2013年11月14日

温泉ドラゴン王国(2)


著者:山川進
出版社:オーバーラップ文庫
温泉ドラゴン王国(2) 〜ユの国よいとこ、一度はおいで〜

温泉しかない弱小国「ユ国」の王子・アリマ。レッドドラゴン・ミササ(普段は幼女として生活しており、役たたず)、温泉研究を進めるハナたちと、温泉旅館を建設し、ユ国を復興しようとします。そこに、留学していた妹・コハネが帰ってきて...
「温泉旅館などやるだけ無駄です。それがわからないアリマは大馬鹿なのです」

ということで、今回は妹回となっています。登場した時のコハネは、アリマに対して辛辣な言葉しかかけませんし、目を合わそうともしません。さらにハナに対しては仇敵のような扱いで、ユ国から追い出そうとします。それには理由があって...

前回は、斜め上を行く伏線回収を見せてくださった作者ですが、今回は予想の範疇を超えるものが少なかったですね。その点前回よりスケールダウンしています。ハナが裸ワイシャツで温泉に入ってきたのも、アリマがコハネとの間にあった過去の出来事をハナに話した時点で「ああ」とわかってしまうものでした。
大ボスも、前回のようなどんでん返しはなく、予想の範疇。というよりも、このボスいなくてもストーリー上問題がないのでは? という扱いですね。

まあ今回は、コハネがデレていく姿を愛でる回ということにしておきましょう。その分ミササの活躍シーンが減ってしまったのはご愛敬。あまり「ドラゴン王国」らしさがありませんでした。というか、別にドラゴン必要ないんじゃない? てな展開ですね。

アリマとハナの仲は近づいてきているのか? コハネはどのような態度をとっていくのか? ラブコメパートも楽しみです。

そーいや、イブスキは武人としての活躍がまったくないですね。あっさりやられているシーンしかない。完全に料理人兼ミササの相手という感じ。今回コーヒー牛乳とフルーツ牛乳を作り出したイブスキ。コーヒーが存在しない国でよく思いついたな。いろいろ間違ったコーヒー牛乳ではありますが、確かにおいしいかもしれない。なぜフルーツ牛乳は完璧なものを作れたのだろう? 次はイチゴ牛乳だ! ってこれは簡単か...

この作品、サブタイトルは変わらないんですね...

★★★
posted by あにあむ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | オーバーラップ文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/80585029

この記事へのトラックバック