2014年05月16日

異世界因果のトラベローグ(2)


著者:姫ノ木あく
出版社:オーバーラップ文庫
異世界因果のトラベローグ(2)

展開早いです。前巻でヒロインが異世界からやってきたと思ったら、2巻ではそのヒロインの世界が舞台になっています。修学旅行に向かった主人公一行が、バスごと異世界(ファルの世界)に飛ばされてしまい...二つの世界を自由に行き来する方法は確立されておらず、二つの世界では流れる時間が異なるようで、急いで戻る方法を探さないと...

ファルが異世界人(エルフ)だということを知っていた主人公グループ以外の一般生徒は、異世界に飛ばされてパニックになります。そこへ、正論一直線の委員長が、正論を言ってしまったものだから、パニックはさらに酷くなってしまいます。そんな雰囲気を救ったのは、弘武の機転。バカげた歌(おっぱい賛歌?)を歌い、うまく場を和ませ、さらにはバスの外に確認へ行けるよう仕向けます。このあたりの腹芸、弘武がさすがというよりは、周りがすごいですね。事前打ち合わせがまったくないのに、どうやって?

少しだけ、ファルの世界に馴染むクラスメイトですが、そこにダークエルフが襲ってきます。なんとか切り抜けようとする面々ですが、その過程で弘武と鼎だけが、みんなとはぐれてしまいます。ということで、後半は、弘武と鼎だけが登場しています。

ファルの世界と、弘武たちの世界にはある共通点があり、それが今回のエピソードを作り上げています。パラレルワールドではないけど、二つの世界に接点があるという設定は、ストーリーに厚みを持たせるアイテムになっていますね。

問題は、後半の弘武と鼎のシーン。こちらは「どうやってその距離移動した?」という点が眼についてしまって、楽しめませんでした。知っていれば、距離が想定できるような設定をする場合は、その間の移動方法がわからず純粋に楽しむことができませんでした。

ま、そんな些細なことはおいておいて、弘武は誰を選ぶのでしょうね? 今回一人が脱落しましたが、一人が宣戦布告しています。不遇な幼なじみの復権はあるのか? ハーフエルフが生まれるのか? それともロリに走るのか? 弘武は、おっぱいを「ありがたや」と拝んだり、女の子の裸を見たとき、しっかりあそこを記憶しようとしたり、ぱんちら狙ったりと年相応にすけべなので、案外早く結論だすのかな?

★★★☆
posted by あにあむ at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | オーバーラップ文庫
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