2014年05月28日

アルシャードセイヴァーRPG リプレイ ミッドガルド 旋風少女と熱砂の罠


著者:遠藤卓司/F.E.A.R.
出版社:ファミ通文庫
アルシャードセイヴァーRPG リプレイ ミッドガルド 旋風少女と熱砂の罠

舞台はミッドガルド西南部の熱砂の砂漠「スズリ砂漠」。ヒロインは傭兵少女・ウルエラ。イラスト担当の中島鯛さんが演じます。他には、みかきみかこさんの豊穣の神・ファーナ。社長演じる、放浪の賢者・テム。きくたけさん演じる皇帝の剣・ミカド。

オープニングで、いきなり裁くの巨大生物・サンドワームに飲み込まれます。その中には、おじいさんが暮らしており...ってどこかで聞いた話だな? どこかおかしいこのおじいさん、役に立つのやら? まずはサンドワームから脱出しないと、話が進みません。
そんなパーティを尻目に、真帝国銀十字軍は、巨大兵器・砂漠戦艦を密かに建造しており、その鍵となるのがサンドワーム。そのため、クエスターであるパーティとダークレイスの戦いがサンドワームの体内で始まります。

今回のリプレイは、プリプレイ部分が長めとなっており、キャラ作成から始まっています。入門的な意味合いもあるリプレイですね。そんなリプレイにふさわしく、中島さん演じるウルエラが真っ直ぐで、正当派のヒロインでよかったです。ウルエラの出自からすると、あまり真っ直ぐロールプレイしすぎると、重くなってしまうのですが、そこはF.E.A.R.のリプレイ。適度に軽いノリがあり、読みやすくなっています。特にファーナの「緑茶化計画」はいいですねえ。いや、豊穣の神として「緑化する」というつもりが、素で「緑茶化」といい間違えただけなんですが、その間違いタイミングが絶妙。さらにギャグも絶妙に滑りまくり、みかきさんGood Job!

残念なのは、シナリオが「どこかで見たことがある」ものだったこと。サンドワーム体内に飲み込まれるっていうのもそうだし、後半クライマックスもそう。さすがに「腐ってやがる」はなかったけど、「そのもの青き衣を纏いて、金色の野に降り立つ...」といいたいシーンはあった。まあ古典的作品ですし、そのままって訳ではありませんが、少し工夫が欲しかったですね。

★★☆
posted by あにあむ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミ通文庫
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