2014年05月28日

女子には誰にも言えない秘密があるんです!(2)


著者:山本充実
出版社:講談社ラノベ文庫
女子には誰にも言えない秘密があるんです!(2)

1巻でタルト・シュクレの姉妹と秘密を共有することになった主人公。帰宅した彼の目の前に−黒髪ロングの美少女の生まれたままの姿が...お互い固まったまま(いや、なんかかなり観察していたようだが)の二人。相手は主人公のことを知っている模様。彼女は小学生の頃に引っ越してしまった幼なじみの真由里だった。諸般の事情(親が外国に行くというありきたりなもの)で、主人公の通う高校に転校し、主人公の家に住むことになったと...仲がよかったとはいえ、思春期の4〜5年離れていた異性と、一緒に住む気になるかねえ? という野暮はおいといて... ブラコンの小桃は当然心中穏やかでなく「いつものように一緒にお風呂入ろう」と爆弾(事実)を投げかけるし...

一見明るく見える真由里だが、少々エッチな同人誌を書いているという秘密があります。小学校の時、萌え絵(少々えっち)なグッズを持っているところを同級生に見られ「すけべ」と言われたことがトラウマとなって、地下に潜った模様。で、当然主人公にバレ、秘密を共有することに。それはいいんですが、真由里さん。バレた時、あなたなにしてました? 原稿書いていて、休憩。それはいい。机の下に両手をいれて、もぞもぞ。顔が赤らむってあなた...そういや主人公のぱんつを「使う」とか口走っていたな。シュクレなみにヘンタイなのかも(いや、普通なのか)

まあ、そういうエロコメなんですが、1巻の時に感じた「ダメダメ感」は修正されていませんでした。キャラが曖昧なんですよね。話し方が一定していないし、その場のノリで行動を変えるから「この人誰だっけ?」になってしまいます。妹である小桃も、うまく扱いきれておらず、存在の意義が不明。
もう一ついうと、秘密がバレるの早すぎます。今まで「親」や「姉妹」に隠してきた秘密のはずが、あっさり暴露しすぎ。今回の真由里にしても、主人公にバレることを恐れていたはず(嫌われると思い込み) だから、バレた時に「何をしていたか」よりも同人誌を書いていたことを見られたことで慌てたはず。だって女の子として、その瞬間やっていたことのほうが見られたくないはず。 それほどの秘密なのに、なぜ主人公の家に引っ越してきて、すぐに作業を始めてしまうのか? しかもヘッドフォンをして、誰かが入ってきても気がつかない環境で? 「秘密」をテーマにするんだったら、もっと「ため」が必要です。そうしないとコメディにならない。それと中途半端なエロは不要。このシーンだって、最後の「お○にー」もどきはなくてもいい要素。というより蛇足。だって、一般レーベルで、そこから発展させる訳にいかないだろうし、事実スルーしているし。最初のぱんつ云々も同じ。結局スルーするしかないイベント出してもページの無駄。「甘いラブコメ」と、意味のないエロシーンは同義ではありません。

posted by あにあむ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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