2018年10月26日

こいつらの正体が女だと俺だけが知っている


著者:猫又ぬこ
出版社:講談社ラノベ文庫
こいつらの正体が女だと俺だけが知っている

主人公は、子供の頃ヒーローに憧れていた普通の少年。小さい頃、自分を助けてくれた真琴と忍は憧れの男の子。そんな二人とは、手紙のやりとりだけは続いているが、7年会えていなかった。元々お嬢様学校だった学園が、男子も募集することがわかり、かつ二人がその学園にいるということで、主人公もその学園を受験します。しかし、受験当日に困っているおばあさんを助けたため、受験に遅刻して高校浪人に。
そんなある日、父親から「学園に途中入学できることになった」と告げられ、二人に会えると喜んで入学を決定。運転と道案内が得意なメイドさんが迎えにきて、連れて行かれた学生寮。そこで二人と相部屋で生活することに。たぶん男臭く育っているであろう二人とむさ苦しくも楽しい日々が始まると思ったら…二人とも女の子だった!それも美少女。でも真琴と忍は相手が男と信じ込んでいる…女の子であることがバレないようにと主人公に頼み込みます。さてどうなる…

いろいろと突っ込みどころのある設定になっています。小学生以来直接会っていない主人公が、性別を知らなかったのはともなく、同じ部屋で生活している二人が、どうやって性別をごまかしていたのか? 着替えや風呂でバレなかったのか? 謎です。まあ学園自体が「異性を全く知らないお嬢様しかいない」ということなので、世間離れしていますけどね。本文にも出ていますが、父親や兄弟はいなかったのか? と…

真琴も忍も「男らしさ」を曲解しており、非常に妙な方向に頑張っています。中身は女の子なので、主人公に対する好意はMAX。ついでに若干腐っている趣味もあるようで…

この作品は「なぜ?」と考えたら負けですね。単純に真琴・忍とのラブコメを楽しむべきです。設定の異常さは無視しましょう。それが出来れば、なかなか楽しい作品です。

★★★
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2018年10月17日

それでも僕は、モブキャラが好き


著者:氷高悠
出版社:講談社ラノベ文庫
それでも僕は、モブキャラが好き

主人公はモブキャラ好きなオタク・嘉島諒介。彼は、アニメを観たり、本を読んだり、マンガを描いたりと自由な「すみマン」部所属。大切な部だけれど、現在の部員は3名(うち1名は幽霊団長)学校の規定で4人いないと部として存続できない。そんな危機的状況で目をつけたのが、クラスメートである地味な少女(でも美少女)佐藤佐由梨さん。直接勧誘するのは難易度が高いので、手紙にして彼女に渡したはずが、なぜか学校二大美少女の一人である、美園姫芽さんに告白したと勘違いされ、しかもフラれてしまう…そもそも告白すらしていないのになぜ? そのような勘違いから始まった学園生活ですが、気がついたら主人公は美少女たちに囲まれていました…

物語のメインヒロイン佐由梨の諒介に対する好意は、実は最初からMAX状態です。諒介が普通の感性の持ち主なら、カップル成立!めでたしで終わってしまうような状況。でも佐由梨の消極性もあり、しっかりラブコメしています。

ネットでの評価は散々な作品ですが、非常に素直なストーリー運びで、佐由梨と諒介の関係も背中がムズムズするような初々しさがあります。最近の「付き合った」「別れた」という軽いノリではない「人を好きになる手順」をしっかりと踏んでいるので楽しいです。
姫芽の残念さもそうですが、各ヒロインの性格がはっきりと描かれており、等身大で楽しむことができます。若干中だるみなところもありましたが、全体を通してニヨニヨと読める作品でした。

★★★★
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2018年10月10日

業焔の大魔導士(2)


著者:鬱沢色素
出版社:講談社ラノベ文庫
業焔の大魔導士(2) 〜まだファイアーボールしか使えない魔法使いだけど異世界最強〜

魔王を倒したり王女セシリアを救った功績により、英雄として讃えられながらも、あいかわらずファイアボールしか使えないユアン。相変わらず美少女に囲まれて学園生活を謳歌しています。そんな中、学園から臨海学校に行くことなった彼らが海で楽しく遊んでいる(くらげごっことか)中、邪神が突然現れます。ユアンはファイアボールを放ち一瞬で粉砕するのですが、小さな羽根を生やした美少女がユアンの前に現れます。天使ベルネットと名乗った彼女は、ユアンを倒すためにやってきたとのこと。何度も邪神を降臨させて、ユアンを倒そうとしますが、ことごとく失敗。彼女の寂しさに気づいたユアンは「それより一緒に遊ぼう」と声をかけます。まあ要するにナンパしやがった訳です。少しずつ打ち解けていくベルベットですが、黒幕が暗躍を始め世界の危機を迎えます。ユアンは、ファイアボールだけで世界を救えるのか?

今回も妙なファイアボールが登場しています。水の中でも消えないファイアボールだとか、怪我を治すファイアボールだとか…さらに「ファイアボールもストレスがたまるから」とリラックスさせる…ファイアボールが犬のように見えてきました。あ、ファイアボールに乗って空を飛ぶってのもありましたね。もうすでに「それはファイアボールではないよ」と言ってあげたいです。

さらにエロも継続しております。セシリアたちに日焼け止めを塗るという鉄板シーンでも、いつのまにか、背中だけでなく胸やあそこにまで塗り込み、ヒロインたちはイッてしまうという…普通そこまで塗るかあ? ベルベットもびくんッびくんッしていますし、息をするようにエロシーンが入っています。

あまりにもファイアボールが無双しているので、ストーリーは軽いノリになっています。結構面白くなってきましたが、これ以上は難しいのかなあ?

★★★☆
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下僕ハーレムにチェックメイトです!(2)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
下僕ハーレムにチェックメイトです!(2)

かなり前に読んだようなのですが、記録をつけていなかったので二度読みして途中で気がつきました。あ、これ読んだヤツだと…

ヒロインはエルフ・フローラ(清純)、聖女・ミラル(ツンデレ)、獣耳・ロア(ロリばばぁというか、合法ロリ)、女神・ナンナ(ロリ)と豊富なこの作品ですが、フローラ以外の活躍がほとんどない状況です。というか、もう下僕どこいったという感じです。今回は、魔術大国ルーンセイズで起きた大規模誘事件の調査でルーンセイズに入るところから、スタートしています。黒幕はよくありがちな女王の側近である宰相…だけでなく、さらにその裏に本当の黒幕がいるという展開。宰相が黒幕ってのは、最初のほうで分かってしまいますし、魔族が憑依しているってのも容易に想像できます。その割に主人公たちは鈍いんですけどね。

全体的に、ストーリーに深みがないというのが本音ですね。せっかくヒロインを各種そろえているのに、ラブコメとしての深みもない。「一定以上エッチなことをしたら、許さない」と女神からくさびを打たれていますが、こちらも中途半端。女神なのに、監視に漏れがあったり、そもそもナンナ自身が主人公に好意を持っているとか、どう許さないのか?などなど…

どうやら2巻で打ち切りになったようです。それもあってか後半はさらに投げやりな展開です。こういう作品を世に出してしまうと、次作品も読みたくなくなってしまうのが必然。もう少しなんとかしてほしかったな。


タグ:ラブコメ
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2018年10月09日

絵師殺しの戌亥さんとエロい絵に定評のある俺


著者:猫又ぬこ
出版社:講談社ラノベ文庫
絵師殺しの戌亥さんとエロい絵に定評のある俺

主人公は、絵のエロさに定評があるものの、ストーリー構築力が壊滅的な新人漫画家(高校生)の近衛虎鉄。彼が描く絵は、本人の意識とは別に非常にエロいものらしい。でも主人公が身長2cmで150cmを目指しているといった突拍子もないストーリー(しかもファンタジーではない)を作るなど漫画家としては、困った存在で、何度も漫画を出版社に持ち込みをしては、ボツを喰らっています。

そんなある日、同じ出版社の売れっ子ラノベ作家からイラストの依頼が舞い込みます。作家の名前は鬼瓦先生。虎鉄は、ストーリー構築方法を教えてもらおうと、この仕事を受けることにします。指定された仕事場に行くとそこにいたのは、戌亥詩織と名乗る一つ年下の美少女。彼女に連れられて入った部屋には、鉄格子があり、虎鉄はそこに軟禁されることに。彼女は、虎鉄の描くエッチな女の子に惚れ込み、自分の作品の挿絵を描いてもらいたい一心で、このような行動にでたようです。彼女は超速筆で月2冊以上文庫を出版しているような作家。自分の時間がとれないと焦る虎鉄ですが、美少女においしい料理を作ってもらい、エロいこと(風呂上がりの姿を見せるとか、下着を見せるとか)をしてもらい、どんどん深みにはまっていきます。さらに主人公のラフを見て、涙ぐむほど感激してもらったり、ヒロインの完成した絵を見て、軽くイクくらい興奮してもらったり(担当編集者=童顔美少女も2、3回軽くイッたようです)と激賞してもらい、悪い気がしません。さらに、同級生の美少女作家からもイラストを描いて欲しいとエッチに迫られ…

二人の美少女作家に迫られ、リアルなエッチなシーンを表現するために、えっちなシュチュエーションを展開してもらったり…なんだろう? 虎鉄に殺意さえ覚えます。普通、失禁がテーマの小説を書くために、みずから失禁しようとする美少女がいるでしょうか? 下着を下ろした状態で、便器に座っている美少女がいるでしょうか? そういった変態的なものだけでなく、普通に女の子としても接してくれる美少女がいるだろうか?

軽く読めるラブコメでした。

★★★☆
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2018年08月30日

俺の股間がエクスカリバー!


著者:遠野渚
出版社:講談社ラノベ文庫
俺の股間がエクスカリバー!

作者名みた時に気づくべきだった。もう完全にジュブナイルポルノです。ラノベが出てきた時(諸説ありますが)は、そういうシーンはなかったし、それからも寸止めが限界で、描写はほぼなかったのに、もうこの作品は官能小説ですね。

主人公は、勇者の一族に産まれた青年・ヴァン。彼は、エフルの姫・シフルとともに苦闘の末、魔王城までたどり着きます。しかしあまりにも強大な魔王・メサイヤの前に、なすすべもなく窮地に陥る二人。そのとき、魔王を封じる聖剣・エクスカリバーを召喚すると伝えられている宝珠が眩しい光を放ちます! 次の瞬間、ヴァンの股間にピンク色の象さんが現れ…パオ吉と名乗る象さんは、無限に伸びる長い鼻でシルフの豊満な体に巻き付き、吸い付き、こねくり回し、奇跡の力を発動した…

もうね、エロコメの匂いしかしないでしょ。エクスカリバー・パオ吉が能力を発揮するためには、マナが必要。そのマナは女性から提供される。マナは高度に錬成されている必要がある…もう分かってしまいますよね。象さんなパオ吉。マナを錬成…つまりは女性を絶頂させることで、錬成されたマナが放出されるという…なぜか母乳がでて、それがマナになるようですが… でこの設定だけだと、戦闘時以外には使えない…そのため「定期的にマナを補給しないと、ヴァンも倒れる」という設定をつけ、そういうシーンを増やす…

この作品で一番変態なのは、ヴァンの妹(遠縁)ですね。彼女は、パオ吉の能力を把握しており、マナを錬成する訓練(どんな訓練なんだ)を続けていたということ。なんという少女なんでしょう。

それはともかく、後半は結構シリアスな展開になります。戦闘シーンも増加しています。「守る」という意味を考えさせる、結構真面目な戦闘シーンなんですが…パオ吉のせいで、すべてがエロコメへ。

レーベル違いという感が否めませんね。まあタイトルからして、アレなんで、間違う人はいないでしょうが「これをラノベ」と思われるのは心外かも。

★★
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2018年08月20日

おいなりさんは恋をする。


著者:相原慶
出版社:講談社ラノベ文庫
おいなりさんは恋をする。

講談社ラノベ文庫新人賞《優秀賞》受賞作品とのこと。
普通の高校生(ってなんだって気もしますが)である神上愛のもとに突然現れた、黄金色の髪の少女。彼女は、愛が幼い頃に助けた子狐が人間の姿をとったものらしい。このあたりは、日本昔話でよくあるパターンですね。古典中の古典。王道ど真ん中な話です。昔話では、悲しい結末になることが多いのですが、さて?

