼフォス王バイバルスからの書状により、一気に最終局面に向かって動き出します。そう今回で最終巻となっています。

戦記ものの特徴として、ファルドリアサイドの歴史の見方になるのですが、ゼフォスなりの「正義」の意味も明確にされており、盛り上がる展開になっていました。特にシスの行動が、すごくかっこいいものだったのが、ストーリーを引き締めていましたね。

レグナムの成長も含め、リプレイとして、また戦記ものとして楽しむことが出来ました。天さんらしい(?)斜め上にいく展開はありませんでしたが、正当派のファンタジーTRPGを久しぶりに読むことができました。

このシリーズで、最後までなじめなかったのは、唯一ヴァーン。復讐の鬼という設定が強すぎて、他プレイヤーと融合しないままでした。未来を見据えた主人公たちと、過去に拘泥したヴァーン。光と闇というには、落差が激しすぎました。

★★☆
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2014年12月09日

ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(1)


著者:秋田みやび/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0 リプレイ 竜の学舎と守護者たち(1)

ドラゴンレイド リプレイシリーズ。秋田GMらしい作りとなっており、PCは「お人好し」だけど「劣等生」、幻獣たちも含めたいろんな種族が一緒に暮らしている島が舞台となっています。

主人公はカイン・ガラを追われたエルフのラーク。その理由が「発表した理論の存在が証明できず、まわりから後ろ指をさされる」という、なんかどこかで聞いたことのあるような理由。「xx細胞はあります!」の世界ですね。そんなラークを、とある学校の講師にならないかと、助けたのは指導教授。なんだろうな。他のキャラは、自称・ハイパーメディアクリエイターのナイトメア・ダニエル。天真爛漫お嬢様ヴァルキリー・イエッタ。なんかこちらも元ネタがありそうだな。

彼らが向かった学校がある島は、モンスターと人族が仲良く暮らしている場所でした。学校内に入るための基準が「穢れが1以下であること」というもの。なんか昔、同じような設定があったなあと。

今回は、学校の紹介や島独特の問題を紹介がてら解決していくというストーリー。従い、行動範囲も限られていますし、大きな戦闘などもありません。どちらかというと、戦闘よりもまったりとした会話を楽しむといった感があります。

さて、これから先盛り上がっていくのでしょうか? それとも…

★★☆
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2014年11月12日

アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(2) スプリット・セカンド


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(2) スプリット・セカンド

腹ペコリプレイ第二弾。
ルーチェたちがパリス同盟の北に位置するユーカリ王国で出会った神官・ディクシーは、「いい?あんたたちがやるべきことはひとつ。冒険者として名をあげ、一刻も早くあたしの手足にふさわしい人材になることよ」と私利私欲剥き出し。とはいえ、優しいところもあるようで……

今回も2話構成になっています。
一本目は、神殿に認められるために、小さなクエストを複数こなし、その獲得ポイントで競うというシナリオ。総数21本のクエストが準備されていますが、使われるのはその半分程度。クエストの中には、次につながる大切なクエストもあったのですが、主人公パーティは、そういうクエストをさけていきます。そのために、どのような影響が出るのか?
2本目は、ランダムダンジョン。こちらも不思議と、戦闘イベントを外し続けます。もともとヒロインの味里さんに時間制約があったため、ランダムダンジョンが取り入れられたようです。

今回は、浅見さんの本性が明かされるセッションで、プレイヤーとしての浅見さんと味里さんの距離が微妙に離れていく様が描かれています。どうもPCよりも、中の人のほうが目立ってしまい、シナリオに没頭出来ないのが残念。次巻では、もう少しPCにスポットがあたるといいですね。


★★
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2014年10月23日

アリアンロッド2E・リプレイ・サヴァイヴ!(2)戦乙女は闇を斬り裂く!


著者:田中信二/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・サヴァイヴ!(2)戦乙女は闇を斬り裂く!

サヴァイブの最終巻。Web上で0話セッションが公開されているので、もしかしたら番外編として出版されるかも。

7つの封印と呼ばれる魔獣討伐が目的で、前巻でうち2体を倒しています。今回は2話で5体を倒すという駆け足シナリオ。そのため、魔獣の印象が薄れてしまっているのが非常に残念。PC側も1巻で確立された各キャラの特徴があまり出ていなかったのも残念ですねえ。唯一ウェンディの殺意だけが残った感じ(まあプレイヤーが殺意様だから、ナチュラルに出ているのでしょうが) ジンも「チャラ男」であるが故、集落を追い出されたという設定だったはずなのに、その片鱗がないまま。墓穴庭師・ルシャナの墓穴も、どこぞの裏目軍師ほど酷くなく、ナッツの臆病さも引っ張ることなく(まあこれは、あまりやり過ぎると、話が進まなくなってしまいますが)どれも中途半端だったかなあ。。なんとなくですが、アリアンロッドの過去シリーズの「二番煎じ」にならないよう気を遣って(特にデスマーチかな? なんせGMがかわたなさん。ダイス目がデスマーチになりますからねえ)盛り上がれなかったように感じます。

長期シリーズにしないということが、足かせになって横道にそれる余裕がなくなり、どことなく一本道に感じられるようになってしまったのかも知れませんね。かなり期待していたシリーズだっただけに残念です。

★★☆
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2014年09月18日

オレの青春が灰と隣り合わせのままダンジョンで終わるはずがない アリアンロッド2E・リプレイ・オンライン


著者:鈴吹太郎/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
オレの青春が灰と隣り合わせのままダンジョンで終わるはずがない アリアンロッド2E・リプレイ・オンライン

長いタイトルだな。狙ったタイトルではあるんですが、やはり長いですねえ。かなりややこしい作りのリプレイとなっております。仮想のMMORPG「アリアンロッド」をプレイするPCをロールプレイするという形。ゲーム内でゲームを行っているということですね。
主人公は、会社員・稲垣(36歳独身)。彼の婚活に巻き込まれる形でゲームが展開していきます。ってどこまでが現実やねん。現実世界でも、ゲーム内でも侘しいシングルライフを送る稲垣が、出会いを求めてMMORPG「アリアンロッド」のβテストに参加します。その中では、美少女PCに囲まれるという幸運に恵まれます。しかも「関係者」ということで権限のあった「禁断のデバッグモード」発動! 無双状態でゲームを進めることに。しかし、そんなに人生甘くない。とんでもないことに巻き込まれるハメになり...

人生甘くない、ってのがテーマですかね。現実世界でシングルの主人公。MMORPG内では、美少女に囲まれてラッキーと思いきや、それぞれのキャラの「中の人」は、自分が担当する作家・きくたけ、旧知の殺意様・大竹みゆ、社長令嬢(リアル)と手を出せない、もしくは出したら別の世界が開ける人ばかり。しかし、それを知っているのは中の人の中の人のみ。ああややこしい。

TRPGとして考えた時は、あまりよい出来ではありません。ネタリプレイということになるのでしょうね。それでも、過剰にならない舞台裏感が楽しませてくれます。最近のラノベの流行に迎合しながらも独自色もしっかり残っており、いろいろ楽しませてもらえました。

さすがに続編を出すのは無理な設定ではありますが、このプレイヤーたちによる正調・アリアンロッドリプレイも読んでみたいですね。

★★★
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2014年09月08日

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー (下) 激突のバトルフィールド


著者:矢野俊策/重信康
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー (下) 激突のバトルフィールド

2シリーズがクロスオーバーするリプレイの2冊目。今回は、二つのパーティが共同で動くセッションもあります。
最初は、それぞれのパーティが相手より先に「聖女の遺跡」へ到達しようとして、ぶつかり合うのですが、その中で利害が一致するところは、共同で動くようになるという作りになっています。

一応、PC同士の恋模様もネタになっているのですが、どうもね。お互い軽いんですよね。さらに前巻同様プレイヤーの自由度が高すぎ、シナリオが意味を成していない(というか、プレイヤーの自作自演にしか見えない) クリエイターたちがプレイヤーということで、遠慮があるのか、それとも我が強いのか?

