2013年08月19日

この部室は帰宅しない部が占拠しました。(8)


著者:おかざき登
出版社:MF文庫
この部室は帰宅しない部が占拠しました。(8)

もう少し続くと思っていたのですが、最終巻です。前巻で生徒会長が自らの家との関係を絶ってまで、学生主体で準備を進めた「鎮魂祭」がメインエピソード。その裏で、夕也とゆすら・恋子の関係が明確になっていきます。よくあるハーレム展開や、結論の先送りをせず、はっきりした回答をするところが、夕也らしいのかな。一番最初から、夕也が好きだった恋子。現状夕也の中で一番大きな比重を占めていると思われる、ゆすら。夕也がどちらを選んでも、まわりは納得しそうではあります。もっとも、その分選ばれなかったほうは、かなり辛いでしょうが... 二人とも、優しい女の子。恋子にとっても、ゆすらにとっても、夕也は初恋の相手。どちらも幸せになって欲しいな。

物語の中では、明確な回答が与えられていますが、結論が出てからのアフターストーリー(10年後)によって、すべての人が報われ、暖かい気持ちで読了することができました

当初は異能バトル的な部分もあったお話。途中からは、夕也の超人ぶり(機転のよさと、揺るぎのない強さ、さらには優しさ)がクローズアップされてきて、異能はどっかへ消えていき、甘々ラブコメに変わっていきましたが、今回すべてがうまく収まったという感じですね。今回の表紙イラストが、物語全体を象徴するものに感じます。

★★★★
posted by あにあむ at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/72781561

この記事へのトラックバック