この少女の名前は「いなり」おいなりさんの使いだからいなり…安直です。愛も子狐にもう一度会いたい一心で、毎朝お稲荷さんにおいなりをお供えしていたという変わり者。そのおいなりが最近、きれいになくなっている日が多くなったので、もしやと思っていたところにいなりが現れたことになります。いなりは、もともと神使なので、人間界の常識がまだ理解できていません。勉強のほうも小学生入学レベルで停まっている模様。もともと裸(そりゃ狐だから)で生活していたから服もあまり好きでない。普段は尻尾とけもみみを隠しているが、結構疲れる。と王道設定が続いています。知識がないだけに、純情でまっすぐないなりなんですが…

愛は、ブラコンを拗らせた姉の陰謀(独り占めしたい)により、おいなりさん(男の股間にあるほう)を握ってくれたことのある女性以外と話をすると、おいなりさんに激痛が走るという呪いをかけられます。その呪いを解くキーは二つ。一つはいなりを元の世界に帰すこと、もう一つは9人の女性においなりさんを握ってもらうこと。すでに2人(姉といなり)枠はうまっているので、あと7人ですね。

エロコメっぽい導入だったので、そういったシーンを多くして、7人に握ってもらうという展開だと思っていたのですが、後半はさらなる王道(人間と人外では「寿命」が違う)というテーマでした。

それなりに面白いのですが、いくつか残念な部分が。一つは、いなりちゃんの言動。常識がまだあまりないということなのに、なぜか愛の「おいなりさん」という言葉が前半に多い。そういう知識ないという描写なのに、なぜそこに? 二つ目は、姉の存在。ブラコンを拗らせているのはいいのですが、その超人的能力はどこから? さらになぜブラコンになったのか?も描写されていない。三つ目は、エロなのか、シリアスなのかラブコメなのか?が曖昧なこと。特にエロは、明確な意図がないと崩壊することが多い要素です。実際この作品も崩壊気味。

次巻も発行されるのであれば、もう少し方向性を明確にしてもらいたいですね。

★★
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2018年06月22日

異世界支配のスキルテイカー(8)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(8)

いつものように異世界ライフ(=ハーレム)を満喫していた悠斗は、家の中に侵入してきたアサシンの存在に気づきます。凄腕のアサシンのようですが、あっさり拘束したところ、かつてシルフィアの家で働いていたメイド・サクラが正体ということがわかりました。彼女は、シルフィアへの忠誠心から、悠斗を恨み生命を付け狙いにきたのでした。アサシンが男性だったら、あっさり殺した(もしくは二度と来ないように痛めつけた)でしょうが(実際、庭に忍びこんだ賊を殺していますからね)、サクラがおんなのこ(それも美少女)だったため、傷つけるのをためらいます。そのことが、悠斗を新たな戦いに巻き込んでいくことになります。

ヒロイン候補が一人増えました。ドSな元メイドであるサクラ。シルフィアへの忠誠心は強く、彼女が悠斗の奴隷になっている現状が許せず、悠斗にだまされていると思い込んでいます。かなりこじれているため、言葉で説明しても、絶対納得する状態ではないし、何度も襲われるのは面倒。かといって、痛めつけるのは嫌。そこで悠斗は、サクラも自宅に寝泊まりさせ、日常を見せることで解決しようとします。というか、あわよくばハーレム要員として追加しようとします。が、敵も然る者。そのドSを発揮して、逆に悠斗を攻めることに。もともとS属性の悠斗にとっては、攻められるのは初めての経験。なかなかうまく切り返せません…って、アサシンから色仕掛けのようになっとるがな。アサシンが使う色仕掛けって、そういう状況で判断力や反応を鈍らせ、殺すってのじゃなかったっけ?サクラの場合、実は悠斗だけが得しているようにしか見えません。

後半からは、シルフィアの故郷が舞台となり、スピカたちはお留守番となります。海辺の街で、新たな戦いに巻き込まれている悠斗ですが、戦闘のほうはどうとでもなりそうですね。何度もいいますが「普通の高校生」ではありません。最強の存在で、スキルテイカーの技能がなくても、十分体術だけで生き延びていけそうです。基礎体力もかなりのものですしね。さらに毎晩お楽しみする余力もあるわけですから、怖いもの知らずな主人公になっています。前巻でも思いましたが、悠斗が強すぎ、新しく手に入れるスキルも強力なものになってしまったため、初期の鉄板ネタ(手に入れたスキルで、女の子に性的な意味でいたずらする)もなくなっていますし、戦闘シーンも盛り上がりません。別に、主人公を窮地に陥れろというわけではありますが、もう少し盛り上がりがあったほうがいいですねえ。ページ数も少なめですし、一気に読めるというメリットはありますが、もう少し山場がないと、飽きてしまいそうです。

★★☆
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2018年06月07日

女騎士これくしょん(2)


著者:三門鉄狼
出版社:講談社ラノベ文庫
女騎士これくしょん(2) 〜ガチャで出た女騎士と学校に行くことになった。〜

雷光の女騎士ココア、豪炎の女騎士アルテイア、清流の女騎士ライラ。ソーシャルゲーム「女騎士これくしょん」の人気キャラクターがなぜか実体化し、そして主人公と一緒の学校に通うことになります。ソシャゲのキャラクターが現実世界に現れるという状況にも関わらず、自然とクラスに馴染む彼女たち。異常事態だということを理解していないのか?それともなんらかの力が影響しているのか?さらに学校がダンジョン化してしまい、ココアたちと探索の末、現実に戻ってきたら、幼なじみの詩乃の様子がおかしい。詩乃に誘われ、彼女に家に行ったら、そこでもダンジョン化に遭遇し…どやら詩乃が関わっているようで。

ということで、女騎士これくしょんの第二巻(って、とんでもない名前だな)。ソシャゲキャラが現実化という非現実な世界。さらにゲーム内のモンスターまで現実化してくる。でも、それを「異常」と感じない登場人物たち。あたるは、彼女たちが現れる瞬間を見ているので、まだ理解できるのですが、見ていない友人たちが、あっさり彼女たちを受け入れているのも謎。まあ彼女たちも異常なくらいあっさり、現実世界に馴染んでいますけどね。

前巻でもメタ発言が多く、一瞬ライラと同一人物か? と想像した詩乃が今回のメインヒロインです。物語一番の謎なはずですが、尺の関係か、その後のストーリーを重視されたからか、あっさりとその出自が明らかにされています。というか、2巻を読めば、冒頭で(キャラ名はともかく)はっきりわかりますけどね。ストーリーは王道です。なので、そちらを楽しむというより、あたるとヒロインたちの、イチャラブを楽しむというのが、一番です。存分にきゃっきゃうふふに突っ込みをいれましょう。

詩乃のキャラクターは、前巻同様いまいちわからないです。あたる一途というのは、変わっておらず、今巻では一緒にお風呂入っています。しかもあたるの股間に注目し「オチxチx」と触ろうとします。ついでに自分の大事なところを触ってもいいよと誘惑したり…羞恥心はどこ行った?という状況です。後半に出てくる幼少時代の回想シーンでも、同じことをしており「なんか変なのがついている」…そのときは、あたるに羞恥心がなく「おまえ、ちxちxついてないのか!」「なんか変な形」と詩乃の股間を触ろうとしています。が、詩乃は裸を見られたことが恥ずかしかったようで、記憶操作までしています。でも、今は平気と…なんかキャラが一定していませんね。

今巻で終了しています。ちょうどよかったのかもしれません。

★★★☆
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2018年01月30日

業焔の大魔導士


著者:鬱沢色素
出版社:講談社ラノベ文庫
業焔の大魔導士 〜まだファイアーボールしか使えない魔法使いだけど異世界最強〜

主人公は、トラックにひかれて、異世界に転生した少年ユアン。転生時に「最強の魔法使いになりたい」と望んだが、彼が手にしたのはあらゆる魔法を使いこなす能力ではなく、ファイアボール特化型能力でした。彼が転生したのは、ド田舎。そこでラビット(食材として)を狩って、ファイアボールの能力を上げていましたが、ある日偶然美少女を助けたことにより、王都の魔法学園に通うことになります。ファイヤボールしか使えない少年の無双譚。

異世界転生のお約束で、チート能力を望んでみたら、思ったのと違ったというお話。ただこの転生設定不要だったような気がします。こちらの世界では、ド田舎で生まれ育ったということで、魔法体系などをなにも知らない……という設定になっていますが、前世でのゲーム知識はあるという中途半端なことになっています。転生設定を生かし切れていないかなと。なろう小説ですから、転生入れないといけないのかもしれませんが。

最初に邂逅した美少女は、実際は王都の魔法学園の学園長。というか、まわりの人の話方や、いきなり魔法学園を薦めてくる(願書を手渡す)時点で、偉いさんだとわかりそうなものですが……。魔法学園の入学試験では、またもや美少女・セシリアと仲良くなりますし(彼の認識はぱんつ)、いろいろチートな人生を歩んでいきそうです。この世界の魔法は、人によって覚えられる数(というか種類)が決まっていて、さらに新しい魔法を覚えるには、その前提となる魔法を限界まで極めないといけないもののようです。ユアンは、覚えられる魔法は100ほどと、通常の大魔導士といわれる人の倍。でもファイアボール以外が使えないのは、まだファイアボールが限界に来ていないから……

ユアンのファイアボールは、魔王ですら一撃で倒せるレベルに到達しているのですが、彼自身は魔法が一つしか使えないため、自分は弱いと思い込んでいます。そのストイックさが、さらにセシリアたち美少女を虜にすることになり……とリア充一直線。当然それを快く思わない人もいてユアンは立ち向かっていけるのか? というお話です。

ファイアボールのバリエーションがすごいです。っていうか、すでにそれは「ファイアボールではない、なにか」になっているような気がします。AI搭載型ファイアボールとか、ファイアボールに乗って移動とか、ファイアボールを使ったコピー人間(ドット絵により再現)とか、もうなにがなんだか……

後書きによると、作者は爆発xエロが大好きとのこと。この作品内でも爆発はうまく表現されています。でもエロはどうかなあ。最初のぱんつシーンは、まだよくあるらっきーすけべですが、口絵にある胸と股のマッサージシーンは、とってつけた感が強くて、浮いています。セシリアがユアンに好意を持っていることを表現したかったのかもしれませんが、それまでのセシリアの言動からすると、ギャップがありすぎて……どうせなら、もう少しやりようがあったような……そこを除くと、非常に面白い作品です。俺TUEEEEなんだけど、その手法が面白いですね。

★★★☆
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2018年01月15日

女騎士これくしょん


著者:三門鉄狼
出版社:講談社ラノベ文庫
女騎士これくしょん 〜ガチャで出た女騎士と同居することになった。〜

主人公が、日課としているソーシャルゲーム「女騎士これくしょん」の無料ガチャをひいたら、突然人気キャラクター「雷光の女騎士ココア」が現れた。それもスマホの中ではなく、現実社会に……その後もガチャするたびにキャラクターを召喚してしまい、さらにはゲーム世界のモンスターたちも現れるようになります。どのように、この危機を乗り切るのか?

異世界召喚ものですね。主人公が異世界に召喚されるのではなく、意図せず現実世界に異世界人を召喚してしまうというお話。ソシャゲキャラが召喚されるというのも、最近はよくある話になってきました。ってこの「女騎士これくしょん」ってゲーム。「艦これ」の騎士版ですよね。提督=団長になっているだけのような。

召喚されたココアが、ポテチに喜んだり、サイダーに驚いたりと普通の女の子のような行動をすることが可愛いんですけどね。ココアの次に召喚された豪炎の女騎士アルティアまでは、ファンタジー色の強いキャラでしたが、清流の女騎士ライラはメタなキャラ。もともとのゲーム世界でも、メタすぎて、問題視されたキャラだったようですが、あまりにもメタなため、面白みがなくなっています。現実世界への適応が早すぎるというか、最初から現実世界の住人のようです。

主人公には、幼なじみがいます。どうやらいいところのお嬢様のようで、主人公一途なようですが、この子の扱いが今のところ中途半端です。ライラが出てきたとき、あまりにもメタな言動に、二人の関係を怪しんだ(実は同一人物とか)のですが、今のところそういった設定もないようです。

なぜソシャゲキャラが現実世界に出てきてしまったかや、モンスターまで現れるようになったのか? についてこの後きちんと説明できるのでしょうか? いまのところ勢い中心で、伏線がほったらかしになっているところが多々あります。

★★★
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2017年12月13日

異世界支配のスキルテイカー(7)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(7)

腕利きの冒険者集団《彗星世代》を退けた悠斗は、悠々自適な平穏な日々を過ごしていた。ある日先輩冒険者であるラッセンに誘われ、ローナス平原に向かいますが、そこでドラゴンに遭遇します。そのドラゴンはテーミング状態・誰かに使役された状態…悠斗はドラゴンを締め落とし仕留めます。ドラゴンの部位だけでも高価ですが、ほぼ入手できない傷のないドラゴンは、とてつもなく高価。そこでそのままギルドに持ち込みますが、当然妬まれる原因になります。まあそれでどうこうなる悠斗ではないのですが。

今回、悠斗が女体化します。スピカが冒険者になりたいと言いだし、許可したものの、明らかにスピカを狙った野郎にとられたくない一心で、性別変更の実を食べ、魔術師少女の服一式を購入し、パーティに参加するという…女体化した悠斗は、結構の美少女のようです。でも効果だけでなく持続時間もわかるというのは、非常に便利ですね。これが効果だけしかわからない能力だったら、いろいろ不安があったでしょうし。

メインエピソードとしては、エクスペインの街に渦巻く巨大な陰謀と戦うというものになりますが、まあ悠斗の能力だと、陰謀が意味をなしていない状態です。どんどん強くなっていきますね。

スピカたちと、夜な夜なお楽しみの悠斗ですが、どうやらいつも一方的に女性を責めるだけで、最後までイタしていたわけではなかったようです。理由は「まだ子どもを授かる覚悟がないから」というもの。こちらの世界には避妊具がない(発達していない)ので、最後までするわけには…ということです。ま、いいけどね。

なんだろう、今巻はあまり記憶に残りませんでした。気がついたら読み終わっていたのですが、盛り上がりがなかったのかな? 悠斗が強くなりすぎて、戦闘シーンにスリルがありませんし、ヒロインズも固定されており、いろんなさや当てもない。かといってエロシーンがあるわけではない(いや、それは望んではいけないのだけど) 初期の頃は、悠斗が新しい魔法を覚え、それをヒロインズへのいたずらに使い…といったお約束があったけど、強くなったぶん、新しく覚える魔法は、いたずらに使うには、強力すぎるようで、そういった鉄板ネタもなくなってしまっています。もう少し山場が欲しいですね。

★★☆
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2017年09月11日

巨乳天使ミコピョン!


