2009年11月18日

神様の言うとおりっ!


著者:西村悠
出版社:電撃文庫
神様の言うとおりっ!

なんか最近この手の小説をよく読んでいるなあ。今年のトレンドなんでしょうか?「生き返り」
複数読んだ同じようなテーマのラノベの中で、この作品が一番読みやすかったですね。主人公の恭一が死んだ(生き返った)原因が明確に説明されているし、そもそも生き返らせることは「自然の理」に反することであるという、当たり前の考えがベースになっているから。さらに脇を固めるヒロイン、その妹、神様たちが、しっかりした性格を持って、自ら考えで行動していることが読み取れるというのも、ポイントが高いです。ツンデレさんもいますが、極端なツンデレではなく、思春期独特の照れ隠しというのがよくわかる描写となっているので、嫌な気もしません。ストーリー展開も心地よいし、コノハ様のボケっぷりにクスッと笑うことも出来ます。

ゾンビ状態である、恭一が人間に戻るためには、神様のお手伝いをしてGP(God Point)を貯めなければならない。って、「ロボコン」のハートマークや、スティッチの設定みたいですが、GPを集めていく上で、恭一と幼なじみである沙希との関係が深いものになっていく過程もほんわかさせてくれます。

この作品続くのでしょうか? 大きなテーマとしては充分にまとまってしまっているので、中途半端な続編は不要という気もします。でも沙希と恭一、それに神様(コノハ)の関係も見届けたいような気もします。

巫女さん、神様、ゾンビ、生き返りといったキーワード作品の中で、久しぶりに気持ちよく読了することができました。

★★★☆
posted by あにあむ at 16:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 電撃文庫
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Tracked: 2009-11-28 22:40