2012年11月16日

彼女たちのメシがマズい100の理由


著者:高野小鹿
出版社:スニーカー文庫
彼女たちのメシがマズい100の理由

新人賞受賞作品。主人公は、一人暮らしをすることになった高校生・愛内葉介。掃除・洗濯・炊事は、隣に住む幼なじみの美少女・香神紅緒がやってくれることになるという、なんというか非常に恵まれた高校生です。
「美少女幼なじみに甲斐甲斐しく世話してもらいました」では、もちろんお話としてふくらみませんから、そこには落とし穴がある訳です。タイトルからもわかるように、彼女が作る料理は「凶器のようにまずい」ということ。彼女の味覚自体がおかしいようで(母親譲り?)、彼女自身はおいしいと食べるのですが、葉介にとってはとんでもないもの。
その後登場するヒロイン達、金髪美少女のリリィ、同級生の花菱カロンの作る料理もまずい...そんな彼女たちに囲まれた葉介の生活は...

根本の設定は面白いものです。が、新人さん故か、残念なところが。ヒロインの行動の理由が明確になっていない(というか表現しきれていない)ところがあります。またラストも唐突すぎますね。無理矢理「続く」にしてしまっているとしか思えない。受賞時には、完結していたのでしょうから、著者の責任ではないのかも知れませんが...

今回のヒキでは、次回読もうという気が失せてしまいますね。それまでの雰囲気がすべてなくなってしまっているというか...

★★☆
posted by あにあむ at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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