たぶん、収録現場は和気藹々笑いが絶えなかったんだろうな、と想像できますが、TRPGとして見た時にはどうなんだろう? このシリーズへの思い入れが少ないから、そう思うのかも知れませんが、PCの行動に納得度が少ないんですよね。その場のノリで豹変していまっていることありますし。続刊あるようですが、個人的にはここで打ち止め。

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2014年08月18日

グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記(2) 狼たちの戦旗


著者:田中天
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記(2) 狼たちの戦旗

王道リプレイの第二弾。若き王・レグナム・ヴォーティガンの成長記にもなっています。自分自身が持つ「夢」が希薄なため、王が持つ(出す)ことが出来る「戦旗」をだせなかったレグナムが、戦旗を持つ(出す)ようになるまでが描かれています。よくある「青臭い」感傷だけでは、国をまとめていくことは出来ないということが表現されています。

前巻でレグナムを支えていたPCのうち、アフラヴァーンが一度レグナムと袂を分かつことになります。ヴァーンによっては、復讐こそがすべてであり、その目的の前には自らの生命ですら屑のようなもの。
「ならば、それまでの運命よ。無様な死にぞこないが、惨めに死ぬだけだ。」
「死を恐れては何も出来ぬ。」
レグナムは、このような考えを「是」とすることを躊躇し、そのことが原因でヴァーンは「目的が違う」と彼の元を去って行きます。

元父の臣下だった騎士が敵であるゼフォス側につき、圧政を行っている。父が目指した国造り。そして自らが目指すべき国の姿。それを見失い、あがき、そしてある結論に達していく姿が描かれます。

ようやくグランクレストの世界観に慣れてきました。もう少し付き合っていけそうなシリーズです。

★★★
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2014年08月04日

アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(1)ファースト・ストライク


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ聖弾のルーチェ(1)ファースト・ストライク

サガシリーズが長大になったため、初心者が取っつきにくいということで、久しぶりの初心者向けリプレイとなっています。プレイヤーにも初心者が二人(一人は、本当に初心者かといいたい)入って、キャラメイクからGMの思考も交えて記載されているなど、入門用ですが、物語としてもきちんと成立しているところがF.E.A.R.らしいですね。

初心者その1は、声優さんの味里さん。腹ペコ神官戦士・ルーチェを演じます。もう一人は、浅見正義さん。TRPG初心者ということなのですが、データの読み込み方がすごい。最初から初心者とは言えないレベルです。こちらはルーチェの幼なじみの魔術師・ベルダーを演じています。

第0話は、この二人だけの小さな冒険。そこで二人にTRPGの基本を説明し、第1話からおーはたさんのアモーレ・カモーレが参加。第2話からはかわたなさんのサムライ・サジがパーティの盾として登場します。しかしおーはたさんのキャラメイクはさすがですねえ。いい加減に作ったキャラを10年使うことになった反省から、きっちり作り込むということでしたが、今回もらしいキャラになっております。「犯罪組織の生まれで、大切なものを紛失し、逃亡している」今回も「逃げて」います。そのうち、海岸でひからびるのかな?
シナリオは、単純なものになっています。それよりもルーチェの腹ペコキャラや、本来パーティを支えるはずのベテラン二人のロールプレイを楽しむことが主眼になっています。
キャラが馴染んできたら、ストーリーが動き出すのかも知れませんね。サガシリーズも1冊目は、殺意様のキャラも定まっておらず、ストーリーはあまり動いていなかったように記憶していますし、同じように広がっていくことを期待しております。

★★★
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2014年07月17日

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー (上) 決戦のプレリュード


著者:矢野俊策/重信康
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー (上) 決戦のプレリュード

グランクレストの2シリーズがクロスオーバーするリプレイ。「プレリュード」というサブタイトルからもわかるように、前哨戦になっており、盛り上がりはありません。って本当にそうなのかな? このシリーズそのものの立ち位置的に盛り上がらないのではないのか? そう思ってしまうところがあります。

どちらもプレイヤーは、作家やイラストレーターなどのクリエイターとなっています。そのためか、マスタリングの特徴なのか、GMのシナリオより、プレイヤーの声のほうが重要視されている感があります。プレイヤーの行動を縛り付けるのもよくありませんが、両シリーズとも、プレイヤーを自由にしすぎて、シナリオが明確になっていないように感じてしまいます。それが、ストーリーの重厚さを損なう要因になり、全体としてわかりにくい流れになってしまっているのでは?

後半パーティでの、潜入調査も「枕事」という単語に引きずり回され、スリルも笑いも消えてしまっています。「お約束による笑い」というのも確かにありますが、それを求めるのであれば、もっと長くシリーズを続けて「xxなら仕方がない」という空気を作り出してからでないと...

盛り上がりという点では、次巻以降を期待するしかないのかな?

★★
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2014年07月07日

アリアンロッド2E・リプレイ・サヴァイヴ! (1)戦乙女は荒野を駆ける!


著者:田中信二/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・サヴァイヴ!(1)戦乙女は荒野を駆ける!

アリアンロッド2Eの新シリーズ「サヴァイブ」
舞台は、南方大陸マジェラニカ。大自然の中を巨大魔獣が闊歩しているような大陸です(アフリカ大陸のイメージなのかな? 魔獣を野生動物に置き換えるとしっくりくるかも)
ヒロインは、そんな大陸に住むヴァルキリーの少女ウェンディ。祭りの夜に、謎の魔獣たちに呪われ、彼女以外の時が止まってしまいます。彼女自身の呪いの一部を受け、身体の成長が止まってしまい、外見は10歳程度のまま。この呪いを解くために、ウェンディは、ネフィリム(巨人族)・ジン、エクスマキナ・マッツロッカー、宮廷庭師・ルシャナととともに7体の巨大魔獣を倒すべく冒険を始めます。

ということで、キャンペーンの目的が明白な新シリーズ。プレイヤーは、ウェンディを殺意様が担当。その見た目とは裏腹に殺意の高さはさすが大竹クオリティ。チャラ男で「いい加減成人しろ」と週略を追い出されたジンは。林啓太さん。妙に臆病だけれど、身体は異常に硬いナッツは社長。名門出身ながら、墓穴を掘りまくる庭師・ルシャナはゆーらさん。もう殺意様がプレイヤーというだけで、方向性が明白ですね。ルシャナは、どこぞの「裏目軍師」を彷彿とさせます。

2話構成になっていますが、1話からぶっ飛んだ設定です。シナリオ自体は「集落まで護衛する」というシンプルなものなんですが、その集落は、特殊な猟をする村でして、半年に一度の猟の獲物は、巨大な黒き流線型の魔獣... ちなみに集落の名所はカトゥーラ。嫌な予感しかありません。ちなみに、本筋とは関係なく流されるはずだった移動シーンが、墓穴庭師のせいで、パーティの危機を招いております。

2話も大概な設定となっており、かわたなさんの出目のよさもありDead or Alive? な進行になっています。もっとも殺意様は「オラ、わくわくしてきたぞ」状態で「お前をぶち殺す!!」と叫んでおります。ピアニィ様の時は、いちおう「隠そう」としていた殺意(ダダ漏れだったという実績は別にして)が、今回はまったく隠されておりません。

