2010年10月08日

ぼくこい


著者:森嶋ビンゴ
出版社:スニーカー文庫
ぼくこい

作者の名前はビンゴですが、大はずれでした。ストーリーにリアリティがまったくないんです。結局は、出来の悪いギャルゲーの劣化コピーにすぎない。それぞれの登場人物が「死んで」しまっているというのが印象です。

仲のいい友人と、引きこもれる楽園を取り上げられそうになり、交換条件「恋人をつくる」を実行しようとする4人。(実際に動くのは2人だけだけど) 一人はクラスのマドンナ的存在へアタック。もう一人(これが実質主人公)は、クラブの後輩を落とそうとする。それまで、なにもしていなかった彼らにとっては、人との付き合いを考える、良い経験になったのでしょうが、どうもね。まず同級生のほう。まあ「魔性の女」ってのは、実際にいますが、はっきりってそうではない。血が通っていないというか、表面上の美少女というか...クラブの後輩も変。まあオチはよくあるパターンですが、それまでの伏線が弱いため、唐突すぎます。
恋人を作ろうとする彼らの行動は、理解出来ます。まあ本当の好意だったかはわかりませんが、それもよくあることでしょう。でも、女の子が全員うすっぺら過ぎる。よくあるマニュアル本に箇条書きされているものから、適当にとっただけという感じで、一個の人間として個性がまったく見えてきません。笑いどころも、泣き所もないまま終わってしまった感が強いですね。

タグ: 地雷
posted by あにあむ at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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