
著者:おかざき登
出版社:MF文庫
この部室は帰宅しない部が占拠しました。(5)
夏休み前に、正式な部への昇格を狙う帰宅しない部。それを阻止しようと、再び全面戦争をしかける生徒会の対決がメインエピソード。
恋子のネクロマンサーとしての能力を生かすため、アルバイトをして熊の毛皮を購入することなった帰宅しない部。耶宵は「大食い」で儲けようとしますが、限界あり。ゆすらはレストランなどで働くことは無理(食べてしまうから)。たまたま見つけたペットショップで「動物と会話できる」ことを武器に働くことに...
そんな中、ゆすらが「群れの仲間」としてではなく、異性として夕也を意識するようになっていきます。さらに、ラッキースケベ発動で、キスしてしまうことに。女の子に目覚めたゆすらがとった行動は?
さらにさらに、生徒会内部からも、夕也に落ちた人が発生。ラブコメは、さらに混迷してきています。
で、苦言。どうも夕也の対生徒会戦略が気に入らない。かなりひねくれた対応ばかりで、別にそれはいいんだけど、普段「いい人」をしているのとの落差が気になる。だから、生徒会も簡単にだまされるのでしょうけど...妹に負けず劣らず(いやさらに)腹黒に思えてきました。クレバーではないな。彼の場合...
★★★☆