2009年11月04日

これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です


著者:木村心一
出版社:富士見ファンタジア文庫
これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です

これも新人さんの作品となります。第20回ファンタジア大賞<佳作>作品とのこと。まずタイトルインパクトがあること。さらに設定にインパクトがあること。という、当初手に取りやすい条件はクリアされています。

が、どうもその設定説明がうまくない。オープニングで主人公はいきなり「魔装少女」ににされてしまいます。が、すでに主人公はゾンビだったりするのですが、そのあたりの説明が曖昧なまま(だったよな?) その後、彼をゾンビにしたユー(もしくはユウ。個人的にはユウと表記したほうが好み。どうでもいいが)や、下僕のセラなど登場人物が増えていきます。女性陣の性格は、明確になっているのですが、歩の性格が安定しておらず、真面目なのか、ダメダメなのか、変態なのか...ここにブレがなかったら、もっと面白い小説になりそうなんですけどね。

口絵には、おぞましいイラストがあります。歩が「魔装少女」に変身した姿。ハルナ(元魔装少女)が着ている時とのギャップがすごい...この口絵みたら、ストーリーはギャグ仕立てになっているように思えますが、そうでもないんですよねえ。中途半端に真面目で...ここがマイナス点2つめ。

個別には、ユーの筆談(なぜ筆談を行うのかは、本編で明かされています)を妹キャラの言葉に脳内変換する主人公や、ツンデレなハルナなど面白い要素は一杯あるので、もう少しこなれたら、さらに面白くなってくれるかな?

将来に期待して
★★☆
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posted by あにあむ at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士見ファンタジア文庫
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