2014年05月10日

ご覧の勇者の提供でお送りします


著者:田口仙年堂
出版社:富士見ファンタジア文庫
ご覧の勇者の提供でお送りします

このタイトル逆じゃないかい? 勇者はコンテンツのほうで、提供は別にいるんだから。
舞台はゼルニア王国。そこに突如として出現するモンスターと戦う勇者たちの活躍を放送する人気TV「勇者テレビ」 騎士団、魔術結社、職人、教会などの代表が「勇者」として街を護っています。その戦いをTV放送することで、組織の宣伝と人気を獲得することも狙い。そのため「年間ポイント制」で勇者トップを決めるルールがあったりして。

戦争が「見世物」になっている世界というのは他にもあります(例「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」) この世界では、見世物であるにも関わらず、一般人がモンスターに攻撃されると、本当に怪我や場合によっては死んでしまうこともあるという点が珍しいのかな。

主人公は、そんな勇者の仲間入りをした学生・フウトと、彼と組むことになった同じく学生・フィオーレ。フウトは「伝説の勇者」の息子で、フィオーレは、学園長の孫娘。しかも生徒会長で美少女という人気者。フウトは自らと組む相手として申し分ないと思ったのですが、実は彼女の私生活はかなり怠惰で... 羞恥心はあるようなんですが、なぜかぱんつをさらすことが多いようです。フウトとの出会いシーンでも、ぱんつ晒していたし、勇者デビュー戦では、ぱんつ丸出しで頭からめり込んでいるという...どうなんだろ?

勇者とはかくあるべしという思い込みが激しいフウトと、まったく違う価値観を持ったフィオーレ。相反する二人は、それが故反目しあうのですが、勇者仲間たちと触れあううちに、お互いを認め合っていくようになり、フウトの秘められた力が開花していくという、成長物語になっています。この作者さんの定番ですね。

偶発的に起こると思われていたモンスター出現ですが、どうも黒幕がいるようで、勇者システムもその黒幕が噛んでいる模様。純粋にみんなを護ろうとする勇者たちは、どのように成長していくのでしょうか?

★★★
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posted by あにあむ at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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