キャンペーン目標が明確になっているので、短期型なのかも知れませんが、このパーティ。セッションを重ねる毎に面白くなりそうなので、長く続けて欲しいですね。

★★★☆
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2014年06月24日

グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記 狼たちの初陣


著者:田中天
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記 狼たちの初陣

グランクレストの初心者向けリプレイ。王道設定のTRPGのリプレイということで、内容も王道となっています。F.E.A.R.で見せる斜め上に突き進むリプレイではなく、初期のTRPGのノリに近いですね。プレイヤーもSNE方式=匿名となっており、キャラに感情移入しやすい造りになっています。

主人公は、双剣の狼ことレグナム・ヴォーティガン。ファルドリア国の王子なんですが、第一話でいきなり敵国に王都を攻め落とされ、王である父を目の前で殺されます。その後のレグナムの成長がメインエピソード。二話で祖国を取り返し、三話で防衛する。殺すのが趣味のような敵も出てきますが、基本どのロードも、自らの信念に基づいて行動しており、王道な英雄譚になっています。

レグナムを支えるPCは
・幼なじみで彼を支える女騎士シス(ロード/アーチャー)
・軍師役の魔法師アン(メイジ/プロフェット)
・復讐に生きる邪紋使いアフラヴァーン(アーティスト/アンデッド)
の3名。それぞれがシブい役回りとなっています。

これから歴史を作っていく英雄達の物語。些細なことで、揺れていた決心が、まわりの助けにより、少しずつ強くなっていく様が描かれていきます。

無駄に壮大なリプレイも面白いですが、こういう王道ファンタジーもいいですね。しばらく楽しめそうなシリーズです。

★★★
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2014年06月04日

グランクレスト・リプレイ ライブ・ファクトリー ニートな君主の竜退治


著者:重信康
出版社:富士見ドラゴンブック
グランクレスト・リプレイ ライブ・ファクトリー ニートな君主の竜退治

グランクレストは、始めて読むTRPGです。少し前の企画リプレイで出てきたので、どんなものかと読んでみることに... どうやらこちらも「ファンタジア文庫」Vs「MF文庫J」という構成になっているようで、これはMF文庫Jサイド。先にファンタジア文庫サイドのものが出ているようです。

プレイヤーは、平坂読、志瑞祐、さがら総、硯―の4人。ファンタジア文庫に対抗するということで、MF文庫の特性を生かし、PCは全員美少女。あれ? リプレイで全員女性って案外珍しいのかな?

ヒロインは、ニーナ。元々は志高いロードだったのに、あることがきっかけで、君主の証である「聖印なんていらない」と考えるようになった不思議な少女。「ニートなロード」で「ニード」。竜の脅威にさらされた国に立ち寄った時、目の前でその国の君主が倒され、聖印を託されることに...「ふぇぇぇえぇ、聖印がまた増えちゃったよー」 状況に流される主体性のない寛恕は、仲間達と竜退治をするハメになります。果たして彼女は成長できるのか?

それ以外のPCは、メイジなメイドのスティアリーフ。志が高かった時代のニーナに助けられたことがあり、彼女を尊敬しています。アーティストの傭兵・インク。異界から召喚した銃を扱う寡黙な美少女です。最後に変化が出来るアーティスト・プロテア。愛と放浪に生きる自由人とのことですが、専門知識:枕事を習得しており、両刀使い。可愛いものに目がなく、そのテクニックで天国へ... レーベル的に大丈夫でしょうか?

一応リプレイの形式をとっていますが、リプレイというよりは小説のプロットを共同で作り上げているような感じですね。リプレイとして評価すると、かなり低いものになりますが、小説として評価するとそこそこ面白いといったところです。これはファンタジア文庫サイドも読まないと、意味がわからなくなりそうですね。どうしたものか。

★★☆
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2014年05月29日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(3)1秒でも長くキミといよう


著者:中村やにお/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(3) 1秒でも長くキミといよう

メビウスシリーズの最終巻。
前巻ラストで、秋雨が見事に裏切ったため、今回は大幅にシナリオ変更があるのかと思っていたのですが、なんか予定調和に終わってしまった感があり残念。F.E.A.R.のリプレイは、舞台裏を見せることがウリになっていますが、これは見せないほうがよかったんじゃないですかねえ。プレイヤーとGMが事前に打ち合わせを行うシーンを公開されてしまうと、リプレイが出来レースになってしまう。それならプレイヤーじゃなくサブマスとして参加していたほうがしっくりきます。

エピソード自体は、面白かったと思います。秋雨が助けようとした時雨。その結末にしても、TRPGらしいものでした。その後の秋雨の変わり方は、少々違和感ありますが...

シナリオテーマや、ダブルクロスというゲームの特性を考えると、シリアスに暗い方向へ行きそうなものですが、そこはNPC(三馬鹿 珠樹、伊武、宇津木など)が、うまく緩衝材になり、適度な潤いをもたらしていました。

と、比較的良好なシリーズだったのですが、最後までなじめなかったのが、紅を演じていた、有世さんのロールプレイ。キャラに感情移入するのは、いいことだと思いますし、自分らしさを出すという点は成功していたのかも知れません。が、その異常なテンションは、正直「うざい」といいたいもので、極端な感情の触れ幅は、ストーリーの流れをぶった切っていたように思います。もしかしたら、リプレイの書き方が要因なのかも知れませんが、疲れたというのが本音ですね。冒頭に出てくるやりとりも、結局なにをいいたいのか理解不明。その場にいた人は面白かったのかも知れませんが、文章にされても「?」でした。

そういう意味で若干残念なシリーズでしたね。

★☆
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2014年05月20日

アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(4) シェフィルと白銀の祈り


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(4) シェフィルと白銀の祈り

ヴァイスとシュヴァルツシリーズの最終巻。ヴァイス最終巻読んでから、しばらく積ん読していたので、ストーリーを忘れかけていました。さらに、途中で発売されていたらしいファンブックでのセッションで、重要なキャラに大きな動きがあったようで、余計「?」となりました。一応本編で、ファンブックセッションについて少しだけ触れられていますが、文庫だけ読んでいる人間には不親切ですね。F.E.A.R.のリプレイでよくありますが、ここまであからさまなのは珍しいような。うーむ、最近のきくたけさんGMの作品は、内輪受けが多すぎるような気がする。

最終巻ということもあり、ヴァイス側のPCであるプリミラとキュリアも参加しています。6人パーティになっているので、3人ずつ別行動というパターンがとれるようになり、バリエーションが増えています。このあたりはさすがですね。ただ、この二つのパーティ、初めての邂逅時、大惨事になっているのですが、そのあたりのぎくしゃくした雰囲気が少し残っているのが残念。

今回は、伏線回収が主目的となっているため、シナリオは一本道です。今までの設定による足かせが多いこともあり、盛り上がりに欠けていたという感も否めないですね。予定されていた結末に向けて、淡々と処理されているという感じがします。

とはいえ、これで白と黒の物語も終了。薔薇の巫女に関する物語とすると、かなり長いものになりましたね。(間、ずっと空いていますが)

昨年末からシリーズ完結が続いております。新しいシリーズも、楽しい作品になることを信じております。

★★☆
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2014年05月01日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(3)この宙に誓って


著者:加納正顕/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(3)この宙に誓って

フェイドが、宇宙からの侵略者「ピルグリム」であり、127年後に地球に巨大隕石を落とし、侵略することが使命だったことが前巻で判明し、神戸第三支部やUGNはどのように対応するのか? コスモスシリーズの最終巻。

新しいダブルクロスのスタンダードを示すはずだったリプレイ。それが、ロボット支部長やオコジョのマスコットに入る知性体・フェイドなどによって、あらぬ方向に突っ走りだしたこのシリーズも今回で完結です。

