2013年08月05日

小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている


著者:むらさきゆきや
出版社:一迅社文庫
小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている

主人公は、火々野綾人。本編では一切名前が出てこなかったんですが...突然義妹ができて、その義妹は非常に可愛い中学生アイドル。もうとってつけたような設定なんですが、さらにこの義妹は綾人に懐いている(ツンデレ)ようで、なぜか綾人の部屋で、マンガを読んだりお菓子を食べたり、さらに最近では、アイドル仲間(全員美少女中学生)も、綾人の部屋をたまり場にするようになって...

ヒロインズが中学生だったり、異能が出てこなかったりと、この作者さんらしくない作品となっています。短編集となっており、とりたててストーリーはありません。どこから読んでもさほど影響がない、ゆるい小説。作者曰く「女の子がかわいいだけの、ほんわかした日常モノ」だそうです。

綾人は、幸せなんだろうか? 少々疑問を感じなくもないですね。美少女たちに囲まれる生活は「爆発しろ!」ですが、プライベートがあまりなさそうだもんな。まあ、ネコ耳に対する思い入れが妙に強いとか、変ではあります。

妹の鈴華は、典型的なツンデレさん。お兄ちゃん大好きといいたいのに言えず、周りに振り回されているところが可愛いですね。

・和泉原洋琴
 これで「ぴあの」って読むそうです。中二病なアイドルで、自らを「神」と呼んだり、綾人を「下僕」と呼んだり...アイドルとしての「キャラ」ではなく、素なのが残念。強気な言葉とは裏腹に、鈴華に弱いなど可愛いところもあります。

・風祭風子
 ぽやぽやしたロリ娘ですが、どうもかなり腹黒な模様。綾人のことを「パパ」と呼びますが、なんか別の意味がありそうな...いつもお絵かきしていますが、テーマは「こころのやみ」...怖いよう

・森原麗韻
 れいんです。お嬢様なようです。ただ気弱で妙に卑屈。この子もおかしいです。明らかに18禁な方向に暴走しています。

最近よくある、日常系とアイドルを融合させた作品。短編にしてストーリーに意味づけをしなかったことが、成功ですね。ゆるく読むことができました。でも、いろいろあるのかなあ。ヒロインズの年齢が少しずつ上昇している...

★★★☆
posted by あにあむ at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 一迅社文庫
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