著者:瀬戸メグル
出版社:講談社ラノベ文庫
巨乳天使ミコピョン!

主人公・工藤竜馬が、口避け女に突然襲われるところから物語がスタート。口避け女かあ。社会現象になりましたね。当時はネットもなかったのに、すごい勢いで全国を席巻して、本気で怖がる子供(私たちの世代)が大量に出ました。それはさておき、振り下ろされる刃にもうダメかと思った竜馬を、金髪巨乳の美少女(羽根つき)が救ってくれた!彼女はミコピョンと名乗り実は天使で、口避け女のように人間にとりつく悪魔を退治するためにやってきたといいます。彼女は、力を発揮するためには、人間の契約者が必要ということで、竜馬に契約してくれないか持ちかけます。普通なら悩むところでしょうが、実際に口避け女により生命の危険を感じたことや、ミコピョンが巨乳美少女だったことで、あっさり承諾。特に儀式もなく、竜馬のスマホにアプリを導入することで契約完了。なんか現代的ですねえ。

で、悪魔退治の能力を得る方法は、アプリが出すクエストを達成すること。悪魔側も同じ方式で、あちらは基本悪行でポイントが貯まる。ということは、天使側は善行を積む…と思うのが普通ですが、なぜか『契約天使に乳ビンタしてもらう』『異性と熱い抱擁をかわす』『美少女に罵られる』といった変なものばかりで… 一つ目はミコピョンにあっさり実現してもらう訳ですが(まったく躊躇なかったな)、他のものは、竜馬の幼馴染みに対して実行。学校で幼馴染みに抱きつく…普通こんなことしたら、ビンタだと思うのですが、幼馴染みは受け入れております。って、こいつコミュ障といいながら、美少女幼馴染みがいるじゃないですか。それもかなり好意持っていますよ。このリア充め。

ということで悪魔を倒すべく、微妙なクエストを実行し、能力を購入していく竜馬。もう闘いというよりも、ゲームをしている感覚ですね。「10万円寄付する」ていうような、課金アイテムもありましたし…

主人公にとって、幼馴染みは眼中にないようです。例によって幼馴染みの悲劇ですね。メインヒロインはミコピョン一択になっていますが、これでいいのでしょうか? ミコピョンが天使であるが故、ラブコメが発動しにくい環境になっています。そこが残念ですねえ。もう少し、幼馴染みにチャンスがあるようなラブコメシーンがあると、面白くなりそうなんですが、いまのところインパクトが弱い作品です。

★★
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2017年07月10日

異世界支配のスキルテイカー(6)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(6)

最凶の刺客・近衛愛菜との戦いが終わり、ほっと息をついたのものつかの間、悠斗たちを待ち受けていたのは「彗星世代」と呼ばれる、腕利き冒険者たちの手洗い洗礼でした。いままでのイチャイチャ時々冒険という生活ではなく、シルバーランクの冒険を行うには、絶対的に己の力不足を痛感することになります。さらに、信頼に値する仲間の不足も問題。そこで、エルフの里でハードな修行の日々を送ることになるのですが…

「原点回帰」ということで、改めて「100人のハーレム」というキーワードが出てきております。スピカたちに囲まれ、すでにハーレム構築完了という感じだったのですが、ここにきて、再度初心に立ち返ることに。すでに、悠斗のテクニックは、かなりのレベルに達しているようで、たいていの女の子は落とせるようになっているのですが、単純に身体の関係を構築するのがハーレムではないということで。

エルフの里での修行は、普通かなりかかるもののようですが、そこは悠斗。「3日で終わらせる」と宣言して旅立ちます。なんでしょうね。とりあえず、この作者はすべてをエロに置き換えないと気が済まないのでしょうか? 武術の修行のはずなのに、全身にローションを塗る(一応秘薬のようですが)って、いったい… さらにその秘薬効果のある温泉では、ふたりの美少女を手業だけで、どうこうしてしまうし、武術の修行をしているのか、エロ修行をしているのかよくわからない状況になっています。すでにケットシーの村長さんとは、最後まで行っているハズなので(村長さんが処女じゃなくなったんだから、そういうことだよな)他メンバーにも手をつけてもおかしくないのに、最後の一線だけは越えていないようです、たぶん。もうなにがなんだか。

ヤンデレ妹が登場しないので、かなり読みやすくなりました。少々強引な「原点回帰」ですが、もう一度仕切り直しで、爽快なコメディに戻りつつあります。

★★★
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2017年07月04日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(7)


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(7)

レムの中に残る魔王の魂を消す儀式魔術が、ダークエルフに伝わっているという。個人的な問題だからと一人で向かおうとする彼女に、ディアヴロは同行を提案する。ゲーム設定の「ダークエルフは爆乳」が頭にあったことは否めない…ダークエルフは、過去の経緯から他種族に敵対心を持っており、ディアヴロたちは弓を向けられる。この世界に来て、大きく成長したと(思い込んでいるだけ)のコミュ力を発揮すべく、ディアヴロは交渉を始める。
「貴様らの恨み辛みなど知ったことではない。我に従うがいい!」
……どうなのよ? そんなに現実世界ではコミュ力がなかったのか? まあ結局圧倒的な力によって場を収めてしまうのですけどね。

ダークエルフとの交渉の中で、エルフの領地をダークエルフに譲渡するという話がまとまり(ダークエルフ側は、当然不可能な申し出と思い込んでいる)シェラは、エルフの村に戻ることになります。なんとか領地の件はOKがでますが、代償としてシェラはエルフの王女として、エルフの男性と結婚させられることになります。

なんか、ファンタジーの王道のような展開になってきましたね。当然シェラの相手は、かなり酷いご面相。ただ、その裏には優しさもあるようなないような…微妙なエルフだったりします。前世(現実世界)では、コミュ障でさらに異性とのそういった経験もないディアヴロ。シェラに直接的な好意を告げられ、慌てます。さらに童貞ってことも、エルフ女王たちには見抜かれたようで… この世界にきてから、かなり経験積んでいるはずなんですけどねえ。正直かなりリア充だし、ある意味女性を知っているはずなのに。

後半は、なかなか熱い展開でした。しばらく楽しませてもらえそうですね。すごく安定したシリーズになってきました。

★★★☆
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2017年06月19日

下僕ハーレムにチェックメイトです!


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
下僕ハーレムにチェックメイトです!

主人公リクはゲーマー。イベントで一番最初にアイテムを手に入れ、ハーレムを造れると思った時、突然異世界アースガルムに召喚されてしまいます。幼女女神・ナンナから世界を救うよう頼まれた彼は、アースガルムにエルフ・獣耳娘・サキュバスなどがいるか確認し、その上で依頼を成し遂げたら、異世界の女の子すべてがリクの下僕になる大魔術を発動してもらうことを条件に引き受けます。伝説の七人目の英雄となり、魔王軍を追い詰め、あと少しで倒せるというところで、魔王に逃げられてしまいます。魔力がなくなった魔王を探すには世界が広すぎ、ショック(主にハーレムを造れなかった)によりリクは引きこもってしまいます。グデグデと過ごす彼の前に、英雄の一人、エルフのフローラが現れます。彼女はナンナに頼み、自分をリク専用の下僕にしてもらったということで…彼女の太ももには、下僕の印が刻まれており、リクが身体に触れると、全身が疼くようです。
気をよくしたリクは、彼女ともに魔王を探すことに。彼は今度こそ魔王を倒し、下僕ハーレムを構築できるのか?

異世界召還ものですね。魔王を倒した英雄が、二周目の人生を歩むというものではなく、魔王を倒しそこなった英雄のお話になっています。まあ一周目の続きですね。リクのエネルギーは「女の子を下僕にする」というゲスなもの。ほぼすべての行動がそれへ結びついています。でも実際は現実世界でも、そういう経験をしたことのないヘタレだったりするので、うまく行かないようです。一応女神ナンナから「一定以上エッチなことをしたら、許さない」というくさびを打たれていますが、ナンナの監視も100%ではないようなので、どうとでもなりそうなものですし、基本出てくる女の子は、リクに好意を持っているので、すでにハーレムのような状態なのですが、それに気づくこともできていない状況。というか、ナンナもリクを気に入っているようですしね。

ヒロインたちは、エルフ・フローラ(清純)、聖女・ミラル(ツンデレ)、獣耳・ロア(ロリばばぁというか、合法ロリ)、女神・ナンナ(ロリ)といろんなタイプが揃っています。下僕魔法のかかったフローラだけでなく、ロアもウェルカム状態ですし、ミラルともあと一歩まで行きます。まあヘタレで少々面倒くさい性格が災いするのですが…

果たして彼が本懐を果たすことはあるのでしょうか?

★★★
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2017年04月21日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(6)


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(6)

腐敗した教会を正そうとするルマキーナに協力して、ディアヴロは王都へ乗り込みます。聖騎士との闘いが待ち受けることが想定されるが、宝物庫で揃えた装備があるので、楽観視していた。ところが、立ちふさがったのは、一般の信者たち。ルマキーナは戦いを望まず、教会堂に閉じ込められ、背徳の汚名を着せられてしまう。そんな理不尽な扱いすら受け入れる聖女であったがディアヴロは黙っていることができず…

さらにルマキーナの聖女感に磨きがかかっています。登場したときのアレはなんだったんでしょう。いままでディアヴロたちが圧倒的な力(演技力?)で倒してきたのは、武力を持って敵対してきた人(や魔物) しかし今回は、武力を持たない一般人が相手となります。直接的な攻撃はできない(しにくい)相手に対して、ディアヴロは口先で丸め込むことができるのか? が注目部分になります。

仲間からは、すでに「神様」のように崇拝(もしくは好意)されているので、少々のミスだと気がつかれない(アバタもエクボ状態)のですが、敵対する人からすれば、少しの違和感により、すべてが台無しになってしまいます。もともと交渉ごとが苦手なディアヴロ。魔王ロールプレイも、相手がコンピューターのキャラクタのように「想定される」行動をとる場合には、役にたっても「生身の人間」に通じるのか? おもしろいやりとりでしたね。
「敵も味方も判らぬ愚者どもめ、もはや生かしておく価値もない!」
とタンカを切ったディアヴロは、果たしてどのようにして場を収めることができたのか?その一点を楽しみましょう。

しかしディアヴロの貞操は、そろそろ破られそうですね。中の人は思春期まっただ中の高校生男子。いつまで我慢することができるのか? 時間の問題のような気がします。

前回聖杯に聖水を注いだ少女がおりましたが(ヲイ)、まさかそのネタを今回ひっぱるとは… 前回はボカされていましたが、今回ははっきりと…案外シリアスなシーンだったはずなんですが、ギャグになってしまいましたね。

★★★☆
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2017年03月21日

トラックに轢かれたのに異世界転生できないと言われたから、美少女と働くことにした。


著者:日富美信吾
出版社:講談社ラノベ文庫
トラックに轢かれたのに異世界転生できないと言われたから、美少女と働くことにした。

ラノベが大好きで、前世の記憶を保持しつつ、チート能力持ちの俺TUEEEな無双人生、魔王な人生、ハーレムな人生へと、己が望むような「異世界転生」ができたらなあ…と夢想する、高校生志郎は、本当に死んでしまった。しかもトラックに轢かれるというフラグを立てて…さらに気がつくとエルフのような美少女フィリアと面談。「もうこれは転生」と期待が高まります。ところが、フィリアは「あなたは転生できないの」と告げます…え?ということで志郎の転生(できない)ライフが始まります。

転生ものに見えて、実は主人公が転生できないとか、ハーレムものに見えて、実はハーレムじゃないとか、エルフ美少女がヒロインに見えて、実はヒロインはスライム(人型になれない)だとか、少し外してきていますね。

フィリアがいたのは、神様が運営する「転生を受け付ける窓口」。そこの責任者であるフィリアは、転生者の要望を徹底的に訊き、望みの世界に望みの形で転生させることをモットーとしています。ところが、その転生には「転生ポイント」が必要で、そのポイントは前世でどれだけ頑張ったかで決定するという仕組みがあります。志郎が持っていたポイントでは、世界を選択することなどできず、じゃあどうすればという時にフィリアから「ここで働いてもポイントが貯まりますよ?」と薦められ、仕事をすることに。

