2012年03月21日

僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない


著者:豊田巧
出版社:ガガガ文庫
僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない

旅先で「おいしいものを食べること」にこだわりを持っている、高校生 栗原駿と、鉄子な女子高生(美少女)、北見美優と宮田くれあの二人組が主人公。駿が、夏休みに食を堪能するために、軽井沢で下車したところで、美少女にであり、なぜか二人に引き回されるように「鉄」な名所巡りをすることに...「鉄と萌えを合体してみました」という作品です。各キャラクタが、いずれも「どこかで見たような」というか、約束通りの行動をとっているという点では、一昔前の作品のよう。それでも、後半はかなり楽しむことが出来ました。「鉄子の旅」のように、描く側が鉄道趣味に悪意を持って描くのではなく、趣味の違う人には理解しがたいながらも「趣味」の一つとして描いているところもいいですね。
残念な部分は、導入部。主人公の成績の話が延々なされますが、その後のストーリーにまったく関係がないもの。妹の存在も、意味がわからない。もしかしたら、今後ストーリーに絡んでくるのかもしれませんが...

自分にとって、鬼門であるガガガ文庫作品にしては、面白い作品でした。

★★★
posted by あにあむ at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ガガガ文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54557571

この記事へのトラックバック