2014年05月07日

オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち


著者:長岡マキ子
出版社:富士見ファンタジア文庫
オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち

主人公は一昨年まで女子高だった清聖学園に通う霧島英君。母親がその学園の学生寮の寮母だったこともあり、元女子高に通うことになりました。学生寮は「オーガスタ・クリスタル荘」、通称「オタク荘」。その名に反するように寮生は、小説家・陸上部のエース・天才発明家・アイドル(自称ではなく)といった美少女ばかり。ところが、それは表の顔で実際は...ってもうタイトルでわかりますよね。メインヒロインは学園内でトップの人気を誇る生徒会長・御車響子。彼女もBLが趣味という秘密を持っています。

ついでにいうと、英君も中学時代までは生粋のオタクだったようで、高校に入るときに「友達がたくさんできるよう」「目立たないよう」オタクな趣味を封印しています。って別にいいじゃん。オタクでも。

そんなある日、響子の秘密を偶然知ってしまい、それがきっかけでとあるイベントに一緒に行くことに。この導入って、なんか他でも見たことあるなあ。響子は同人誌を読むだけでなく、自らも同人出版をしたいと考えている漫画家志望。それも本人には自覚がないものの、pixivでランカーになる実力者。あれ? この設定もどこかで見たような?

まあBLという要素を除けば、ありがちなラブコメです。それにBLという要素を足したことで、そこそこありがちなラブコメになったといった感じですね。基本響子が素直ないい子なので、安心して読むことができるラブコメになっています。無駄にツンデレやらヤンデレになっておらず、一直線ですからねえ。その方向が問題なだけで...

クライマックスは、非現実的なことばかりで盛り上がりにかけているのは大問題。ハプニングの一つ一つが「それはないだろ」という感じなのが残念ですね。

一応続くようです。そのためにヒキがあります。が次巻は、腹黒ヒロインに振り回されることになってしまうのかな? そうすると読みづらい作品になりそうですね。

★★☆
posted by あにあむ at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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