シローは生前ラノベで培った知識を屈指して、転生希望者に新しい人生のライフプランを構築していきます。そこには、今までにない視点があり、どんどん人気の担当者となっていきます。相談に来るのは、人間だけでなく、異世界人やロボットなども含まれており、多様性を絵で描いたような世界になっています。シローが最初に担当したのは、スライムで彼女は、シローの話すプランがたいそう気に入り、なぜか転生せずシローと一緒に暮らすことに。「彼女」というからには女の子であり、フィリアたちは男女が一緒の部屋で暮らすなんて…と止めるのですが、シローは特に気にせず、スライムは絶対一緒がいいということで、同棲することに。って、確かに人間としての感性だと、スライムの性別ってあまり関係ないですよね。それ以来、スライムの居場所はシローの頭の上。シローが落ち込むと慰めてくれます。

ストーリーとしては、フィリアの考えに反発する2課の課長との闘いということになります。そういう目的がある分、日常系にはなっていないのですが、別に日常系でもよかったかも。

最終的にいくつか伏線の回収ができていないように思います。続きが出て、そちらで回収予定なのか、単純に忘れ去られているのか…話の流れ的に後者のような気もしますが、中には次につながりそうな伏線もあるし、状況(評判)次第でということなんでしょうね。
★★★
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2017年03月17日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(5)


講談社 / 2016年6月2日発売
Amazon.co.jp / 本
著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(5)

聖女ルマキーナが呪詛を受けてしまった。彼女は自らを癒やす魔術を受け付けないため、解呪するためには、ディアブロがゲーム内で入手したアイテムを使うしかありません。数多の冒険者たちが攻略に失敗しているダンジョンの最奥にそのアイテムは、置かれているのですが、ディアブロにとっては余裕。なぜならそのダンジョンを設計したのは、ディアブロ自身だから…

今回は、ダンジョン攻略が主体となっています。それもディアブロが元の世界で構築(ゲーム内で)したものなので、一部無駄に軽いノリになっている箇所もあります。ゲームバランスという意味では、崩壊しているんですけどね。それよりも前回「聖女というより性女」といったほうがよかったルマキーナが、まじめに聖女になっていますね。前巻はなんだったんでしょう?

より完璧になってきたロールプレイのせいもあり、最強魔王(でも優しい)としての立場をどんどん強固なものにしてきています。今回のダンジョン攻略においても、最強種であるはずのドラゴンを「フッ、たかがレベル140で神気取りか? 笑わせるではないか、雑魚め」とあっさり攻略しています。どこまで強くなっていくのでしょう。? この世界には、魔王(魔族)はたくさんいるようで、幼女魔王クルムに続き、今回もジルコンタワーに魔王の覚醒を告げる(というか襲う)魔族が登場します。確かにゲーム内世界だとしたら、いろんな魔王がいてもおかしくないんですね。

前巻に比べると、エロが少し減っています。その分、ラブコメ要素が増えており、なかなかいい感じです。とはいえ、RPGの永遠の謎…というか触れてはいけないことに触れています。それは「トイレ」問題。野外や街中の場合、なんとかなりそうですが、ダンジョン内にトイレがあることは、普通ない。ということは? しかもたいてい男女混合パーティですし…今回は、とあるキャラ(女性)が、我慢できなくなり「聖杯」をなにかに使ったようです。まさに聖水…いやお下品はやめておきましょう。

しばらく忘れていたシリーズですが(気がついたら7巻まで出ていた)、久しぶりに読むと面白いですね。

★★★
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2017年01月11日

異世界支配のスキルテイカー(5)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(5)

元の世界に戻るためのアイテム「帰還の魔石」を入手した悠斗。とりあえずの目標は達成したと、さらにのんびりした異世界ライフ(ハーレム付き)を満喫していました。悩みは、帰還の魔石が一人しか使えないので、このアイテムを使うこと=スピカたちと別れるということ。悠斗はどういった結論を出すのか?というか、今までの悠斗の行動を見ていたら、結論は見え見えですね。でないと、アイテム入手した時点で行動しているはずですから。前回、ケットシーの村長さんの処女をいただいて、それまでの「精神的な満足」だけでなくなってきた悠斗。果たして今回は?

ということだったのですが、今回は怖いお話になっております。いや前半は、今までとおりのまったりした、異世界ライフだったんです。悠斗がどんどん変態になっている以外は…だってねえ、使役しているスケルトン(が受肉して全員美少女)を夜な夜な集めて、服を脱がせ、その上をゴロゴロだなんて…もうなんていうか、そのシーンみたら、ごめんなさいって踵返すしかないよな。というか、普通そんなこと考えつきもしないだろ。酒池肉林の意味が違うって。リアルハーレムのほうも、どんどん爛れた状態になってきています。ついにリアルロリなサーニャにも手を出していますし、ケットシー姉は、足下に水たまりができるほどな状態だし、なんというかタフですな。

本筋のほうでは、七つの大罪が動き出し、悠斗に危険がせまっているはずです。しかしながら、俺TUEEEEな状況になっているので、ほぼ脇役状態になっているのはお約束。今回最大最凶の敵は、悠斗の妹です。兄恋しさに時空の壁を越えてしまうというのも、大概ですが、その強さは異常。兄への想いも異常でして、兄の周りにいる女性に対してはまったく容赦がありません。でも本当に怖いのは、ラストシーン。なんだろう夢に出てきそうなシーンだ。ヤンデレってのがありましたが、そのレベルでないな。ああ、そういやこの作者さんサイコホラーな展開になることが多かったんだ…4巻までエロ・バカな展開だったので、油断していたよ…普通ヤンデレな妹が出てきても、ああいう展開にはならないだろ。今までのノリからいけば「新しいハーレム要員が増えた」くらいに考えていたのに…

後書きで6巻は原点回帰ということだったので、またスカッとしたエロコメに戻ってくれるのかな? もう妹出ないよね? 次に出てきたら、もう手がつけられないよ。存在ごとなかったことにしようよ。

あれ、でもこの展開だと、悠斗の目的が消えてしまったのではないかい? そうすると、軸になるストーリーがまったくない、単なるエロコメに成り下がってしまうぞ? 6巻からの展開を待ちましょう。

★★☆
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2016年10月24日

ギャルこん!


著者:三門鉄狼
出版社:講談社ラノベ文庫
ギャルこん! ギャルと新婚生活することになった。

主人公は、高校の入学式を終えたところの圭太郎。その日から住むことになった寮に向かうと、「おかえりデース、ケータロー」と完璧なギャルに出迎えられます。真乃と名乗った彼女は、圭太郎のことをよく知っているみたいですが、圭太郎には記憶がない。しかも二人で新婚生活を送りたいといいだし、裸エプロンで料理したり、初夜だといって寝室にやってきたりと、圭太郎を動揺させるに十分な行動をとってきます。そんな圭太郎の状況を見て、それまでクール美少女を演じてきた幼馴染みの果音が、キャラ崩壊させて、ラブコメに参戦してきます。圭太郎は真乃のことを思い出せるのか?

記憶はないけれど、幼い頃に出会ったことがあるらしいギャル美少女。全面的な愛情を注いできます。彼女のことを知りたくなった圭太郎は、いろいろな方法で過去の記憶を探ろうとしますが、それがクラス内で波紋を呼ぶことになってしまい、本当のギャルと敵対していくことになります。

真乃も見た目はギャルっぽいのですが、中身はまったくギャルではなく、料理も完璧だったりします。長い間、海外で生活していたため、日本語が少しおかしいことと、愛情表現の仕方がおかしいこと以外は、ある意味普通の子。ただその見た目と外国育ちのフレンドリーさが、クラス内ヒエラルギーに影響を与えてしまいます。

一方、果音のほうは、まったく男性を寄せ付けないクールビューティ。中学の時に告白してきた男子に「レポート」を提出させ、その誤字脱字を添削して突き返したという伝説を持ちます。しかし、その実態は、圭太郎のことが大好きで、そのことに気づいてもらえるまで、男子が近寄らないようキャラを演じていたというかわいい女の子。真乃の登場で、一気にキャラ崩壊していますが、いままでよくボロ出さずにいましたね、この子。

圭太郎はギャル嫌い。その理由は、昔の仕打ちにあるのですが、なんか最近の主人公って、この手の経験がある率が高くなっていますね。まあ「xxが嫌い」という理由付けとして、一番簡単だからでしょうが、もう一ひねりして欲しかったなあ。

真乃の一途さもすばらしいのですが、なぜか応援したくなる果音。キャラを崩壊させてまで、圭太郎に気づいてもらいたいというけなげさが魅力ですね。ヒロインはもう一名中二病なのがいますが、そっちはどうでもいいや。

★★☆
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2016年10月14日

さすがです勇者さま!(3)


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
さすがです勇者さま!(3)

魔王・シルヴィアの誕生日パーティ。笑顔にあふれた、楽しい日常。その記憶からふと目覚めた悠理が目にしたのは、かつて異世界に召喚されたときと同じ状況。しかしながら、この世界では人間と魔王は和解してしておらず、戦争状態なことに気づく。さらに聖剣リーゼロッテは現れない。そしてレオナからは「シルヴィアを倒して欲しい」と依頼を受けます。姿を現したシルヴィアは、ひどく冷たい目をしており。悠理はかけがえのない日々を取り戻すために、改めて全力で向かっていきます。

異世界に召喚された主人公が、さらに異世界に飛ばされてしまう。しかもその世界は、元の世界の平行世界。同じような世界でありながら、一つだけ根源的な差が生じてしまった世界。その世界で生活している人々にとっては、今の生活こそ「すべて」であるのですが、別世界での仲間たちと暮らした日々を考えると、なんとかしなくてはならない、その狭間で葛藤するユーリ。さらに主人公らしくなってきましたね。

二つの世界で大きく異なるのは、シルヴィの立ち位置。元世界では、強力な魔力を押さえ込むことに成功し、それが故、皆と仲良く暮らせていたのですが、こちらの世界では魔力を封じ込めることに失敗しており、それ故魔王として君臨することを望むシルヴィ。とはいえ、根源的な部分ではなにも違いはないはず。その部分にかけてユーリがとった行動は?

クライマックスということですから、もしかするとこれが最終巻なのかな? それにしてはラストが残念です。もう少し続くことを祈りたいですね

★★★
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2016年09月12日

異世界支配のスキルテイカー(4)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(4)

ハーレム構築で忘れておりましたが、悠斗の本来の目的は「元の世界に帰ること」今回、その方法にたどり着いております。でもそれを使えるのは一人のみ…ということで、冒険は継続することに。というか、そんなあっさりしたものでいいのか? なんの葛藤もなくていいのか?

ダンジョン攻略クエストを達成したことによって、一躍有名人となった悠斗は猫耳美少女ルナと出会います。彼女に請われて久しぶりにケットシーの村へ向かった悠斗ですが、そこでは史上最悪のネームドモンスターが待ち受けており…ついでに現地妻となる村長も待ち受けており。この作品の中では最年長な20代のお姉様。大人の色気と余裕をみせて悠斗に迫りますが、実は処女。そういった経験はまったくなく、気がついたら悠斗に食われていました。はい、ついに悠斗が最後までコトをいたしております。なんかある意味一番ノーマルな関係だなあ。それ以外はいろいろアブノーマルなもので。ルナは男嫌いらしく、リリナ大好きな百合娘。もともとそういった関係だったようです。

ラストには、ある意味最怖の敵である「悠斗の妹」も登場しており、ハーレム化がどんどん進んでいます。スピカたちを虐めることで精神的に満足し、村長で肉体的にも満足する。もう異世界満喫しすぎな悠斗。さらにリアルロリなサーニャにも手を出しそうな感じだったりして、守備範囲がどんどん広くなってきています。

というか、本来の目的がどこかに消えてしまっていませんか? 大丈夫ですか? 違う方向に行こうとしていませんか?

★★★
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異世界支配のスキルテイカー(3)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(3)

主人公は、異世界ライフを楽しむ悠斗(変態)。スピカ、シルフィアという美少女二人に加えて、ケットシー(猫耳姉妹)のリリナ・サーニャも奴隷としてハーレムを着々と構築しています。彼には異世界に召喚された時、倒した相手のスキルを奪うことができるという能力を得、しかもすべての運動・武術を取り入れたという武術の達人でもあります。つまり無双ができるんですね。奴隷といっても主従関係を明確にするだけの意味で、実際には仲間といった感じなんですが、そこは悠斗(変態)得たスキルをスカートめくりや触手プレイに利用して…結局は性の奴隷にしている状態。

今回は、ダンジョン攻略クエストを受注することになりますが、そのダンジョンで悠斗は女子高生の姿をした魔族の少女・ベルゼバブに出会います。って最近ベルちゃん、こんなのばかりですね。なんか魔族だということを忘れてしまいそうです。偶然ベルゼバブを助けたことにより、彼女に一目惚れされてしまいます。ということで、魔族にまでその魔の手を伸ばす悠斗。変態に磨きがかかってきました。

なんか悠斗は、自分の性欲を満たすために強くなろうとしているとしか思えない状態になってきました。このままいくと100人ハーレムまでさほど時間がかからないのかもしれませんね。

★★★
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2016年09月07日

お前を、祝ってやろうか!?(1)


著者:御守いちる
出版社:講談社ラノベ文庫
お前を、祝ってやろうか!?(1) ラッキースケベの呪いを解いてくれ!

