2013年10月11日

マゾヒスティック・エクスタシー(1)


著者:橘ぱん
出版社:オーバーラップ文庫
マゾヒスティック・エクスタシー(1)

「んっ、あっ、ああぁぁっ、なに、入ってっ、くるぅううううう」
エロコメです。
主人公は、千種光平。彼女を作ってイチャラブすることを夢見る普通の高校生...であれば、小説になりません。彼には、ある異能がありました。「悪瞳(あくめ)」という悪魔の呪いが...女の子をイヤらしい目で見てしまうと、その子を魅了してしまう。これだけなら、ある意味おいしい異能なんですが、その子とHしたりキスすると、生涯憎悪されてしまうという...ま、千人斬りとか言っている御仁には、それでもありがたい能力なのかな?

光平は、呪いを解くための方法を探して、幼少期を過ごした街に転校することになります。そこには、彼の初恋の相手でもあり、初めて悪瞳を使ってしまった美少女・早乙女沙月がいました。彼女は幼稚園の頃に、悪瞳がかかり、光平に会うたびにスカートをまくって、ぱんつを見せていたという...ところが、光平が両親の喧嘩によりこの街を離れる際に「本当は嫌いだった」と捨てられたという...ひどいやつですねえ。当然沙月と再会することになり、しかもまたもや悪瞳をかけてしまう光平でした...

そこに、光平の祖先に悪瞳の呪いをかけた張本人(狐)も登場し、いろいろエロい状況になりながらも、光平は自らの呪いを解くためにがんばり続けます。

光平が、極端なカタブツという訳ではなく、普通の高校生だというところが、この作品のいいところ。据え膳がいっぱい並ぶけど、その後の反動が怖いから手を出さない...その葛藤が面白く描かれています。さらに光平の妹の存在もグッド。お兄ちゃんのために、一生懸命がんばる彼女が、実はヒロインかもしんない。

沙月との関係には、この街独特の「家系による権力」も絡み合い、紆余曲折していきます。敵役は、わかりやすいくらいに嫌な奴だし、すっとするストーリーになっています。

重ねていいますが、エロ小説です。ヒロインたちは、光平の呪いにより性的に絶頂しまくります。そりゃ呪いの名前が「アクメ」ですからねえ。ぼかさず「エクスタシー」とはっきりくっきり明記されていたりして...

なんか艶めかしいヒロインたちが多い中、妹・ゆながくまさんぱんつで、清涼剤になっていることは否定しません...

★★★
posted by あにあむ at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | オーバーラップ文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/77912116

この記事へのトラックバック