2012年06月26日

生徒会探偵キリカ(1)


著者:杉井光
出版社:講談社ラノベ文庫
生徒会探偵キリカ(1)

生徒数8千人の超巨大学園に入学した日影(男子高校生)が主人公。その学園は、たった三人の女の子によって、生徒会が運営されていた。
女好きの暴君会長
学校のマドンナ副会長
総額8億円を握る会計(不登校生徒)
会計の聖橋キリカには、もう一つの仕事があり、それを手伝えと会長に無理矢理引きずり込まれる。ジャンルとしては「ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ」だそうです。

講談社から出版されることになった「ラノベ文庫」の第一弾。安定した作家陣ということで、杉井光さんも初期メンバーに入っている訳ですが...うーむ。

生徒会探偵というタイトルになっていますが、キリカが探偵したのは一度だけ。それも状況証拠を集めてとか、聞き取りをしてとかではなく、ほとんどカンに近いようなもの。探偵というのは烏滸がましいものでした。

キリカがなぜ日影に心を許すようになったのか、理由が弱く思えます。彼女が行っていることを、素直に認めたからのようですが、彼女の家庭環境からすると、その程度で目の前で眠るほど気を許すこと出来るかなあ?

他にも非現実的な設定(生徒会予算8億円、なぜ役職腕章を首にまいているのか?とか)が多すぎて、ストーリーに入り込めませんでした。キャラクターが動いていれば、気にならないのでしょうが、いかんせん魅力がないもので、どうしても設定がひっかかります。

「ばけらの」で杉井さんを知りましたが、基本的には私には合わないタイプの作家さんなのかも知れませんね。

★★
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posted by あにあむ at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