前巻では、たっつんに「春」が来るところでしたが、オーヴァードとしての自負が、その春を逃がすことになっていました。今回は、それで命拾いしたそよぐが、ヒロインの座一直線という感じですね。

メインエピソードは、フェイドによる地球侵略。彼(?)が記憶を失っていなかったら、もう地球は滅びていたのかも知れません。記憶を失ったことで、また今春そよぐたちと邂逅したことで、本来彼らが持っていなかった「友情」「愛情」といった感情を理解するようになり、使命を実行することに迷いが生じてきました。神戸第三支部は、フェイドが感情を理解していくのに最適の環境だったようです。青春まっただ中のたっつんとそよぐ。そよぐは、オーヴァードとして目覚めて間もないこともあり、普通の女の子としての感情を失っていません。この二人を見ているだけでは、理解が難しかったかも知れませんが、そこにロボット支部長・ユピテルの説明が入ることで、フェイドは順調に感情を理解していったようです。

この作品のよさは、メインシナリオ以外のお遊びシーンが適量含まれていること。UGN支部長会議は、話の流れ上必然ですが、それぞれの支部長の特徴をうまく生かしたシーン展開になっていますし、会議終了後、ユピテルとひかるが「お肌の維持は大変」という「なぜ、君たちが?」という会話を挟んできます。ベテランプレイヤーとGMのお遊びですね。
少し残念なのは、ラストの盛り上がりが弱いこと。エンディングフェーズ前のやりとりを文章にしてしまったため、意外性が消えてしまいました。エンディングフェーズとはいえ、もう少しそよぐたちの葛藤を入れて欲しかったな。

この4名によるリプレイの続編が出ることを期待しております。

★★★☆
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2014年04月25日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(2) 風のラブソング


著者:加納正顕/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(2) 風のラブソング

ダブルクロス・コスモスの2巻目。
UGN神戸第三支部のエース・海藤辰馬や、イリーガル・今春そよぐは青春まっただ中。辰馬は、彼らの同級生・五十嵐未来からデートに誘われます。そんな青春ラブコメの予感が漂う頃、謎の組織・ゼノスがフェイドに接触を図り、宇宙からの侵略者・ピルグリムの襲撃を受けます。世界を震撼させる危機からそよぐたちは「日常」を守れるのか?

PCたちが、その年齢ならそう動くだろうという動きをしているので、臨場感のあるリプレイになっています。たっつんと呼ばれることに抵抗する辰馬。彼の出自を考えると「強くありたい」という気持ちが勝るんでしょうね。
そよぐも、親友・未来の恋を応援したいという気持ちと、戦友という以上の感情を抱きかけているたっつんへの想いが交錯して、もやもやした気持ちをもてあましています。フェイドは、異星人らしく、少しずつ人間の機微を覚えていく姿が明確に描かれています。

これだけプレイヤーがロールプレイしてくれたら、楽しいセッションになるでしょうね。ゲーム上「不利」になるとわかっていても「このキャラはこう行動する」というのがブレていないので、面白さが倍増しています。

そよぐのオーヴァードとしての成長、ヘタレたっつんに青春はくるのか? などまだまだ楽しめそうな要素はたくさんありそうです。そんな中、少しずつフェイドが自らの目的を思い出してきているのが、どのように転がっていくのか?(このロールプレイもすごいですよね。知っていることを知らないとロールプレイするだけでなく、状況に合わせて、少しずつ違和感なく思い出していくなんて) ダブルクロスは「裏切り」がテーマになることが多いリプレイですが、出来ればこのままの雰囲気で終わって欲しいですね。

★★★☆
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2014年04月21日

アリアンロッド2E・リプレイ・オーバーキル ピアニィの不思議なオルゴール


著者:大竹みゆ/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・オーバーキル ピアニィの不思議なオルゴール

殺意様こと大竹みゆさんがGMを務めるセッションリプレイ。プレイヤーとしては、ベテランの域に達した殺意様ですが、リプレイライターとしては初。果たして?

プレイヤーは、きくたけさん、社長、はにゃあ藤井さんに緑谷さんという歴代GMたち。リプレイの趣旨は、殺意様がGMたちに日頃の恩返しならぬお礼参りをしようというもの。もう、到るところに殺意が散りばめられています。導入は、みゆさんがリプレイで演じたキャラクターたちが「恥ずかしいものをなくした」と各PCに泣きつくという流れ。ピアニィは簡単にこれない状況なので、代わりにヤンヤンが依頼に訪れます。

初心者GMということもあり、シナリオは単純なものとなっていますが、ダンジョンは手助けをしてもらったということもあり、一筋縄では攻略出来ません。ファンタジー...ではなくファンシーなエネミーたちなのに、殺意は満タン。かなりシビアな戦闘バランスとなっています。まあ気心知れたメンバーであり、みなベテランプレイヤーなので、かろうじてバランスがとれているといったところでしょうか?

正直に言います。この作品を単体のリプレイとして評価したら、駄作です。でもアリアンロッド・サガのファンブックとして捉えると、自らのキャラ特性をうまく生かしたおもしろいリプレイです。ドラン型ドラム缶などのネタも散りばめられており、ピアニィ達らしく、複雑な陰謀もなく純粋に楽しめるという点も高評価。

さすがにこのネタでもう一冊は辛いだろうけど、こういったスピンアウト外伝というのもいいですね。

★★★☆
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2014年03月19日

アリアンロッド×アルシャード コラボ・リプレイ アルディオン・ナイトメア


著者:鈴吹太郎/菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド×アルシャード コラボ・リプレイ アルディオン・ナイトメア

F.E.A.R.20周年記念コラボの富士見ドラゴンブック版。こちらはアリアンロッドの世界に、レーベルの壁を越えて、ナイトウィザードの柊蓮司、ビーストバインドのレヴィヤたん、トーキョーN◎VAのカーロス、アルシャードのシェルリィが召喚されて世界を救う!
ファミ通版に出てきたPCは、すべて馴染みがあったのですが、こちらでは下る男・柊と青の導師・シェルリィ以外の二人はまったく知らない。そもそもリプレイ自体読んだことがない(もしくは存在も知らない)。そんな状況だったので、ファミ通版のように楽しめるか不安だったのですが...いいほうに裏切られました。元キャラを知らなくても、充分に楽しめるリプレイになっていました。

お祭り企画でもあり、特殊ルールでのリプレイなので、いつも以上にご都合主義がありますが、そこはそれプレイヤーたちの百戦錬磨な会話術で、楽しませてくれます。色気のないパーティ(いや、PCは2人女性ですが)にも関わらず、もう一方のパーティに負けず劣らず明るい雰囲気になっています。

シナリオ自体は、ファミ通版同様シンプルなものになっており、奈落によってアルディオンに様々な「悪」が引き込まれてしまったため、因果律が崩壊。すでに死んでいるはずの人が「生きている」かのように甦ったり、街が荒廃シテシマッタリ...それをPCたちが救うというもの。一本道シナリオですが、要所要所で、各リプレイの因縁の敵や、PCがNPCとして登場しています。メタメタ軍師も存在。というか、彼がいなかったらプレイヤーに情報を渡せなかったのでは?