主人公は、小学校の頃からラッキースケベばかり体験してきた。転けると、女の子のスカートに突っ込む、手を振れば下着をはぎ取る…コメディ世界ではまさに「ラッキー」ですが、実際に自分の身に降りかかると、ラッキーではなくアンラッキーな呪いとなります。そりゃ、周りからすれば、常時セクハラかますやつですからねえ。主人公も小学校時代は、笑って済ませたものが中学あたりからしゃれにならなくなり、女子生徒からは汚いもの扱いされるように…

そんな主人公が突然、銀髪の魔女に口の中へ銃口を突っ込まれる…不幸きわまれり…その魔女クロエは「ラッキースケベの呪い……アホらしいけど、Aランクの呪いよ。私の“試験”を手伝うなら呪いを解いてあげる」と持ちかける。彼女の試験は、呪われた生徒を探し出し回収するというものなんですが、当然この申し出を断ることはできません。学校で目立たずに活動できるよう「クラブ活動」という体をとることになるのですが、少々強引ですね。

いろいろ不条理なことがおこるのですが、説明がまったくなく、ストーリー展開が早すぎてついていけない。冒頭でラッキースケベによりスカートに突っ込んでしまった少女が、突然幼なじみになったり、幼なじみがいきなり妹になったりとヒロインが多過ぎ。また、主人公だけに聞こえる「謎の声」が謎のまま。意味あったんだろうか? たぶん、タイムボカンシリーズの「説明しよう」を取り入れたのでしょうが、唐突すぎて意味がわからない。

コメディ部分は面白いし、キャラも魅力的なんですが、すべてを一冊に詰め込みすぎて消化不良になってしまっています。もう少し文章がこなれてきたら、面白い作品を生み出してもらえそうな魅力も秘めています。

★★★
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2016年08月04日

契ってください魔王陛下。(3)

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
契ってください魔王陛下。(3)

ヴァン=公太の生活は、さらに賑やかになってきます。そんな中、ショコラが「ぼくはヴァンの恋人なんだからデートがしたい。それで、もう一回ちゃんとキスがしたい」が願い、それをサポートする(訳ではなく自分がデートしようとする)クリスによって、トラブルが巻き起こったり、ルサルカの発明品により、ライラが子犬に見えるようになったり…大変だけど楽しい日々が続いています。ところが、ひなたの元気がなくなってきて…病妹の属性が影響したわけではなく、毎日悪夢を見るせいで寝不足に。しかもその内容は覚えていないという…ひなたを救うために、メッちゃんの魔術で妹の夢の中へダイブする。

ということで、前半はショコラたちのヴァンを巡るラブコメエピソードとなっています。案の定というか、ショコラも甘々になってきていますし、ライラもペット属性を発揮。子犬になって(姿に見えるだけで、本当の形は変わっていない)公太に甘える。声はだませないということで、ワン、クゥーンしか言えず、四つん這いでミルクを飲むなどの屈辱を受け……たはずなのに、ペット属性のために、それが快感になったり。もう甘々のラブコメが続きます。

一転後半は、ひなたが主役。彼女が見る悪夢は、当然公太が登場人物なわけで…公太は、ひなたを悪夢から救うことが出来るのか?

今回メッちゃんの完全体(分割される前)も登場します。ある意味正統派な悪役ですね。それでも全体の甘々な雰囲気は崩れていません。というか、少し飽きてきたなあ。そろそろ物語が大きく動いてくれないと、読み疲れしそうかも。

★★☆
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2016年07月23日

電波な女神のいる日常(3)

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
電波な女神のいる日常(3)

夏祭りでのセレナの演奏を、超一流アイドル・星庭天音が聴き、彼女のバックミュージシャンとして、ライブステージに立ってくれという依頼が入ります。プロミュージシャンと繋がりを持つことは、布教活動にもプラスになるだろうと考えOKするセレナと智希。ところが、自由奔放な天音に智希が振り回されることになり、さらに天音もセレナと同じ魅了の力を持つことに気がつき……

今回は、セレナがアイドルのバックミュージシャンをするのがメインイベントとなります。セレナは神様であるが故、楽器演奏に長けており、そのピアノの腕に天音が惚れ込んだということなのですが、もともと専属バックバンドがいる状況でよく本人の希望が通ったなと少々不思議ではあります。バックバンドメンバーは、最初は当然反対し、オーディションという形で納得(というか、逆に先生とあがめるようになったみたいですが)しています。その間智希は、天音の付き人をさせられることになり、彼女に振り回されています。そのため、セレナと過ごす時間が少なくなり、わかりやすく焼きもちを焼くセレナ。どうも天音も智希に惹かれていっているようです。順風満帆に準備が進むと思っていたのですが、天音がセレナの弾くバイオリンを聴いたことにより、アクシデントが…天音は、以前はバイオリニストを目指しており、コンクールでも6位をとった腕前。でもある時、自分の才能に限界を感じ、夢をあきらめた経緯があり、セレナの完璧な演奏を聴いて、すべての面での才能の差を感じてしまったようです。折れてしまった天音の心を立ち直らせることは、出来るのか?

音楽(それもクラシック系)を扱うと、ひっかかる部分が多くなってしまいます。今回もバイオリン始めた時期が遅すぎるなと。コンクール6位クラスであれば、ソリストは無理というのは、もっと早い時期で理解出来ているだろうなと。まあいろいろありますが、それはおいておきましょう。

このシリーズ、これが最終巻のようですね。もう少し続くと思っていたので残念です。もっと甘々ラブコメ続けて欲しかった。

★★★
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2016年07月12日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(4)


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(4)

MMORPGクロスレヴェリにそっくりの異世界へ召喚されたディアブロこと坂本拓真(なんかどんどん本名、どうでもよくなってきたな)。PCのチートな能力と、ゲーム世界で培った「魔王ロールプレイ」により、シェラ、レム、さらに前回の敵である幼女魔王クルムとともに、魔王というより世界を護る活躍をしています。

今回は、聖騎士に追われていた聖女を助けたことから物語が動き出します。聖女・ルマキーナは教会の最重要人物で、事情を知ったディアヴロたちは、魔王領のジルコンタワーまでの護衛を引き受けます。何日もかけてたどり着いた街では、様々な問題が発生しており、さらに超巨大魔獣が突っ込んできて… 

ルマキーナを聖女と書いておりますが、正直性女のほうが正しいのではないかと思えるくらい、エロ担となっています。今までもシェラやレムの嬌声ってのはありましたが、今回は登場シーンからいきなり、触手に襲われています。で、その後もメイドさんに性奴隷として調教されかけますし…どうも本来は固く、本当の意味での聖女だったようですが、面白い人になってしまっています。

しばらくは、無双状態が続くと思われたディアブロですが、想像以上に早いタイミングで、難敵が現れました。このままいくと、本当に苦労するようになるのかな? そのほうが面白いですけどね。

拓真のロールプレイが、どんどん上達しています。引きこもり気味の対人スキルがほとんどなく、当然異性耐性もないはずだったのに、まわりの美少女たちによるハーレムに馴染んできていますね。今回もシェラと一緒に風呂に入り、シェラに身体を洗ってもらう、そのとき背中に当たる柔らかいものにドギマギしながらも、平静を装い、さらには前まで洗われ、アレもこすられるという状況に陥っても外面上は平静を保つ。なかなかのもんですぜ。血気盛んな年齢考えたら、美少女にアレこすられたら、そうもたずに爆発! してそうなのに大丈夫だったようですし…

ただこの作品、どんどんエロ要素が強くなっています。ここまで強くなると、正直引いてしまうかなあ。別にエロが嫌という聖人君子なことをいうつもりはありません。いろんな作品で書いていますが、エロ中心にするなら、レーベルかえてポルノとして出して欲しい。ラノベである以上、物語に主眼をおいて欲しいというのが偽らざる気持ちです。

次回はダンジョン攻略のようです。エロを抑え気味にして、ラブコメして欲しいですね。
★★★
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2016年06月15日

電波な女神のいる日常(2)


著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
電波な女神のいる日常(2)

セレナとの生活にも慣れてきた智希だが、夏休みのある日、実家が復旧したので戻ってくるよう言われてしまいます。セレナを引き留めておいて、自分はさよならという訳にはいかず、独り立ちすることを親に申し出ます。そんな智希に課された条件は「仕送り無しでしっかり生活する」というものでした。しかも監視つきで。その監視者は幼なじみの美桜。果たしで智希は独り立ち出来るのか? そのためにはまず「お金」ということで、テレビ番組の賞金獲得を目指すことに…種目はチアダンス…一瞬智希がチアダンスするのかと思いましたが、さすがにそういう一部受けを狙った展開ではなく、王道一直線な展開となっています。

表向きは(少なくとも)仲良くしているセレナと美桜。二人の協力によりメンバーがそろい、練習も始まります。でも二人とも可愛いですね。特に美桜。自ら「メンバー集め」を提案しておいて、智希に出した条件が「練習の時以外話をしない」ですからね。他の女の子にとられることを恐れている訳ですね。さらに、里崎がライバルに周り、色仕掛けをしてきて、さらに二人はヒートアップ。うーん、おもしろい。

智希がメンバーの親睦を深めるためのパーティの準備をしているところへ、里崎が乱入。かっさらっていこうとするのを当然止める美桜。里崎が出した条件は「どちらが智希を興奮させられるか(主に性的な意味で)」 うまいこと挑発にのせられた美桜が取った行動は……

その後も、夏祭直前に大型台風が直撃するなど、様々な困難が智希たちの前に現れます。それを乗り越えていく智希。その中で、智希と美桜の過去のすれ違いに焦点が当てられ……

って、この状況、セレナには申し訳ないけど、この二人の間に入り込むの不可能ですよ。幼なじみの空気感だけではなく、いろいろあったが故、深まった二人の信頼。そして二人に共通する「相手が一番大切な人」という想い… もう他人がどうこう出来るレベルじゃない。いくら女神さまでも、これは難しい……

そんな強固な絆を持つ二人をとりまくサブヒロインたち。それぞれが魅力的であるが故、ラブコメ濃度が高くなっています。直接的な描写はない(実際にもないのだろう)けど、胸焼けがするくらいいちゃらぶな劇甘ラブコメになっています。いいですねえ。

★★★★
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2016年05月31日

さすがです勇者さま!(2)


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
さすがです勇者さま!(2)

勇者としてして異世界に召喚された悠理。ところがその世界は、とっくに平和になっていた…規格外の勇者の力をもてあましながら、魔王・シルヴィアや、悠理同様聖痕のある「勇者のパーティ」にいるべき、魔術師・ルチア、エヴァといった美少女達に囲まれ、普通の学園生活を求めて奔走する悠理。しかし、勇者の力を暴走させてしまい、寮の部屋を半壊させてしまいます。これを機に「勇者仕様」に改装することになり、悠理の寝場所がなくなってしまいます。そんな時、ルチアがアタシのとこに泊めてあげようかって言ってるのっ。泊まるところがないんでしょ?だったら…」と言い出します。美少女と同じ部屋で寝泊まり? なんかラッキーな状況ではありますが、ヘタれ悠理なら断わ…らないだと。ただまわりに誤解されないようルチアが言った「弟子入りした」はさらに波紋を呼ぶことに。特にエヴァが反応し、彼女も弟子入りし、一緒に住むことに。ひとつの部屋に美少女二人と生活することになった悠理は?

今回はルチア回でした。彼女が悠理を泊めたのは、ラブコメ的な下心もあるのでしょうが、それよりも悠理に頼みたいことがあったというほうが大きかったようです。彼女の頼みは「エヴァと仲良くなりたい」前回の二人の関係からすると、そんな言葉が出てくるとは思えないのですが、そこには「ある理由」があり…

シルヴィアの女の子らしさも可愛かったですが、ルチアもツンデレ的可愛さがありますね。沈着冷静と思われていたエヴァも、照れることはあるようで、その場合返事が「肯定」ではない「ぽじてぃぶ…」とかわいらしくなるようです。

少しずつ物語も動き出したようです。それぞれが抱える想い。一人では超えられないもの、自分で超えるしかないもの、いろんな壁が立ちはだかり、それでも彼らは一歩ずつ前へ進んでいます。ラブコメ的視点でも、一歩ずつ。いまのところ誰がリードしているのか、よくわかならない状況です。3人の誰にもチャンスがありそう。それとも、強敵が現れてしまうのか?

