2013年04月08日

彼女はつっこまれるのが好き!(9)


著者:サイトーマサト
出版社:電撃文庫
彼女はつっこまれるのが好き!(9)

残念ながら最終巻。
前回、まどかと一緒にいるところを撮られ、さらに芹沢マネージャーの過去が暴露されるなどが続き、芹沢マネージャーは解雇。まどかも謹慎させられ、いろいろ考え込んでいる様子。そんな中、良人は正式プロとしてデビューすることになります。所属は、芹沢さんが設立する事務所。しぐれや陽菜乃たちにも応援され、新しい道を歩くことに。そんな中、まどかが声優を引退すると言い出します。周りが戸惑う中、良人は彼女の本意ではないことを見抜いていました。さらにまどかの冠番組にゲスト出演(無理やり)した際に、生放送であるにもかかわらず、爆弾発言をかまします。

今まで曖昧にしていたしぐれの好意に対しても、結論を出す良人。今回は、良人がすごい勢いで主人公力を身に付けていきます。そんな彼の姿を、まわりの大人たちも暖かく見守ってくれるようで、流星さんも声優の心得を、スパルタトレーニングをすることで、彼に伝えていきます。写真騒動や、生放送での爆弾発言で「人気女性声優を利用して、成り上がろうとしている」というネガティブイメージが出来上がった彼を「実力で黙らせろ」とかばう流星さん。当初は、ナンパ野郎にすぎなかったのに、すごく大きな人になりました。

いろんな思惑が交差する中、まどかが「最後の仕事」と決めていたラジオの公開収録が始まり・・・

いいシリーズでした。まどかと良人の関係を軸にして、コメディだけでなく、考えさせられるエピソードも含まれていました。もう少し続いてほしかったような気もしますが、今回のラストエピソードを読むと、これでよかったのかな とも思わされます。
最終章は、後日談(ふたりが20歳になっている?)。これもよかったですね。

残念なのは、タコがよくわからないままだったこと。まあ、合理的な理由なんて考えないほうがいいのかも知れませんね。彼女の心を支えていた存在だったということでいいのかもしれません。

★★★★☆
posted by あにあむ at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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