さらに、レヴィヤたんは、他PCを「リプレイ本」で知っているというメタな設定。もう何が現実なのやらな状況に陥れます。レヴィヤたんは、GM殺しだけでなくPCからも重要な情報を引き出しております。そうついに柊が、あの人への想いを激白! うん、こんなセリフTRPGとはいえ、矢野さんじゃないと言えないよ。

区切りのお祭りとして、楽しい企画でした。

★★★
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2014年01月30日

アリアンロッド・サガ・リプレイ(12)悠久のラストクィーン


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ(12)悠久のラストクィーン

終わった〜。アリアンロッド・サガの最終巻。派生シリーズなどを入れて、50冊超5年半ですか...ちょうどいいくらいの長さかな。

アルディオン大陸をつなぎ止めるため、氷に閉ざされたまま祈りを捧げるピアニィ。旧エストネル王国で、偉大なるヒースが大地に根付き、ピアニィが解き放たれるところからスタート。仲間(忘れていたけど、ギルド名・アブソリュート)と、最後の決戦に赴きます。そこに、ナーシアとアキナが応援に駆けつけ、前半は6名パーティでの冒険となっています。

すでに、ダイスがどうしたというレベルではなくなっている、ピアニィたち。なので、どちらかというと、ストーリー重視で進んでいきます。(裏では、かなり時間がかかっていたようですが) 一見すると、一本道シナリオのようですが、ピアニィたちの選択によって、大きく物語の方向性が変わるシナリオになっています。今までのセッションの中で、キャラクターがはっきり一本立ちしているが故できるシナリオでしょう。

ピアニィたちによるフェリタニア建国でスタートした物語は、反フェリタニアだった人々も巻き込み、さらには過去も巻き込み、一つの「戦記」として完結を迎えております。もちろん、一つの時代が終わっても、歴史は続いていきますし、ピアニィたちにも物語の続きはあります。リプレイの趣旨からすれば、それを紡いでいくのは、読者なのでしょう。
ピアニィとアルの恋の行方は、どうなるのでしょう? アキナにも青春は訪れるのか? いろいろ知りたいことがありますが、それも自らが想像していけばいいのかな。

そうそう、前シリーズから続けて登場のベネット。その言動から忘れそうになりますが、伝説クラスの英雄なんですよね。大陸を超えて活躍していることから、どの登場人物よりも権力者への影響が強いのではないでしょうか? 射撃の腕前もすごいものですしね。さらに忘れがちですが、本来犬耳の美少女だったはず! いろんな意味でヒロインになれる存在だったのに...でも、これからもベネットは、どこかの海岸でひからびているんでしょう。

大きなシリーズのラストにふさわしいエピソードでした。

★★★★☆
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2014年01月15日

アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(10) 伸るか反るかの大バクチ! !


アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(10) 伸るか反るかの大バクチ! !
著者:田中信二/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック

3ヶ月連続最終巻の2冊目。デスマーチも10巻で完結です。スタートした時は、無茶ぶりのための「色物」シリーズと思っていたのですが、ピアニィ正史に大きな影響を与える、メインシリーズの一つになりました。

「邪神の御子」の世界滅亡計画により、アルディオン大陸はもとより、全人類に破滅の危機が迫り、大陸の国家は、魔族・妖魔軍との決戦のために、連合します。その裏では、バルムンク最大の作戦が進み、救世主・アベルの野望が近づいています。死んだはずのグリンダの目撃情報まで現れ、混乱していきます。エンジェルファイヤーは、陰謀を砕くことができるのか?
というのが、メインエピソード。

主役であるアキナは、まっすぐな性格。自らの信念に向かって一直線な少女ですが、その一途さに人類の未来をかけるといった雰囲気になっていますね。エンジェルファイアーのメンバー=PC全員が一途というのも特徴の一つ。どこか抜けているドランにしても、裏目軍師・マルセルにしても、理想のために一途に突っ走っています。ギィについても、なぜ眼帯をしているのか? が明らかになり、実はすごくピュアな行動パターンだったということも明かされます。そういう前向きなパーティであるが故、無茶ぶりをされても、めげずにここまでこれたのでしょうね。

今回は、ラストエピソードということもあり、過去に登場したNPCたちが多数登場します。GMのクリティカル率に驚かされ、マルセルの裏目り方に笑い(今回は、シリーズ・キャラを超え、中の人レベルで裏めった)ドランにほっこりさせてもらい...特に「仲間の力」を強く感じさせてくれたシリーズでした。

あと一冊でアリアンロッドサガも完了なんですね。なんか人外の闘いになっている無印。果たしてどのように決着していくのでしょうか?

★★★★☆
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2014年01月07日

アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(5) 決戦☆クライマックス


著者:藤井忍/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(5) 決戦☆クライマックス

ゲッタウェイも最終巻。アリアンロッド・サガ全体の終焉に向けて、物語が急展開しております。いろんなシリーズが混在して、すでにクロスオーバーという言葉が、生やさしく感じるくらい、各シリーズが有機的に結合しています。さらに、プレイヤーが複数キャラを受け持っている(シリーズ単体という訳ではない)ため、もうなにがなんだか...

ゲッタウェイは、リージュを中心として、小さな冒険を繰り返すシリーズかと思っていたのですが、最終的にはアリアンロッド・サガ全体の流れを左右するほどのシリーズになりましたね。

研究所で「造られた」という過去を持つリージュ。それ故「人の心」をどこかに置き忘れていた少女。それがいろんな人と触れあううちに「愛」を知るようになりました。

ヒルダは「復讐」というネガティブな目的しかなかった人生から、領主として人々を護るというところまで急成長。

ぐうたら人生を歩むはずだったギデオンも、彼自身の目的が明確なり、完全にとばっちりを受けたとしか思えないチコも、世界を護るという強い意志を持つようになりました。

わずか5巻というセッションの中で、着実に成長していったキャラクターたち。キャンペーンシナリオの醍醐味ですね。

最後に藤井GMから菊池GMへ無茶ぶりがありました。あと一冊。大きく枝分かれしていったアリアンロッド・サガは、どのような花を咲かせるのでしょうか?

★★★★
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2013年12月10日

アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(3) シェフィルと深紅の記憶


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(3) シェフィルと深紅の記憶

シュヴァルツも3巻目。ヴァイスと絡み合いながらストーリーが進行しているので、ところどころネタバレになってしまいます。時系列を明確にして、その通りに読まないといけないんですね...

シェフィルは、呪いを解除すべく「薔薇の武具」を探す旅の途中、刻印を持つ者が、少なくとも4人存在していることが露見。武具を集めても、全員が助かることはないと知ってしまう。自らだけが生き残ることを是としない彼女は、根本的な解決方法を探して、ゾハール教団の調査を行う。そこに隠されていたのは...

とあらすじを書くと、真面目なファンタジーのように見えますが、実際は大惨事の連続。真面目なはずのストーリーがコメディになっています。今回も、本来であればGMから情報を提供するだけのシーンだったはずが、PCたちの暴走により、PCがズタボロになる大惨事に。しかもちょっとした情報を提供するだけだったはずのNPCが妙に重要キャラになったり...

シェフィルたちの行動は、ゾハール教団にとっては、脅威そのものでしょうね。なんだか敵に同情したくなります。ついでにGMにも...なんでもないシーンが大惨事なり、その割に的確な読みで、複数シーンをスキップせざるおえなくなったり、GM泣かせなプレイヤーたち。正直、GMのスキルが高くないと、御しきれないでしょうね。まあこのシリーズの場合、GMスキルが高いというか、斜め上に突き抜けているので、さらに大惨事を招く結果になるのですが...

ダイス目も、どこまで行っても平均値な人。クリティカルとファンブルを行き来する、派手な人が混じり合い、さらに混沌をきわめて行きます。

後半は、まるで最終回のような盛り上がり方をするのですが、物語はまだ続くようですね。さて次はシュヴァルツとヴァイス、どちらを読めばいいのでしょう?

★★★☆
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2013年10月23日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(2) 微笑むキミに会いたい


著者:中村やにお/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(2) 微笑むキミに会いたい

裏切り者・UGN刻ヶ峰支部支部長、尾噛筐一郎が仕組んだループは終わったのに、新たなループが発生する。ループを引き起こす林檎の持ち主は、紅たちのクラスメイトである、伊武麻衣子。愛する人を失いたくないという気持ちと、ループを止めることとの二律背反に苦しむプレイヤー。さらに、新たな「裏切り」もあり...

