2013年11月20日

浮遊学園のアリス&シャーリー(2)


著者:むらさきゆきや
出版社:オーバーラップ文庫
浮遊学園のアリス&シャーリー(2)

むらさきゆきやさんなのに、あんましロリが出てこない作品。主人公が「見た目とは別にして、規格外に強い」というところは同じなんですがねえ。

前巻で、アリスと規律委員としてのパートナーになった柾貴。その煽りで支援部隊となったのに特有幻想をじゃんじゃん使ったシャーリー。規律委員会の委員長である須旺から規則違反というこで、幻想具現化禁止を言い渡され、もし特有幻想を使ったら爆発する爆弾をつけられてしまいます。

そんな折、おいしいという評判の菓子店の噂が柾貴たちの耳に入り、アリスと二人でそのお店のケーキを食べに行きます。まあデートですな。この時のアリスの態度が妙に可愛いというか、もう少し素直でもいいじゃんとも思いますが... ところが、その店のケーキは、レシピ通りに作られたもので、たいしておいしくない。パティシェは、もともと学園にいた人間で、須旺と過去になにかあったようです。

しばらくして、支援部隊の氷梨が、特有幻想を強くするケーキがあるという噂を耳にし、真偽を確かめるために、規律委員会が動きだします。

今回は氷梨を通して、レベルの差が描かれています。同じ規律委員会のメンバーであっても、レベル差が厳然とある現実。そんな学園で、柾貴たちのようにレベルではなく、人として接してくるというのは、かなり稀少な存在のようで、氷梨もシャーリーの裏表のない態度によって、大きく考えが変わっていくようです。もっともそのことが、彼女の運命すら変えてしまったようですが...

敵から「バカ」扱いされてもアリス・柾貴どちらも否定してもらえないシャーリーは、特有幻想の使用と止められた状態で、どのように闘っていくのか? アリスの扱う精霊は役に立つのか? と楽しみはつきません。

柾貴の特有幻想「薔薇園」は今回も活躍しております。前回シャーリーたちが暴れた結果、ボロボロになった薔薇園は、二週間かけてうさぎたち住人が修復したようです。その際、少々広く整備したようですが、柾貴の意向は入っていないようですね。柾貴は、雇われパティシェなのかな? そうするともっとおいしいお菓子を作ることができ、かつ特有幻想を使うことができる人がいれば、柾貴はお払い箱になってしまうのでしょうか?

★★★
posted by あにあむ at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | オーバーラップ文庫
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