★★★☆
posted by あにあむ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2016年05月23日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(3)


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(3)

MMORPGクロスレヴェリにそっくりの異世界へ召喚されたディアブロこと坂本拓真。PCとして所有していた魔法反射の能力のため、レムとシェラと奴隷契約を結ぶことになる。本来は、二人が拓真を召喚し、隷従させようとしたのだが、逆になってしまっということ。
PCのチートな能力と、ゲーム世界で培った「魔王ロールプレイ」により、魔王というより世界を護る活躍をしています。
今回は、魔族エデルガルトが「レムの中に封じられている魔王クレブスクルムを復活させる協力をしないか」と持ちかけてきます。以前レムの中の魔王を取り除くと約束してことと、魔王ロールプレイのせいで、魔族の提案に乗ることに。「魔王クレブスクルムを復活され、この俺が倒す!」と…

ということで、今回はクロスレヴェリの魔王の復活にまつわるお話になっています。結果がどうだったかを書いてしまうと、ネタバレになるので、そちらには触れず、ということで物語の後半にも触れることなく感想をば。

前巻ではエルフの王女・シェラが物語の中心でしたが、今回は豹人族・レムが物語の中心。誰にでも優しい拓真の本質により、魔王なんだか勇者なんだか分からなくなってきたディアブロですが、相変わらず偉そうなロープレを続けています。もっとも、周りに生暖かく見守られるようになってきている気がしないでもないです。

最近、魔法を用いて体内にある「なにか」を取り出す時は、性的快感を得るというのがデフォルトなんでしょうか? なんか似たような話が多く、どれがどれだか…今回もレムが性的快感を得たようです。まあ「死にそうな苦しみ」を描いても、あまりうれしいものではないでしょうし、かといってなにか「苦しそう」なシーンにするために、一番手っ取り早しのかも知れませんね。

ストーリーの特徴が消えてきています。他作品と「違う」ところを探すのが難しくなってきており、正直読むのが辛くなってきたかな。相変わらず物語が複雑というのも欠点ですね。

★★
posted by あにあむ at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2016年04月21日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(6)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(6)

夏休みに無人島で伊吹に告白された耕介。しかしそこはラブコメ主人公。「実は気のせいだった」と思い込みつつ、日常生活へ戻っていきます。舞台は再び学園に戻り、年に一度の音楽祭がメインイベント。なぜか盛り上がる生徒たち(音楽祭って、そんな盛り上がるイベントだっけ?)しかしその熱に水を差すように「夜の学校に幽霊が出る」という噂がたちます。さらに「音楽祭を襲う不幸−ファントムの怪」も噂されるようになり……仲のいい先輩が頑張っているということで、なんとか成功させたい天虎の依頼を受けた耕介は、文芸部のメンバーと調査に入っていきます。幽霊が出るのは夜。つまり耕介と二人きりで夜の学校にいられることになり、文芸部メンバーはそちらでも盛り上がります。でも愛羽は本当に幽霊が怖くて……

今回も愛羽の男性恐怖症克服の疑似恋愛プレイが、伊吹の指示のもと行われます。壁ドンや、椅子に座った耕介の膝に愛羽が座るとか…もうね、そのままやっちゃえよという勢いになってきています。愛羽も完全に攻略されているよね。

うやむやになるかと思われた、伊吹の告白は、今回最後まで引きずられます。伊吹の告白の真意はなんだったのか? そもそも現実だったのか?

今回表紙が天姉です。でも本編では「天姉回」というほど活躍出来ていないのが残念。もう少し活躍の場があってもいいと思うのですけどね。でも、本編に出てくる天姉の話し方とイラストにはギャップがありますねえ。イメージは、八重歯があってもっといろいろちんまい娘だったのですが、イラストは普通にかわいいですね。

シャルテの病気(ブラコン)はさらに進んでいるようです。お風呂で耕介の背中を流している時に、なぜか興奮(性的に)。その理由が「大切なところ=ち○○んを擦っている気持ちになったから」……帰ってこいよ〜って、耕介の大切なところは、大丈夫だったのでしょうか? あれですか? E○ですか?

もう少し続くようです。次巻も楽しみですね。

★★★☆
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2016年04月19日

グリモアコートの乙女たち(2)


著者:雨木シュウスケ
出版社:講談社ラノベ文庫
グリモアコートの乙女たち(2)

日本で誕生した、西洋の魔女から独立した存在である大和魔女のみが着用することが出来る最高峰の万能魔法具−グリモアコート。主人公・織音は男でありながら、大和魔法の素質がある少女たちが集う常夜坂女学院で学年トップの大和魔女である若宮となった。彼は相変わらず男子であることを隠しつつ、女生徒たちの中で暮らしている。先輩たちとお茶会をしたり、うっかり一緒にお風呂に入ってしまったり…しかし外の魔法使いの世界で起きた大変動の機器は学院にも及ぼうとしていた。

ということで女装男子が活躍する魔法物語の第二弾です。って、織音は本気で性別を隠すつもりがあるのでしょうか? どんどん彼の性別を知る人物が増加して行っているような気がするのですが。前巻の感想で書いた通りの展開になってきました。うーむ。

前巻では、黒衣のグリモアコートを着た織音は、かなり強かったのですが、今回はより力の強い存在が出てきます。それ故、織音も苦労することになるのですが、あまり強い敵を出し過ぎると、主人公だけで対応出来ない状況になってしまい、物語が面白くなくなる可能性があるんですけど、そのあたりのバランスは今後どうなっていくのでしょうか?

前回以上にお嬢様学校の特徴(って、本当のお嬢様学校知らんけど)が色濃く出ていますね。先輩とのお茶会とか、もう百合展開しか想像出来ない。少しシリアスが増加気味なこの作品。楽しく読み続けることが出来るか少し心配です。

★★☆
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2016年02月05日

学年トップのお嬢様が1年で偏差値を40下げてギャルになっていた話


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
学年トップのお嬢様が1年で偏差値を40下げてギャルになっていた話

主人公は、ちょっとひねくれた考え方をしている望月春兎。優等生の仮面をかぶり、うまく取り繕うことで、適度にクラスに溶け込んでいる。そんな彼は、クラスメイトでもあり、クラブも同じである十六夜小夜が気になっている。ある日、いい雰囲気になりかけ、告白しようとするが、タイミングを逃してしまう。まあ明日も同じ日常が続くからいいか、と思っていたら…

春兎の家に、幼なじみである(昔は一緒に住んでいた)名家のお嬢様・神楽坂双葉が家出してきたことで「日常」が音を立てて崩れ落ちます。以前は大和撫子だったはずの彼女は、ギャルに変身しており、しかもなぜか玄関先で抱きつかれ、唇を奪われてしまう。思春期男子としてのリピドーだけでは説明がつかないくらい猛った彼は、そのまま彼女に襲いかかり…そこで記憶をなくすというのが導入部。さらに、ドSな双子の姉・黒羽までが現れ、3人で共同生活をすることになります。

双子が現れたことにより、小夜との日常は崩れ去り、ラブコメワールドに放り込まれることになった春兎。普通の三角関係というだけでなく、双子姉妹の特殊能力のために、さらにややこしい話になっていきます。昔は、おとなしい妹キャラだったのに、なぜギャルになってしまったのか? そもそも再会すると同時になぜキスされたのか? さらになぜ彼女を襲ってしまった(未遂?)のか? ラブコメに異能バトル的な謎が散りばめられており、楽しく読むことができます。

タイトルは…どうにかならなかったのかなあ? 少し前に出た本のタイトルをパクッたんでしょうが、偏差値40というのは、ストーリーにまったく関係なかったもんな。

★★★☆
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2016年01月21日

異世界支配のスキルテイカー(2)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(2)

スピカとシルフィアという2人の奴隷を従えて、異世界ライフを楽しんでいる悠斗。クエストを実行していく中で、リリナ・サーニャという猫耳の姉妹(ケットシー)と知り合います。他の種族との交流を行っていない彼らですが、悠斗たちは、そのムラに招待されることになって…チートな能力を持った主人公が無双する、目指せ!奴隷ハーレムなファンタジーです。

悠斗には、倒した相手のスキルが使えるという「スキルテイカー」な能力があります。さらに、どのような運動・武術でも取り入れるという武術の達人でもあり、常人では考えられないほど簡単に敵を倒し、さらに強くなっていくという状態。このままいくと、あっという間に世界を手に入れそうですね。さらに女性にもモテるし、実は肉食系…なんだろう? ここまでスキがないと、どうしたものかと…

魔法の練習ということで、スピカのスカートめくりを楽しんでいた悠斗(変態)ですが、今回はさらに、新しい魔法を覚えて、スピカとシルフィア二人と触手プレイを行う悠斗(変態)です。そこはラノベというべきか、一方的に虐められるのは、女性のみで、悠斗のそういうシーンは出てきません。魔法を使うことに精一杯という訳ではなく、彼女たちの痴態を楽しんでいるようですが、それ以上の行為に及ぶことはないようです。これって、さらに悠斗の変態さを際立たせていますね。

今回、さらにいろんなアイテムを入手し、あんなことやこんなことをしようと企む悠斗(変態)。その無尽蔵な能力(変態力)はどこまで強くなっていくのでしょうか?

★★★
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2016年01月12日

勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない


著者:岩波零
出版社:講談社ラノベ文庫
勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない 魔王の呪いでヒロインたちを同時攻略しなければなりません

主人公は、高校生の上月行人。ある晩、現れた妖精にRPG世界に召喚されます。魔王を討伐しないと現実世界が滅亡するという…。目の前に現れた選択肢から4人パーティでの攻略を選択した行人ですが、そこには罠があって…。クラスメイトの彩織、幼なじみの真奈美、従妹の梢とパーティを組むことになります。3人の女の子は行人に好意を持っています。でも告白はしていない状態。それを利用され、3人の中に爆弾が埋められており、それが爆発すると地球が滅亡するという…その爆発条件は
・告白され、断った場合
・自分以外に「行人が好き」な女の子がいると分かった場合
・自分に爆弾が埋められていることが分かった場合
……それまで、非モテの行人は「たいしたことない」と思っていたのですが、なぜか3人から告白されてしまい、もう大変。好感度を下げて、行人が振られれば、起爆条件にならないので、頑張って好感度を下げようとするのですが、なぜかうまくいかず…

いろいろと吹っ切れた作品です。というか、表紙がすべてを語っているというべきかも。RPG世界に召喚された時の初期装備は、バスタオル一枚のみ。もういきなり裸祭状態です。しかもヒロインたちは、無茶苦茶肉食系。異世界を夢だと思い、いきなりバスタオルを自ら外してご開帳などなど。さらに3人の行人に対する好意がすごいことになっている…いや、3人がおかしいため、好感度が下がりません。いきなり「パチンコに行くから金かせ」とせびったら、あっさり3000円くれて、行人のほうがドン引き…。異世界だけでなく、現実世界でも色仕掛けがどんどん増えてきて…「もう固くなっている」「こんな大きなの入るかな?」など生々しい台詞も…

行人の行動には「地球」の命運がかかっている。そう考えれば、行人は大変なはずなんですが、なぜなんでしょう。「行人、爆発しろ!」といいたいんですよね。

単純な異世界召喚やハーレムものではなく、ひねったところが非常に面白い。続きが待ち遠しいですね。

★★★★
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2016年01月06日

異世界支配のスキルテイカー


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー 〜ゼロから始める奴隷ハーレム〜

主人公は、武術の天才・近衛悠斗。ある日突然異世界へ召喚されます。そこは奴隷売買が存在する世界。その世界は、能力により明確にヒエラルギーが決まる世界。悠斗は、その世界での能力を持っていなかったのですが、≪能力略奪≫という倒した魔物のスキルを奪い取るというチート能力がありました。その能力を使って、異世界ハーレムを築いていこうとする悠斗。

異世界に召喚したのは、お姫様ではなく、オーク! 異世界の美少女を召喚するつもりだったのが、なぜか男が召喚されてしまったため、「価値がない」と殺そうとします。普通ならあっさり殺されるところですが、武術によりオークに買ってしまいます。しかもそのオークは、宝をため込んでおり…
街を見つけ、転がり込んだ宿屋で看板娘のスピカと出会います。彼女は、悠斗に憧れ、彼の奴隷になりたがります。というか、この世界の奴隷は、それほど酷い扱いをされない場合も多いようですね。誓約によって拘束されるとはいえ、ある程度の自由はあるようですし。今回の場合、スピカは身も心も悠斗に捧げたいようですが……

今回ヒロインとしては、他にシルヴィアが登場しています。こちらも自ら進んで、悠斗の奴隷になりたがるという……

チート能力があり、しかも女性にモテる。このままあっさりハーレムを創り上げそうな勢いではあります。テンプレ化されているので安心して読み続けることが出来ます。しばらく楽しめそうなお話ですね。

★★★
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2015年12月17日

さすがです勇者さま!


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
さすがです勇者さま!

