2012年01月25日

生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録(5)


著者:葵せきな
出版社:富士見ファンタジア文庫
生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録(5)

生徒会の一存、短編集の5冊目になります。先に6冊目を読んでしまったので、最後のエピソードについては、妙な感じ。それ以外は別にどんな順で読んでも、さほど問題はありませんでした。
本編では、あまり日があたらない守がメイン(もしくは、重要なサブ)となる話が多いというのが、今回の特徴ですかね。まあ、相変わらず超能力は微妙なわけですが...

真冬の日常が描かれているのも短編ならでは。それも会長との組み合わせという非常にレアな形で。くりむは本当に、真冬のことを考えて行動していたのかなあ? なんせ会長だしなあ。でもこの作品の登場人物って、言動が軽い割には、人を思いやるというか、妙に優しいところがある人ばかりですしねえ。
もう一話。一年C組がメインのお話は、なんというか...世間に迷惑をかけていないというか、かけっぱなしというか。ムダな能力が高い人の集まりですね。親衛隊というか、もう完全にストーカー集団なわけですが、不思議と真冬に気がつかれていないのは謎...と思っていたのですが、ラストの真冬の台詞を見ると「おや?」

最終のエピソードは、次巻につながります。本編や他エピソードに比べると、シリアスなお話で、しかも暗い...この作者さんの別作品のように、出だしは明るいけど、最後は鬱展開といった話になっています。守は泥沼方向にまっしぐらだとか、コメディタッチな部分もあるのですが、それ以上に人間の暗部をさらけ出すような展開が辛い...
生徒会にこの展開必要なのかなあ?

★★☆
posted by あにあむ at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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