ダブルクロスらしく、それぞれの思惑が交錯して、複雑な人間関係となっています。特に佐藤有世さんのキャラ・紅が、まっすぐなプレイスタイルで、キャラだけでなく、プレイヤーも本気で涙を流すというロールプレイ。ここまで、キャラに感情移入されるプレイヤーというのは、貴重ですよね。さらに天さん・墓守が、GMから渡されたメモを見て、壊れていく様も面白い。あづささん・アンゼリカは、抱え込んだ悩みを頑なになりすぎるわけでもなく、それでいて周りを拒絶するというすばらしいロールプレイをされています。さらにNPCであるはずのネズミの存在感もどんどん増してきて...キャラが抱える葛藤を、仲間が解決していくというわかりやすいリプレイになっています。

少々残念だったのは、有世さんが感情移入のあまり、涙を流しながら演じている時に、まわりが「冷めた目」というか、そういう有世さんを「笑う」ような表現があったこと。実際のセッション時は、必然の流れがあったのでしょうが、そこまで文字に起こしてしまうと、逆効果。まるで「真剣」なことを軽視する最近の風潮そのものに見えてきます。

次回で完結するようですね。林檎を使ったループは、いくらでも伸ばせそうですが、3巻くらいでまとめるほうが、間延びしないでよさそうです。

★★★
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2013年10月01日

ソード・ワールド2.0イラストレーターリプレイ ガレリア×ダンジョンズ


著者:藤澤さなえ/グループSNE/ベーテ・有理・黒崎
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0イラストレーターリプレイ ガレリア×ダンジョンズ

ソードワールドの挿絵を描いておられるイラストレーターを集めて行われたセッションを収録。二話構成で、一話目を藤澤さなえさん、二話目をベーテさんがGMを務めるという形になっています。

・アンティーク・ハンター
 藤澤GMによるセッション。例によって、剣と魔法の世界をなめています。最初は恐る恐るだっと思うのですが、この頃は堂々と、ファンタジーと相容れない世界観のリプレイを量産中。今回もその通り。ファクスだのメールだの回転寿司だの...これが平気で笑い飛ばせるならば、大丈夫。私はやはりダメですねえ。現代テクノロジーをリプレイにぶち込みたいのであれば、別システムで現代もしくは近未来を舞台にしたRPGにして欲しい。昔のSWの世界が穢されるようで...
 バランスミスは、もういい加減にしようよ。初心者をウリにしている間は「笑い」に変えられるけど、なんだかなあ。

・Oxes, Axes, and Labyrinth
 もうタイトルからしてまるわかりの、ベーテGM作品。「from USA」では、いい印象を受けなかったのですが(日米の文化差が誇張されている点。日本の娯楽作品かつファンタジーで、現代日米の文化差を論じられても)今回は、その独特の感覚がいい具合に笑いにつながっていました。もともと蛮族好きで、エッセンではアックスを購入するような人ですし、ファンタジーに対する思い入れは、日本人以上にしっかりしているのかも。
 さらにイラストレーターセッションということで、セッション内でラフ絵が必要なギミックを取り入れ、それを公開するという暴挙(笑)に出たことは、このセッションの特異性を最大限に生かしたお遊びですね。イラストレーターさんにとっては地獄かもしれないけど...(ついでに巻き込まれた藤澤さんにとっても)
「しゃべる牛」は少々やり過ぎ感がありますが、全体にバランスがとれていたのではないかな?


やっぱり、グループSNEは「記名式TRPG」が苦手ですねえ。各イラストレーターさんの特性が生かせていない。二話のラフ画と初心者プレイヤーの台詞くらい。せっかく記名式でプレイヤーを明かしたセッションを行うのであれば、もう少しやりようがあったと思うのですが。ベーテGM作品が、その方向性を示していると思うのですが、いかがでしょう?

★★☆
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2013年09月18日

アリアンロッド・サガ・リプレイ(11)世界終焉のメシア


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ(11)世界終焉のメシア

アリアンロッド・サガもあと一冊で終了(予定)。今回は、最終巻に向けて伏線の回収と、モチベーションアップに特化したシナリオになっています。

実兄ヒューバードとの宿命の対決に勝利したピアニィ。勝利直後、アルディオン大陸が世界から切り離されていく。フェリタニアの罠が発動した瞬間。それが前巻でした。今回は、その続き。時空の裂け目から迫る邪悪な軍団と闘っている最中、ピアニィたちは過去の世界へ召喚されてしまいます。そこにいたのは、悪に手を染めていないフェリタニアたち。そう、自らの先祖によって呼び出されることになります。
そちらの世界も壊滅の危機を迎えており、藁にもすがる思いでピアニィたちを召喚した模様。彼らに世界を護る手助けを頼まれたピアニィたちがとった行動は?

ピアニィが夢で見た、フェリタニアの姿と、現実のフェリタニア(歴史の影で暗躍していた諸悪の根源)の差がなぜ発生したのかが判明します。さらにナヴァールの名前の由来が判明したり、かなりタイムパラドクスが発生しそうな展開になっているのですが...

過去世界での闘いが主となっているためか、最終エピソードへの前振りを兼ねているためか、全体がミドルフェーズといった感じで、新鮮な驚きやど派手な戦闘シーンはあまりありません。しかしベテランゲーマーや、GMによって手堅くまとめられた感があります。

他シリーズ(主にデスマーチ)に無茶ぶりして王道を進むはずだったこのシリーズ。その別シリーズから無茶ぶり返しをされ、たまっていた伏線も回収されていっています。

次回最終巻では、どのようなゲストキャラが登場するのか? いっそすべてのシリーズのクロスオーバーを実現してもらえると、最高なのにな。

手堅くまとめられたシリーズもあと少し。ピアニィたちも見納めになりそうです。

★★★☆
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2013年09月04日

アリアンロッド・サガ・リプレイ・メイビー レイウォールの嵐


著者:たのあきら/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ・メイビー レイウォールの嵐

舞台は、大崩壊により勢力図が一変したアルディオン大陸のバウエス公領。PCは、ifに登場したギルド・ドラゴンファイアー。ifの時は「もしも」ということで、サガ正史からは独立したものになっていましたが、今回はmaybe「たぶん」ということで、正史に組み込まれています。

ギルドマスターは、リディル。レイウォールのバウエストン領主。ベルフトの母系にあたり、ベルフトにより鍛え上げられた少女。でもプレイヤーが藤井忍さんなので、はにゃあで、どこか腹黒。
PCとしてなのに、今回・シーンなどメタな発言をするため「メタメタ軍師」と呼ばれるようになったグレイは社長。
いつでも竜に乗っているヴァーナのバヤン。大畑キャラなんで、当然三下化します。
ベルフトLove(違う)な狙撃兵・カルロスは斉藤さん。

シナリオでは、バウエストンで守護竜アイン・ソフを保護することになり、そこから派生した「妖魔・竜殺し」を巡る事件が描かれます。NPCとしてエイプリルや、ココローナ姉妹なども登場し、無茶ぶりに応えつつ、無茶ぶりをするという、いつものパターン。
たのさんらしく、シナリオ内にミニゲームが組み込まれています。さすがに飽きてきた、コロシアムでの闘技戦も、一工夫されており、新鮮味があります。

全体を通して、リディルの強さ・腹黒さ(笑)が際立ったリプレイになっていますね。さらに今回は「はにゃあ」成分がすごく多くなっています。アキナ・チコに続いて、お見合いネタもあったりして、楽しい作品に仕上がっています。一巻だけで終わるのもったいないなあ。