主人公は、異世界に召喚され、人間離れした勇者の力を手に入れた高校生・鈴原悠理。ところが、その世界はとっくに平和になっていた…「魔族との戦争は?」「もう終わりました」「…魔王は?」「バイトで学費を稼ぎながら学生してます」 戦うべき敵も、陰謀も、世界の危機もない状況に開き直ることにした悠理は、魔王・シルヴィアたちと平穏な学園生活を送ろうとする。でも、剣を振れば教室が崩壊、クシャミすれば学園の魔術決壊を破壊するという、超人的パワーのためトラブルばかり呼び込んで…

悠理は、元世界で7回も転校するうちに「人付き合いなんて、くだらない」という真理にたどり着きます。でも、別にコミュ障という訳ではないので、その気になれば人と付き合うことは可能。異世界では、目標がなくなってしまったため、「普通の生活=友人たちと楽しくすごす」を目指します。同級生は、魔王である美少女・シルヴィア。それと本来は勇者パーティの一員として魔王を倒すはずだった魔術師のルチア。先生は。これも美少女で勇者パーティの一員だったはずの、傭兵のエヴァ。それぞれ、その能力や出自が故、普通の生活が送れなかった4人が、青春しています。

って魔王さまが可愛すぎます。お菓子作りが大好きで、しかも優しい。もうね、こんな魔王倒す気になれそうにありません。そりゃ世界も平和になるわ、という話ですね。
ルチアは、本来魔王を倒すべく努力してきたのに、いきなり平和な世界が訪れたため、力の使い道がなくなってしまったかわいそうな存在。さらに登場時に、悠理のくしゃみで服と下着を飛ばされ「裸マント先輩」というあだ名つけられるし……
エヴァは、よく見かけるタイプの少女ですね。いろんな作品で、この手のキャラを見かけます。

本編の合間に「0章」という章が挟み込まれています。ここでは、伏線や登場人物の過去の関係性などが語られているのですが、少し時系列がわかりにくくなっている気がします。本編の流れがせき止められている感じがするので残念です。

力を持っているが故に「普通」でいられない4人が、普通の友人を目指す楽しい物語になっています。少々甘みが強いラブコメですが、楽しいですね。

★★★★
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2015年12月14日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(5)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(5)

夏休みに突然耕介たちに文芸部廃部の危機が降ってわきます。
そんな折、伊吹が東雲家の別荘がある無人島での財宝探しを提案してきます。その島には学園理事長である伊吹の祖父が財宝を隠して緒り、それを発見できれば彼女の願いを何でも叶えてくれるという約束があるのだという。そこで、耕介達文芸部一行は、無人島に渡り、財宝を探すことに。

ハーレムラブコメの定番・無人島回です。耕介以外は全員女の子。しかも全員が耕介に好意を持っている状態。これでなにも起こらないほうがおかしいという状況ですね。無人島には、これまたお約束で凶暴な獣たちが生息しており、唯一の宿泊場所である洋館では、昔連続殺人があったという……さらには、嵐の夜、外部から遮断された洋館では、少女たちが一人ずつ消えていき…最後に残された耕介は……

いろいろとお約束が炸裂していますが、その分変な流れにならず、ストーリーを楽しむことが出来ます。前巻ではシャルテがメインヒロインでしたが、今回は伊吹と愛沢がメインヒロイン。前回、愛沢たちの存在がバレたこともあり、今回もシャルテは登場していますが、シスコン耕介にとっては、どこまで行っても妹のようです。一緒にお風呂入っても、平気なようですし、水浴びするシャルテを「きれいだ」と平気で眺めていますからね(世間的には変態という) 天虎は幼なじみのお子ちゃま扱いのまま。どうやら「異性」として意識するのは、伊吹と愛沢の二人に絞られてきたようです(九重は色物扱い)

今回もエロコメ用シーンが準備されています。前回ほどあざといシーンではなく「お約束だし仕方ないかな」というレベル。どちらかというと、ストーリーに重点が置かれていたので、受け入れることが出来ました。まあ相変わらず耕介はらっきーすけべの連続なんですけどね。

ところで、そろそろタイトル改変してもいいんじゃないかな(笑)。なんかもうビッチという言葉、まったく必要なくなっていますよね。色物担当の九重ですら、実際には純情な少女というのが明確になっていますし、ビッチが誰もいないのは明白。

ラブコメの行き着くところは、どこにあるのでしょうね? もう少し楽しめるようです。
★★★☆
posted by あにあむ at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2015年08月12日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(4)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(4)

今回は妹回です。前回助けた九重も少し登場しますが、メインヒロインは義妹・シャルテです。その数奇な過去により、自分のまわりから人がいなくなることを極端に恐れる彼女。特に兄である耕介のそばにいられなくなることを恐れているのに、連続して一人でお出かけをするようになります。彼氏が出来たのではないか? と疑う耕介は、愛沢や東雲たちを巻き込んで、尾行をします。そうしたら、彼氏どころか怪しげなおっさんの車に乗り込むではないですか? よもや「エンコー」 そんなはずはない。たぶらかされているだけだと取り乱す耕介。こいつのシスコンぶりも大概ですね。結局、彼女はバイトをしていただけということがわかるのですが、バイトが必要な理由は教えてもらえませんでした。って読者としたら丸わかりなんですけどね。

今回のことで、シャルテの存在が、愛沢たち文芸部メンバーにも知れてしまったから、これからは登場シーンが増えるのでしょうか? 耕介に近づく女性はすべて「敵」と認識するシャルテですが、愛沢には即懐いたようですね。そういや「ビッチ」という設定はどこに行ったのでしょうね?

前巻から登場した九重も、口だけビッチなところを見せ続けます。耕介に「セックスしよう」と迫るくせに、ちょっと迫られるとボロボロに…現実にここまで極端なヤツはいないよなあ。

エロコメは天姉が犠牲者。お泊まりに来たとき、昔のようにと耕介・シャルテと一緒にお風呂に入ります。が、シャルテと自分の胸を比べて……そんな天姉をみて、シャルテが「大きくする方法知っています」と……天姉の胸を揉みます。って2巻でも似たようなシーンがあったような。天姉撃沈……というか、耕介の理性すごいや。さらにシャルテは、毎晩自分の胸を揉んでから、耕介の部屋に行っていると。だから乳首はぷっくりしていると……えーと、どう反応すれば? 慌てる耕介に「本当は、ほてりを鎮めてから行っている。でないと、耕介が寝ている間に、一人で女になってしまう」って、どういうシチュエーションなんでしょう?

エロコメいらんように思う。それがなくても、充分に面白いラブコメになっているんだけどなあ。
★★★
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2015年08月10日

二線級ラブストーリー


著者:持崎湯葉
出版社:講談社ラノベ文庫
二線級ラブストーリー

主人公は、高校二年の松尾家之助は、親友の生徒会長・一ノ瀬秋、憧れの美少女・月本紗姫、妹の芽衣と共に生徒会に所属し、楽しい高校生生活を送っていました。その中で、家之助は、紗姫への想いを自覚するようになりますが、紗姫は秋のことが好きな様子。まあここまではよくある話ですね。友人が完璧超人で、想いの君も憧れている…… ところが、親友であったはずの秋にはとんでもない秘密があり、それを知ってしまったが故に、いろいろややこしいことになり…というのがストーリーになっています。

家之助・芽衣兄妹の軽妙な掛け合いを初めとする会話劇になっているのですが、どうもね、紗姫の性格が好きになれないため、途中からだれてしまいました。さらに秘密(カラー口絵で描かれているから、隠す気ないんでしょうね)がバレてからの秋の言動も、共感できるものではなく……

(少々ネタばれなので、ここで空白入れます)









(もういいかな?〜)
秋の秘密=女性だったってのは、いったいどうやって2年間も周りを欺していたんだ? という疑問が残りますが、そこは「ラノベご都合主義」で片付けるにしても、男装していた理由や、バレてからの行動は、異常すぎますね。秋が女性だということがわかってからの、紗姫の行動も異常。アブノーマルな女性ばかりで、読んでいて辛くなりました…

秋−家之助−紗姫という正三角形を作るのであれば、もう少しまともな性格にしないと、崩壊してしまいます。秋の性別というネタがあるのだから、それだけにしておけばよかったのに……せめて、秋が男装するようになった理由をマシなものにするとかさ。下着にはぁはぁするってのは、もうヘンタイでしかありません。男でも「妄想」で好きな娘の下着をはぁはぁってのはあっても、本当にするヤツは、ヘンタイのみ。ましてや女の子で、そんなことするなんて……「ラノベご都合主義」とはいえ、2年間もバレなかったというのは、現実味がなさすぎますね。もともと男性になりたいと思っていたといったバックボーンがないと、中学卒業−高校入学の間に、完璧に男性を演じきるのは無理でしょう。声や話方。さらには、健康診断やら体育やら……

まさに二線級のできばえでした…

★☆
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2015年08月06日

電波な女神のいる日常


著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
電波な女神のいる日常

主人公は、可愛い幼なじみのいる高校生。学校の課題をなんとか終えて帰宅途中で、金髪の美少女から「信者になりませんか?」と声をかけられる。よくある宗教勧誘と考え「間に合ってます」と答え、通りすぎようとしたら、突然彼女は倒れてしまいます。さすがにほっておけなく、助け起こすと「お腹が減りました」と……空腹で行き倒れしたんですね。手持ちの食料やお金がなかった彼は、少女・セレナを抱っこし、自分のアパートへ連れて行きます。…5分かかる位置だったよう。これって、端からみたら「美少女誘拐」にしか見えなかったのでは?

落ち着いたセレナに事情を確認すると、彼女はヨーロッパの小国出身で職業は女神…電波な人と聞き流したけど、目の前で奇跡を見せられて、女神ということを信じることに。母国で、信仰が失われてしまったため、信徒を求めて日本にやってきたようです。「信者でない人に迷惑はかけられない」と、彼の家を出るセレナ。しかし、どうしても彼女を放っておけず「信徒になる」と宣言し、一つ屋根の下で暮らすことを提案します。

ってことで、美少女女神と同棲するリア充な主人公の物語です。「日常」という言葉が、テーマとなっており、護るべき日常を探していくという筋立てです。主人公とその幼なじみが非常にいい人で、そのことが物語全体を暖かくしています。

主人公の性格を形作った経験、幼なじみとの関係を決定づけた出来事などが、しっかりリンクしており、彼がセレナを助けることになった理由も明白になっており、無理がありません。

少し残念なのは、ラストの処理かな? まあ物語の流れ的には、ああするしかなかったのでしょうが、幼なじみとの関係性が中途半端でしたねえ。もう少し感情描写があれば、すっきりしたのでしょうが、それまでの流れに比べ、唐突感が否めないままでした。

★★★
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湯けむり温泉郷まほろばの非日常(2)


著者:水樹尋
出版社:講談社ラノベ文庫
湯けむり温泉郷まほろばの非日常(2) 〜おんせん部活動日和〜

温泉ラブコメの第2弾。村の生活にも慣れてきた広貴。ヒロインズとの関係も良好。廃村の危機も脱し、穏やかな日々を送る真秀村に、高校進学と同時に町に引っ越した和泉子が戻ってきます。彼女は杏子の親友ですが、都会への憧れが非常に強いようで… 彼女は、本校からあるミッションを持って帰郷してきていました。それは「分校がなくなる」ということを、皆に伝えること。町から真秀村へバスが通ることになり、村の子供も本校へ通学出来るようになるため…けれど、本校に通うということは小中高がバラバラになり、おんせん部がなくなってしまうということになります。裸でのコミュニケーションを大切にしてきた彼女たちにとって、それは受入れがたい事実でした。そこで、分校を残してもらえるようある計画を立てます。和泉子も元おんせん部のメンバー。当然みんなを応援すると思ったのですが、どうも様子が異なり……

ふるさとを大切にするという気持ちは同じでも、その方法にはいろいろあったということです。その差をお互い理解できず(言葉にしなかったから)ギクシャクしてしまいます。それをどうやって、ほぐしていくのか? って、広貴は本当にコミュ障だったのでしょうか? 無茶苦茶コミュニケーション能力いんですけど。

ラブコメのほうも、熟成が進んでおります。メインヒロインである杏子と広貴の間は、さらに近づいてきたようですし、里莉奈も「異性」として広貴を「好き」ということが、前面に出つつあります。若葉も少しずつ意識してきているんでしょうけど、さすがに小三ですからねえ。千夏は今回陥落したようですし、広貴ハーレムもすごいことになりそうです。今回から登場した和泉子は、どじっ娘。お姉さん、ボクッ娘、巫女、控えめ、ツンデレ幼女に加え、熟女にどじっ娘ですか。ほぼすべての属性に対応できそうですね。

最初は、混浴することに抵抗があった広貴。最近は、完全に慣れていますね。まあそんなものかな?もともとおてんば千夏はすべて見られていたようですが、今回和泉子も「3回も見られた〜」と、フルオープン状態です。実は若菜が一番ガード固いのかも。

ラストで新たに2名登場しております。益々続きが読みたくなってきたのですが、どうも続編は難しいようで…残念だなあ。

★★★★☆
posted by あにあむ at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫

2015年07月09日

魔王と勇者が不適切な関係。



著者:日富美信吾
出版社:講談社ラノベ文庫
魔王と勇者が不適切な関係。

主人公は、魔王子・リファイ。父である魔王ハダルが勇者に倒された。その復讐をするために、地球に現れます。が、この魔王子さん、かなりおバカ。勇者を探すために、紛れ込んだ学校で、
「俺は魔王ハダルの息子、リファイ・ケウルス! 勇者を倒すためにやってきた! 勇者について、知っていたら教えて欲しい!!」
というほど……当然「中二病」認定される訳ですが……そもそも、勇者がその辺に転がっているのか? という疑問もありますが、作中で「勇者1人見たら、100人はいると思え」という某黒色害虫の扱いを受けていたので、結構普遍的存在のようです……勇者様。魔王からすれば、勇者は悪鬼羅刹な存在。その憎き勇者を見つけることが出来るのか?

