2013年09月13日

魔王なあの娘と村人A(6)〜彼女の普通とあの娘の特別


著者:ゆうきりん
出版社:電撃文庫
魔王なあの娘と村人A(6)〜彼女の普通とあの娘の特別

魔王・竜ヶ峯桜子と主人公・村人Aこと佐東はスーパーでカートに話しかけているメデューサ・石杷実鬼灯を見かけます。個性者は非個性者を認識できないことはあっても(犬や猫・電柱と同じで「そこにあること」は認識しているが、意識していない)物と人との区別がつかないというのは重度らしい。竜ヶ峯が気を遣って声をかけると、石杷実は竜ヶ峯のことを「普通」と言い捨てて去ってしまう。魔王の個性者なのに普通...竜ヶ峯はショックを受ける。そんな翌日、デッカー先生から「石杷実が個性者をやめたいと言い出したから、なんとかしてくれ」と頼まれることに...

という訳で、新たなヒロイン登場です。竜ヶ峯や勇者・光ヶ丘翼が佐東に向けているのは、単なる興味を通り越して、明らかに異性としての好意。そんな彼女たちが、さらに女の子が増えることを快く思わないのは当然。知っててか佐東にひっつく石杷実。とラブコメになっております。

そんな騒動とは別に、個性者と非個性者は大きく違うということが、クローズアップされてきています。高校を卒業するまでは、一緒に生活していますが、卒業すると個性者は養成所のようなところに送られ、その後テイル・ユニバースに行くことになるので、非個性者との接点はほとんどなくなります。そのため、二者はあまり交わらないようにしているのだとか...翼も幼い頃には「女の子としての夢」があったけど、あきらめさせられたと...でも心は縛れないから...もう完璧な告白ですな。竜ヶ峯も別れを意識しているようです。

果たして、この後個性者・非個性者というカップルは誕生するのか? するとしたら相手は誰なのか? それとも佐東が「村人A」という個性者になるのか? でも万が一そうなったとしても魔王や勇者とでは、現実世界以上に身分差があるんですよねえ。

個性者になったことがないので(当たり前だ)、どうも彼らの感覚が理解できません。そのため少しずつわかりにくくなってきているのかな?

あ、今回も魔王はちゃんと「人類滅亡計画」を発動します。で、勇者はそれを見抜きます。この二人、本当にいいコンビだなあ。
★★★☆
posted by あにあむ at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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