★★★★
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2013年08月09日

アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス(3) 全力少女と純白の絆


著者:久保田悠羅/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス(3) 全力少女と純白の絆

シュヴァルツと同時進行だったヴァイスシリーズの完結編。白き薔薇の巫女について、最大の懸案事項が解決しています。姉妹の絆をテーマとして、そのテーマに沿った展開になっていました。姉を想う妹と、妹を想う姉。二人の想いは尊いものだったはずなのですが、それを利用しようとした奴がいる。そのことに気づくことができるかどうかが、シナリオの成否に関わっていました。

最初から利害が一致しているパーティではなく、立場も種族も違うメンバーが集まったパーティ。そんな彼らが、魔族に立ち向かうという点で、団結していく様はTRPGとして一つの完成形なのかもしれませんね。適度なギャグ、斜め上の解決法、あざ笑うかのようなダイスの目、いずれをとっても、久しぶりにおもしろいリプレイを堪能することができました。

一応白き薔薇の巫女編は完結したことになりますが、薔薇の巫女のすべてが解決した訳ではありません。もう一つのパーティが織りなす物語の終焉があって初めて、薔薇の巫女の物語が完結します。とはいえ、前回闘技場での邂逅シーンで、大惨事を引き起こしたクロスオーバー。ストーリー的な大惨事は免れましたが、二つの物語がうまくリンクするかどうかは不明。そういう不安を解消するため、シュヴァルツではとある試みが成されることになりました。さて、どのような大団円が待っているのでしょうか? それともリプレイシリーズ初の「大惨事」で終了するのでしょうか?

★★★★
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2013年07月02日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(1) 星のエトランゼ


著者:加納正顕/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・コスモス(1) 星のエトランゼ

ダブルクロスの新シリーズ。ダブルクロスは、その名の通り暗い話になることも多いのですが、今回は軽いノリなシリーズのようですね。なんかコスモスとか星のエトランゼって聞くと「アルシャード」な世界を想像してしまいますが...

今回の方向性は「新たなダブルクロスのスタンダード」を描くというもの...だったらしいのですが、どこがスタンダードやねんという出来。それともこれがスタンダードなのかな?

ヒロインは、今春そよぐ。女子高生キャラですが「邪毒系女子」という変なキャラ。ヒーロー枠は、海藤辰馬。男子高校生で、エースのはずが、プレイヤーが大畑さん。ということで、三下キャラになりかけています。ただベネットほどはじけていないので、中途半端かな? ここまでは「少し変」で済むPC。社長のキャラは、宇宙より来たレネゲイドビーイングであるフェイド。うん、心配になってきた。さらに「人外キャラのネタがつきた」という理由で、外見を他メンバーに外注するという暴挙に出ます。結果オコジョのマスコットという妙に可愛いんだかなんだかな外見に。最後の一人は、UGN神戸第三支部支部長。どうもUGNの支部長は変な人が多い(そういや、はにゃあな支部長がいたな)ようで、今回は外見はロボットなおねぇキャラ。なんというか、シリアスが似合わない組み合わせですね。

ストーリー自体は一本道で、素直なものになっています。このあたりがスタンダードなのかな? あまり伏線などがなく、どちらかというとキャラ紹介的なエピソードでした。これから先、少しずつ話が複雑になっていくのかな? 辰馬がどんなキャラになっていくのかが、おもしろくなるかどうかの鍵かもしれません。

読後感が悪くない、初期ダブルクロスのいい流れをついでいるリプレイですね。

★★★
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2013年06月13日

アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(9) 魔女が奏でる鎮魂曲


著者:田中信二/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(9) 魔女が奏でる鎮魂曲

無茶ぶりはやめよう」「消耗が激しいから」「原点に立ち返ろう」「デスマーチは無茶ぶりが原点だ!」「無茶ぶり万歳!」なデスマーチ9巻

アキナにお見合い話が舞い込むという波乱のスタート。相手はレイウォールの貴族。間違いはないのだろうけど、もしかしたら「グリンダ」の変装では? と疑心暗鬼になりつつ、ノルドグラムへ赴きます。相手は誠実そうな「いい人」だったのですが、お見合いの途中で突然倒れてしまう。このような症状は、他にも発生しているようで、裏にバルムンク・ノヴァの影が見え隠れしてきます。

1巻では「兄」アルを追いかけるのがやっとだった、アキナ。そんな彼女がフェリタニア第一の騎士として、大きく成長してきたという感慨がありますね。「国を守る」「民を守る」騎士道の神髄を見るような、アキナの言葉。

後半は、グリンダとの「決着」に向けた戦いになります。ヒューバードを想うグリンダと国・民を想うアキナ。因縁の対決の結果はリプレイとして最大の見せ場でしたね。実は、この時点で「これが最終巻」と思い込んでいました。そんな感じの盛り上がりだったですからねえ。ところが...

ラストでは、他シリーズへの「無茶ぶり」があります。しかしこの綱渡り...リアルタイム生放送じゃないからいいのかもしれないけど、ちょっと崩れたら大変なことになりそうだ。

★★★★
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2013年06月07日

アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(2) シェフィルと蒼茫の縛鎖


著者:菊池たけし/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ(2) シェフィルと蒼茫の縛鎖

白黒同時進行リプレイの黒いほう。シェフィルの身に宿った「漆黒の薔薇の刻印」にかけられた呪いを解くためには、薔薇の武具を5つ集めるか、同時期に現れる薔薇の刻印を宿した唯一の人になるか(=他の巫女を殺す)が必要。白の薔薇の巫女は、もう一つのリプレイにおけるPC。そう、展開次第ではPC同士の殺し合いが...
って、暗い設定ですが、そこはきくたけリプレイ。妙に軽いノリになっています。さらに今回は、ヒロインズが壊れた! 1巻の時の「純朴な村娘」が消えております。もともと壊れていた(通常運転ともいう)の天さんキャラと相まって、もう暴走しまくり...

そもそも掴みからして大惨事になっております。きくたけさんが考えた「お金」に関するシナリオ導入。ところが、PCたちはいきなり斜め上の行動をし「お金がない…っ!?」「PCが追い剥ぎすんな」という展開に。重要なNPCは、部屋の隅でシクシク泣くしかなくなるし...

ヴァイスとのクロスオーバーシーン。ヴァイス側ではなんの問題もなくきれいな流れでできていた、両パーティの邂逅。ところが、こちら側では、考えられないくらいの大惨事に。うん、PCの行動は理解できるだけどね。いやあ、ひどい(笑)

この2シリーズは、短期間で終了させる予定だそうです。ってことで、次回あたりからは、シリアスな流れにしていくとのことですが、このパーティでそんなこと可能なんだろうか? もともとは今回から徐々にシリアスに持って行く予定だったのが、初っぱなの惨事でPCに引きづられた結果ですからねえ。

とはいえ、こういうノリのリプレイは楽しくていいです。

★★★☆
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2013年05月29日

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(1) キミだけが望むすべてだから


著者:中村やにお/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(1) キミだけが望むすべてだから

ダブルクロスリプレイ。ということで、裏切りがテーマの一つになっています。が、プレイヤーが佐藤有世、片岡あづさ、田中天、矢野俊策ということで、深い読みはどこかへ行ってしまい、ギャグだけが残った...そんなリプレイです。

PCを含め、誰かが「裏切り者」 PC間の疑心暗鬼を深めるため、PC間ロイスを設定せず(そもそもパーティにもなっていない)リプレイがスタートしています。普通なら、探り合いの緊迫したリプレイになるはずなんですが...


