2009年09月01日

迷い猫オーバーラン!(5)本気で拾うと仰いますの?


著者:松 智洋
出版社:集英社スーパーダッシュ文庫
迷い猫オーバーラン!(5)本気で拾うと仰いますの?

人助けが趣味という乙女姉さんが経営する、ケーキ屋さんストレイキャッツを中心としたラブコメ、迷い猫シリーズも5巻まで来ました。いままで表紙は女性ヒロインが順番に努めてきてたので、今回はどうするんだろうと思っていましたが、そう来ましたか...

物語は前回クリスマスに骨折した巧が入院しているところから始まります。巧の看病をしようとする三人娘+乙女姉さん。当然のように、お互い足を引っ張り合って前に進むことが出来ません。そのため三人娘は、お互いに「抜け駆け禁止協定」を結ぶものの、全員が協定を破ることに...巧のニブさと天然ジゴロぶりは、相変わらずです。
その後バレンタインへと主戦場は変化するのですが...いつもの三人娘に加え、夏帆、珠緒先輩も巻き込んでの大騒動。まあ三人娘が巧を落とす日が来るのは、想像しにくいものがあります。でもこれって、誰かを選んだ状態でHappy Endに持って行くのは、かなり難しいのではないでしょうか? 千世はまだ「恋に恋する」といった感じなので、巧が誰を選んでも、案外あっさり前を向いて歩いて行けそうですが、希と文乃はかなり落ち込むのではないでしょうか? これからどうなっていくのでしょうか?

5巻のエピソードでは、いままで「なんでいるの?」とか書いていた、巧の悪友二人の存在感が増してきます。4巻のラストあたりから、どんどんこの二人も大切な登場人物になってきましたね。夏帆とともに、これからの「迷い猫同好会」の方向性を決めるキーになってくるのかも知れません。

今回は、三人娘と巧の間には進展なし(三すくみになって、動けなかった)。主要人物の過去に触れる話もなく、メインテーマは少し休憩の「間奏」といった感じでした。どんどんキャラが魅力的になってきた、このシリーズ。折り返し点を過ぎたような感もありますが、これからどのように転がっていくでしょうか? 楽しみです。

★★★★
posted by あにあむ at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫
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