2009年09月18日

司書とハサミと短い鉛筆(4)


著者:ゆうきりん
出版社:電撃文庫
司書とハサミと短い鉛筆(4)

前巻の感想で「バランス感覚が狂ってきているので、次巻で購入続けるかどうか判断する」ってなことを書いていましたが、この4巻。まったく盛り上がりがないまま「次巻へ続く」という想定外のものでした。今までは1冊でエピソードが完結していたのですが(シリーズ全体を繋ぐエピソードは別)4巻はエピソードの途中でプツンと切れています。盛り上がってきたところで「次回へ続く!」という展開ではなく、なんとなく終わっています。なので、4巻としての起承転結はなし。うーん、バランス以前の問題になってきてしまった。

ストーリーの盛り上がりに反比例してというか、露出は増えております。当初は「ぱんつを穿いていない」フィフが一生懸命スカートを押さえるなど、パンチラ一歩手前という描写が多かったのですが、4巻では下半身すっぽんぽんのシーンが何度も出てきます。それもスカートがめくれるというレベルを超え、ブリッジして足を広げてとか、写真にモロ撮してしまうとか、そんなシーンばかり。当初は、ぱんつを作り出せないということを強調するためのシーンだったと思うのですが、今回はストーリー的な意味が分からない。猫耳も含めて「とりあえず」感が否めなくなってきました。

また前巻でも感じましたが、フィフの「本」に対する思い込みが、正直うっとうしくなってきました。文人の本嫌いも極端で、うっとうしいだけ。「本」と「ネット」を対立させようとして矛盾が生じてきています。

さらにバランスが悪くなってきていますね。これは次巻はもうないな。

posted by あにあむ at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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