佐藤有世さんの、まったくもってよくわからないボケのため、さしもの天さんですら、かすんで見えるほど。彼女のプレイスタイル(もしかして地?)は、リプレイを崩壊させるに十分な毒物です。実際このリプレイも途中崩壊してしまっているシーンが多々。そこを、他のベテランプレイヤーやGMの無理矢理な誘導によって、修正しているというところ。
ストーリー自体は、よくあるパターンですね。タイトル「メビウス」でだいたいカラクリが読めてしまうというか...F.E.A.R.のリプレイで同じようなのなかったっけ?

有世ワールドを無条件に受け入れ、不条理の中に身を置く。そうすると、どんどん楽しくなってきます...シナリオだとか、そんなものを超越した部分を楽しむ。それがこの作品の持ち味。なのでリプレイとしては評価できない作品。途中で止めることなく、突き抜けているが故、別の楽しみ方ができるようになったというところでしょうか。

★★☆
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2013年05月02日

アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス(2) ひたむき少女と白亜の迷宮


著者:久保田悠羅/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス(2) ひたむき少女と白亜の迷宮

シュバルツと同時進行しているリプレイ。まだ二つのパーティが本格的に出会っていないので、あまり大きなエピソードはありません。暖機運転中といった感じですね。

薔薇の巫女の血を引く少女・プリム。その妹セシリーにも純白の刻印が現れ、その後こん睡状態に陥ってしまう。セシリーを助けるためには、薔薇の武具を集めるほかないということがわかり、プリムは仲間たちと武具を探す旅に出ることに...

今回の舞台は、クラン=ベル。そうあの貧乏姉妹がいた街ですね。ということで登場するのは、闘技場。そこで開催される冒険者競技大会で活躍できれば、武具のありかを教えてもらえることになります。この競技会でシュバルツのシェフィルと少しだけ顔合わせをして、今後の伏線としてきています。ついでに最近F.E.A.R.だけでなくSNEもよくやるようになった「豪華ゲスト」も登場して、ミドルフェーズが進んでいきます。

最初にも書いたように、あまり大きなエピソードはなく、まだまだ試運転といった感じ。妹を助けるための「条件」を知ることになったプリムが、今後どのような態度をとっていくのか? パーティ同士の戦いは発生すのか? でもあまり血なまぐさい展開にはなってほしくないですねえ。ハートフルなシリーズもあったゆーらさんだし、大丈夫かな?

★★☆
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2013年04月24日

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 下


著者:北沢慶/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 下

ヘザー編の最終回と、ロイパーティも加えた最終回の2エピソード。上と同じく巻数が3になっている理由も明かされますが、わかりにくい。危うく間違って下だけ買うところだったぞ。そこは4にしてもいいじゃない。

ヘザー編最終回には、ゲストプレイヤーとして「クロノア」が再投入されました。以前のSNEではなかった楽屋落ちですが、どうもね。ついにヘザーがナイトメアだとパーティに打ち明けます。プレイヤーはともかく、PCとしては「受け入れてもらえない」と思い込んでいた訳ですから、気が抜ける結果だったでしょうね。

最終回は、ロイパーティも交え、プレイヤーは11人。GMとサブマス加えて13人でのセッション。こうなると、もうなにがなんだかわからない。
それはいいとして、ロイが目指していた「戦争を事前に止める」はあっさり未達成。さらに前シリーズからのライバルと思われていた「クロイツ」は、一戦交えることもなく、あっさり死亡。それも、付けたしパートで・・・このあたり、SNEリプレイは伏線回収が下手ですね。本編で回収できずに、後日短編集(小説)で回収したり、今回のようにいい加減な扱いになってしまったり・・・

全体にしまりがない結果に終わってしまったのが残念。商業リプレイなので、「パーティが全滅しました」で終わるわけにはいかなかったのかもしれませんが、楽屋落ち展開で、セッション未参加者からのアドバイスで助けるというのは、しらけてしまいます。

ロイが、一本通ったロールプレイをしていただけに、楽屋裏が中途半端に見え隠れするのが残念でした。やるなら徹底、これが鉄則でしょう。

★★
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2013年04月04日

ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 上


著者:北沢慶/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(3) 閃光のトライアンフ 上

エンディングに向けて、盛り上がっていく冒険。ゲストキャラもたくさん参加。なんですが、☆SNEのリプレイは基本的にプレイヤー名が表に出てこないので、ちょっと中途半端かなあ。NPCでの参加なら違和感ないんですが、どうやらプレイヤーも同じ人らしい。でも、それが明かされない。なら、スルーしてくれればいいんだけど、わざとらしい行動で「同じ人ですよ」とやっていて・・・ プレイヤーを前面に出さないんだったら、ゲストプレイヤーはいらないのかな。

ストーリー自体は面白くなってきています。ロイのパーティは敵の本拠地に突入。蛮族の街に暮らす人族が、思ったより虐げられていない現状に悩んでおります。そういや、SNEリプレイでは、モンスターが平和に暮らす地ってのが出てきたこともありましたね。

単純な力押しでは解決しそうにない課題。パーティはどのように解決していくのか、またGMシナリオは崩壊せずに済むのか。近いうちに下巻にも手を出してみましょう。

★★
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2013年03月15日

アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(4) 真相☆クリティカル


著者:藤井忍/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(4) 真相☆クリティカル

グラスウェルズへ向かうゲッタウェイ一行。そこには邪悪な罠が待ち構えていた...サガ終焉へ向けて、クライマックスへ加速していきます。もともとサガ本編の無茶ぶり回収用に「デスマーチ」があったはずなんですが、最近はすべてのシリーズで、無茶ぶり合戦が続いております。しかもシリーズ全体が収束に向けて動き出した今、無茶ぶりが生命とりになることも...
そんな環境においても「腹黒」GMこと藤井さんの手綱は緩みません。サブマスに社長を迎えて、クロスオーバーを用いながら、パーティを危機に追い込んでいく手法はさすが。しかしながら、プレイヤー側も負けていないため、ハイレベルな心理戦が展開されていきます。それはいいんですが、プレイヤーの趣味嗜好がPCに影響を与えてしまっているため、PCを演じているのやら、プレイヤー自身の話やら、よくわからない状況も生まれてきています。さらに、プレイヤーが複数シリーズに登場しているため、持ちキャラ同士の会話など、ゆっくり考えないと関係がわからなくなることも。

ゲッタウェイはあと一巻で終了とのこと。ラストに向けて加速してきたようです。あ、そうそう、きくちさんへの無茶ぶりはしっかりあります。果たしてピアニィはどうなるのでしょうか?

★★★
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2013年03月01日

アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンRED(2) 世界の彼方の海


著者:田中天/F.E.A.R.
出版社:富士見ドラゴンブック
アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンRED(2) 世界の彼方の海

なんと2巻で最終巻。1巻を読んだ限りでは、かなり大きなスケールのリプレイになると思っていたのですが、もう終わりなんですね。敵役が七海邪ということや、海が舞台ということで、7巻くらいまで続くと思っていたのですが...
1巻でメーナームヤイ王国の危機を救ったRED海賊団。今回は3話構成となり、残りの七海邪が一気に出てきます。そのため、かなり駆け足な感じが...

今回は、ダイワも訪問。ということで、あのお姫様が登場しています。ほかにも無理なくNPCが登場しているのはさすが。ラクレが「守られるマスコット」から「仲間」になっていく成長過程の描き方もさすが。きれいにまとまったなという作品です。

前回も感じたのですが、天さんらしさ(破天荒さ)があまり感じられない作品でしたね。敵も比較的まともでしたし。ま、いつもの天クオリティだと、2巻でまとめられなかったかもしれませんね。

★★★
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