2013年08月28日

花X華(8)


著者:岩田洋季
出版社:電撃文庫
花X華(8)

花と華。二人の「はな」が織りなす青春ドラマ。ついに最終巻となりました。
映像研として作り上げた「美桜の兎とアリス」 その次として、アドリブで小品の撮影に入ります。その中で、華さまと花が、夕への想いを綴り、アピール合戦へ...いつものノリで二人が暴走しかけたところで、葉奈子が現れ、花を取り巻く環境が大きく変わることになります。変わっていく花。それを目の当たりにすることで、夕や華がどう変わっていくのか...そして夕はどちらを選ぶのか...

最大の懸案事項である「夕がどちらを選ぶのか」に対して、明確な結論が出されています。とはいえ、その後若干グテグテになりかけておりますが...いずれにしても、バッドエンドにはならなかったとだけ書いておきます。まあ、これしかないよな。

二人の「はな」と夕のラブコメ(青春ドラマ)を最後まで楽しむことができました。まわりの人たちも含めて、高校生時代の甘酸っぱい(私には、まったく経験がありませんが)青春をムズかゆくも疑似体験できました。

ただ最後まで、理解できなかったのが葉奈子の行動原理。演劇や映画をまったく見ないからなのか、役者の才能に納得できない部分が残っております。今回は、その演劇シーンが多かったこともあり、読了するまでかなり時間を要してしまいました。そこが唯一のマイナス要素ですね。

華と花、さらに夕の今後について、読者が想像できる余地が残っているのも、シリーズとしていいですね。

★★★
posted by あにあむ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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