2009年05月27日

迷い猫オーバーラン!(3) ・・・拾う?


著者:松 智洋
出版社:スーパーダッシュ文庫
迷い猫オーバーラン!(3) ・・・拾う?

洋菓子店「ストレイキャッツ」を舞台としたラブコメも3巻目(世間では4巻目も発刊されておりますが)1,2巻に比べて、ストーリーがわかりやすくなったというか、それぞれのキャラクターが動き出したというか、非常に楽しく読むことが出来ました。
「ブルマVsスパッツ」なんてあおり文句になっておりますが、まあご想像通りのネタとして使われています。私の世代はブルマが普通だった(いや、女の子がっていう意味で、私がはいていたわけではない)ためか、あまりブルマが特別なものとは思えません。なんせ中学でも「ブルマはいているから大丈夫!」って、スカートのまま鉄棒しているような、おおらかな時代でしたから... それよりスパッツのほうが恥ずかしいような...

ま、それはともかく、3巻では希の葛藤がストーリーの中心となります。
なぜ彼女が、自分の思いを言葉にしないのか? 人と接触することを極端に避けようとするのか? それが「ブルマVsスパッツ」や巧と二人三脚を行う権利といった些細なことを通して描かれています。このテーマが作品自体を面白いものにしていると言えるでしょう。またこのテーマだけなら、重くなりすぎるところを、幼なじみのツンデレ文乃(どんどんまともなツンデレになってきた。1巻は「我が儘」なだけにしか見えなかったのが「自分に素直になれない」女の子という可愛いところが描かれるようになってきた)や、体型も精神年齢もお子様の千世の精一杯のアプローチが、全体を明るくしています。

希の変化により、これから先ラブコメ度合いが高くなっていくのかな? 巧を巡る女の子は今のところ3人。そこに義姉である乙女、2巻で出てきた夏帆あたりが絡んできて、そこに文乃の親友である、鳴子叶絵とか軽音部の部長さんが混じってくる。そんな感じで進んでいくのでしょうか?

最初にも書きましたが、各キャラが動き出したって感じですね。

★★★★
posted by あにあむ at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫
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