とファンタジーのような設定で始まりますが、内容はラブコメになっています。それもほぼ一目惚れバカップルとして……誰と誰がというのは、タイトルでバレバレですけどね。地球の勇者、美少女・井寄琉羽に一目惚れしてしまったリファイ。そのために、地球征服や、仇討ちがどこか飛んでしまい、お供の美少女・ミルファはご機嫌斜め。というか、ミルファの想いに気づいてあげようよ。

キャラクタそのものに魅力がない訳ではありません。でも全体に読みづらいんですよね。一つは、リファイがおバカ過ぎること。もう一つは、文章構成。視点が定まっておらず、いろんな人物の心情描写が突然出てきて、散漫になっています。このあたりは、文章構成の稚拙さなんでしょうね。

後書きには「エロを入れた」と書かれていますが、そのようなシーンはありません。ミルファが、リファイにかじりついていますが、なんとなくがっちゃんを思い出す程度で、ほのぼのとしたシーンにしか見えない。最近過激になったラノベの性描写に汚染されてしまったかな?

他サイトで「デビュー作から5作目になり、マイナスがゼロになった」という書き込みを見かけました。ということは、まだまだ伸びしろがありそうなので、それを楽しみにしてみましょう。

★★
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2015年06月26日

グリモアコートの乙女たち


著者:雨木シュウスケ
出版社:講談社ラノベ文庫
グリモアコートの乙女たち

鉄砲伝来と共に、魔女が伝来した日本の物語。西洋の魔女から独立した存在である大和魔女のみが利用出来るグリモアコートは、日本で誕生した万能魔法具。常夜坂女学院は、大和魔女の素質がある少女が集まる学院で、唯一グリモアコートを作ることが出来る組織でもあります。
主人公・眩星織音は男であるものの、とある目的のため、この学院に男であることを隠して入学することになります。共に入学予定だった姉の綾音が、急遽入学出来なくなってしまい、女生徒の中で女子として日常生活を送ることになります。だからこそ、まわりを欺けるのかもしれませんが。学生生活以外に、黒衣のグリモアコートに身を包んで調査を行う織音。二つのことを隠し通さないといけない生活が続きます。

ところが、クラスメートの・千輪環にあっさり、男であること・黒衣のグリモアコートを着て活動していることがバレてしまいます。彼女は、ライカンスロープの能力を持っており、織音の匂いでわかったようです。しかし、環は本来怪しいはずの織音をあっさり受入れ(男性であることも)さらに、誰にも言わないことを約束します。学校生活は、環の助けもあり楽に。

ということで、女装モノです。でも、もともと柔らかな物腰で女性的なため、あまり男性らしくないんですよね。どっちかというと、単なるボクッ娘のような…環も、なぜかあっさり織音を受入れ、しかも好意すら持っているようなんですね。でも手を繋いでいても、カップルに思えない。百合にしか見えない……

女装で、全寮制女学校が舞台ということで、いろいろらっきーすけべな展開があると思われそうですが、そういうシーンはまったくありません。織音が抱えているものが重いためか、シリアスな作品になっています。環も明るいだけの少女じゃなく、なにかつらいものを抱えているようですしね。

これからどのような展開になっていくのでしょう? なんとなく彼に関わった少女たちには、あっさり秘密がバレていくような気がします。特に男性であることがバレることによって、ハーレム要素というかラブコメがスパイスとして使われるのではないでしょうか?
★★☆
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2015年06月10日

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(2)


著者:むらさきゆきや
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(2)

主人公は、MMORPGクロスレヴェリに似た異世界へ召喚された坂本拓真。ちょっとした手違いで、レムとシェラの二人を奴隷としてしまう。MMORPGでのレベルそのままの強さを持つ拓真は、強力な魔法を使い彼女たちと街を守るが・・・エルフの王国から「王女=シェラを渡さねば開戦」と要求される。

本来は、引きこもりの気弱であるものの、行きがかり上、始めてしまった「魔王」のロールプレイに従い
「我を侮るな。国軍ごときに魔王が屈するなどあろうはずがない!」
と言い放つ。果たして、彼はシェラや街を守れるのか?

ということで、第二巻です。魔王ロールプレイが大分板についてきた拓真ですが、今回は本当の戦争が起こるかもしれないという危機。ゲーム内であれば、負ければ(死ねば)リセットという技が使えましたが、この世界では死は本当の死を意味します。つまり、拓真が放つ魔術の犠牲になった人(や魔族)は、本当に死んでしまうということ…… さらには、自分も死ぬ可能性がある。その恐怖に立ち向かいながら、いかにして人を屠ることなく、解決するのか? それも魔王らしく……

今回も、えっちシーンが多めになっています。むらさきゆきやさんらしくないと思っていましたが、よく考えたら別レーベルでも、最後に小学生と高校生がヤッてしまっていましたね。そっかそっか。って何に納得しているんでしょう?

前巻に比べると、物語が動き出したため、少々複雑なことになってきています。そのため、読みやすさが減っているのが残念ですね。もう少し整理されてくると読みやすいのですが。

★★★
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2015年06月02日

契ってください魔王陛下。(2)


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
契ってください魔王陛下。(2)

火事から再建されたひなた寮で、クリスやライラたちと一つ屋根の下で暮らすことになった公太。転入生として、ひなたの通う高校に入ることになった一同ですが、ひなた・クリス・ライラはさっそく公太と学校でどれだけラブコメが出来るかという勝負を始めてしまいます。さらに夜界からエルフの少女・ルサルカが召喚されてきます。さらに混乱に拍車がかかる人間関係……そんななか、なぜか公太は三人と遊園地でデートすることに…しかも一人ずつ別に「同じ日」に…これは公太なりの優しさで「順番をつけてしまうと、後にされた女の子が悲しむから」。だから三人には「他の女の子とデートする」ということを内緒にして同一日にトリプルデートを試みます。で、そんな都合のいいことがスムーズに進む訳はなく、バレそうになるわ、さらに新たな魔族とのバトルは始まるわ……

甘々ラブコメに、ダークサイドから切り込んできたのがショコラ。でも結局は名前のように甘々になっていくのでしょうね。まあ、そういう物語だし。いまのところヒロインは5人登場しています(めっちゃん除く)

ひなた:妹属性(ってか、実の妹)
クリス:メイド属性
ライラ:ペット属性
ルサルカ:マッドサイエンティスト
ショコラ:恋人属性
???:???
この6人から選ぶんですね。って「恋人」で決まりじゃないんだ。属性からすると、ルサルカは、選外のような気もします。

★★★
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2015年04月13日

僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(3)


著者:赤福大和
出版社:講談社ラノベ文庫
僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。(3)

文化祭が終了し、夏休み直前の7月。呪い事件を解決して平和な日常に戻った文芸部。ようやくオタク活動を満喫できると思った耕介でしたが、東雲と愛沢がそばにいるだけでドキドキするようになってしまい、部活どころではなくなってしまいます。
そう気がつけば、耕介は二人同時に好きになってしまっていたのです。そんな折り、愛沢の恋愛経験値を高めるため、海水浴デートすることに。二人だけという訳ではなく、高虎や東雲も誘い、場所も東雲の別荘でということでまとまりかけるのですが、そこに不良少女と名高い九重紫月が文芸部を訪れ、知り合いの海の家を手伝って欲しいと依頼してきます。宿も提供するということで、了承するのですが……

ということで、水着回です。すでにビッチどこかへいっています。今回登場する少女も一見ビッチのようで、実はというパターンが想定されるので、ある意味タイトル通りなのかも知れません。

すでに文芸部の活動はどこかに消えており、普通にラブコメするようになってきました。愛情表現がストレートな高虎。耳年増なだけで、非常に純情な愛沢。どこかで間違っている東雲。それぞれからいろんな形の愛情表現を受け「女なんて」と言っていた耕介も、気がつけば彼女たちを異性として意識するようになってきており「ビッチ」という言葉は消えてきています。

最近のエロコメらしく、ヒロインズは簡単に性的絶頂に達しております。というか、耕介の倫理観が変です。いくら頼まれたとはいえ、義妹の胸揉むか? 明らかに反応している姿見て、なんとも思わないのか? とか突っ込み処は満載です。

まあそういうシーンを除いてラブコメとして面白くなってきているので、もう少しこの作品に付き合ってもよさそうです。

リア充になっていく耕介。いつ爆発するんでしょう?

★★★
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2015年03月13日

契ってください魔王陛下。


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
契ってください魔王陛下。

主人公は、落ちこぼれの祓魔師だった地獄崎公太。祓魔師の名家・地獄崎家の長男だったにもかかわらず、落ちこぼれだったため家族からも辛く当たられる。そんな彼を信じて支えてくれたのは、妹のひなた。彼女は公太とは真逆で、天才祓魔師と呼ばれるほどの実力の持ち主。そんなひなたに、これ以上迷惑をかけたくないと公太は家出をします。その直後、夜界という異世界に召喚されることに。そこで、吸血鬼の姫君クリスの眷属として、次期魔王の座をつかんだのですが、その瞬間またもや誰かに召喚されることに。召喚された先は、元の世界で召喚師はひなた……。「ヒロインになりたい」というひなたの願いにより、ラブコメ主人公のように振る舞わないと魔力を回復出来ないという制約を課せられてしまった。もちろんひなたは、召喚した魔王が自分の兄とは気づいていない…その後、クリスも召喚され、一緒にラブコメ生活を送ることに。

現世に嫌気→異世界に召喚→ヒロインに見初められる→俺TUEEEEEE というラノベ定番を一瞬にして経験した公太。ハーレム構築出来ると思った瞬間、召喚。今度は元の世界でラブコメ(それも妹相手に……) 異世界でも現世でも召喚主である美少女にいきなりキスされるというリア充は、充分にラブコメ主人公属性を持っています。ひなたは「妹属性」、クリスは「メイド属性」と、割り付けられた属性に対応する能力や行動をすることになってしまうという、ラブコメのお約束を逆手にとった作品です。

魔族のメッちゃんを始めとしたサブキャラもしっかり描かれているので、物語が小気味よく進んでいきます。現世でハーレムを構築しているのでは? という公太ですが、誰か一人と契ると、その時点で物語がハッピーエンドになり、元世界(この場合、どっちが元なんだろう)へ戻ることになる制約が。そう、据え膳な美少女に囲まれながら、ゴールインは出来ないという生殺し状態。この制約が、物語を面白くしていますね。まだヒロインは増加するはず。しばらく続きそうですね。

★★★★
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2015年02月10日

サービス&バトラー(3)


著者:望月唯一
出版社:講談社ラノベ文庫
サービス&バトラー(3)

主人公・直哉が陽菜お嬢様の執事になって三ヶ月。第二テニス部の活動も落ち着いてきた今、自分たちが卒業したあとに残されることになる珊瑚のことを考えると、第一テニス部との対立をそのままにしておくわけにはいかない。そこで珊瑚の未来をかけて、第一テニス部の部長たちと勝負をすることに… とはいえ、「俺もそろそろ着替えるから、珊瑚は着替えを見守っててくれ」「はい、分かり…ませんよ!先輩は無限に変態ですね!」とセクハラは絶好調!しかし、直哉のポテンシャルかなり高いですね。陽菜の屋敷に執事として雇われてたった三ヶ月。それまでに、同種の仕事をしていたわけでもないのに、そつなくこなしています。メイドさんたちの管理も完璧。交渉も得意なようですし、あのセクハラがなければ、女性陣から取り合いになりそうですね。

今回は、珊瑚ヒロイン回となっています。1巻は直哉と修一のシングル。2巻は月城の女子シングル。そして今回は混合ダブルスとなっています。前2巻に比べるとテニスシーンが増量されていますね。そろそろ限界です。テニスに興味がないのでよーわからんのです。怪我をした直哉や、ドロップアウトした翠たちと異なり、珊瑚はトップを目指してテニスを続けていく素材。なのに今のままでは試合にすら出ることが出来ない。だからなんとかしようということで、今までの経緯を考えれば普通第一テニス部が受け入れる流れなんでしょうが、そこは悪名高き第一テニス部。一筋縄ではいきません。直哉もいままで一番苦労したのかな?

残念なことに、このシリーズ。ここまでのようです。確かにヒロイン回が一巡したし、区切りとしてはいいのでしょうが、せっかく出てきた第一テニス部の左手先輩こと日照田部長の回も欲しかったな。そういや芹葉回もなかったしな。彼女の「空気を読まない」という「空気の読み方」は、友人にいたらものすごく楽だろうなというものでした。さらにメインヒロインだったはずの陽菜も、活躍できないままだし…2巻では、まだ地味にアプローチしていたけど、3巻はほぼ脇役。なにも言えてないものなあ。

この会話劇は非常に楽しいものでした。次回作では、もっと日常を中心とした会話劇になれば、ゆるゆる続くシリーズになりそうです。

★★★☆
posted by あにあむ at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