2009年03月04日

がく×ぶる


著者:本田透
出版社:スーパーダッシュ文庫
がく×ぶる

最初に言います。失敗でした。ストーリーも、イラストも...女性恐怖症の主人公と男性不感症(そんなのあるんかなあ?)のヒロインの物語なんですが、設定がいい加減すぎて、そこで終わってしまいました。登場人物の名前は、重要です。特に現代日本が舞台になっている小説では...この作品は、適当に付けたのか? と思うような当て字ばかり。主人公の家族もバラバラの名前で「家族」という感じがしない。ヒロインもそうなんですが...
イラストは、単体で見るといいんですが、小説の設定を見た後だと「それは違うよ」という体格なんだよなあ。イラストとストーリーが一致していないんです。ライトノベルではストーリーとイラストがお互いに影響を受けて、展開していくことがありますが、この作品は別個のものになっています。

ちなみに「がく×ぶる」は、ガクガクブルブルと学ラン・ブルマがかけられているんでしょう。そういや、今の若い世代にとっては、学ランもブルマも「伝説の」存在なんですね。私的にはごく普通の存在ですが...(しかし紺色以外のブルマって見たことないけど、東京のほうでは赤色系が普通だったんでしょうか?)

ストーリー的には、正統派ラブコメ。主人公が見た目はアレだけど、実は超人的な能力を有しているだとか、実の姉がアレだとか、まあお約束通りに進みます。それはいいんですが、女性恐怖症が家族にまで及ぶ(但し双子の妹は除く)ってのはやり過ぎでしょう。そこまで酷いと、そもそも日常生活が出来ないと思うんだけど。

女性恐怖症の克服方法...これもちょっとやり過ぎでしょう。学ランはともかく(最近では、学ランもコスプレの一種なのかな?)体操服で買い物ってのは、小学生ならともかく、別の意味でおかしいでしょう。羞恥プレイというか、困った人というか...まあそうしないと、あまりにも「ありきたり」になるからという設定なんでしょうが、かなり強引ですね。

一応お約束的なエンディングがあります。が、続けようと思えば続けられる終わり方。これ続刊出るのかなあ? せっかくの設定を生かし切れていないというか、妙なところで手抜き感があるというか... 期待していいんだろうか?

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posted by あにあむ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫
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