2011年02月01日

ほうかご百物語(9)


著者:峰守ひろかず
出版社:電撃文庫
ほうかご百物語(9)

ついにぴゅあ可愛い、イタチさんたちの物語も最終巻になります。前巻で最大の危機である「大祓」を乗り越えたので、またのんびりした物語に戻るのかな? と思っていたのに、前巻までより大きな波乱が発生します。

前半は、化衣皮を使った代償として家がなくなってしまい、イタチさんのマンションで一緒に住むことになった真一といたちさんの同棲生活を描いた、ベタベタのラブコメ。今までの真一による「イタチさん大好きだ〜!」だけでなく、なんとイタチさんが
『「……ね、真一。ぎゅってしてくれないの?」』
『「あたしと真一は、もう――こっ、こいびとどうし……なんだから……」』
って、もうどうしたもんだか。ゴロゴロと転がりたくなるむず痒さ。
それ以外にも、大祓を期にカップルがたくさん誕生。基本的に全員ハッピーな結末を迎えることが出来そうです。

後半は一転して、イタチさん消滅の危機。なぜ? どうして? 確かに伏線はありました。でもねえ。ここに来てそれはアリかい? さっきの台詞は「死にフラグ」だったのか?この危機に真一たちは、どう立ち向かう。後半はかなりシリアスな展開となっています。
巻を重ねるにつれ、どんどん面白くなってきたこのシリーズ。最終巻もさすがの盛り上がりです。ラブコメとシリアスのバランスもよく、安心して読むことが出来るシリーズですね。

すでに、後日談となる続編が出版されています。それが最後になってしまうのかな? もう少し番外編でもいいので、楽しませて欲しいと思わせるストーリーです。

★★★★★
posted by あにあむ at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43129162

この記事へのトラックバック