2011年01月20日

デモンパラサイト・リプレイ 極道☆キラリ(3)


著者:藤澤さなえ/グループSNE
出版社:富士見ドラゴンブック
デモンパラサイト・リプレイ 極道☆キラリ(3)

デモンパラサイトのライトなリプレイ。これがシリーズ最終巻となっています。FEARのリプレイ(特に天さんがPCの)とは別の意味で、大惨事になっています。そのため、最終話が二回ということに。

セラフィム支部のない鞠谷市という、架空の都市が舞台。セラフィムがないため、鞠谷では悪魔憑きは「極道の秘技」と認識されています。この設定は面白いですし、それに巻き込まれているセラフィムのエージェント「春日輝」もいい味だしています。1巻でいきなり女子高に転校させられることになり(男です)、女装が標準の服装になってしまっています。最終目的となるエピソードもいいのですが...

どうもPCの一人である、らいかの行動が気に入らない。極道の一人娘ということで、ちやほやされて我が儘になっている、というのは理解出来るんだけど、我が儘の域を超えたプレイ態度になっている。らいかの我が儘が原因で、他のプレイヤーやGMが困惑してしまっているようにしか見えない。もしかすると、現場はそうではなかったのかもしれないけど、リプレイからは「楽しさ」が見えてこない。天さんも無茶するけど、他のプレイヤーが許容出来る範囲を見極められている。でもらいかはそうじゃない。藤澤GMも、それを御し切れていないので、場を荒らす「異分子」にしか見えなくなっています。

元々SNEのリプレイは、ルールに則って処理をしていくのが身上。ダイス目が原因で大惨事になることはあっても、プレイヤーの我が儘で大惨事になることはない。それどころか、度が過ぎるとそれとなく、ペナルティが与えられて、軌道修正がなされる。一方F.E.A.R.のリプレイは、プレイヤーの自由度が高く(元々そういうレギュレーションなんだけど)プレイヤーとGMが共同でストーリーを紡ぎ出していく。プレイヤーの我が儘はGMによって取捨選択される。

藤澤GMは、F.E.A.R.のリプレイにも参加して、両方のエッセンスを知っているはずなのに、どうもね。なんかデモンパ=変態プレイというイメージを引きずりすぎているのではないでしょうか?

★☆
posted by あにあむ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴンブック
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