2019年11月29日

好感度が見えるようになったんだが、ヒロインがカンストしている件


著者:小牧亮介
出版社:スニーカー文庫
好感度が見えるようになったんだが、ヒロインがカンストしている件

主人公である、高校生・桐崎冬馬は、ピンクの蚊に刺されてから「他人の自分に対する好感度」が見えるようになります。知り合いで30、友達で70程度が普通なのに、美少女四天王・九条桃華の数値は100と最初からカンスト。「友達になって欲しい」という桃華とメッセージのやりとりや放課後デートを重ねます。冬馬が失敗しても、彼女を待たせても常に好感度は100。真面目で照れ屋な彼女に惹かれてく冬馬ですが、桃華の親友であるツンデレ女子・如月結衣の数値は-50。さらにモテ女子・雪村希の数値は-100ととてつもなく嫌われた状態。しかし、結衣とは桃華の話題で盛り上がり、遠足でぼっちになってしまった希と過ごしたりして、彼女たちの好感度も爆上がり。

ヒロインは3人出てきますが、ハーレムにはなりません。冬馬と桃華の純情ラブコメ……なんですが、いろいろと説明不足な部分があり残念ですね。一番問題なのは、なぜ桃華は冬馬を気に入ったのか? という説明が浅いことです。カンストするほどの好意を寄せるには、それ相応の理由がありそうですが、そういったものが描かれていません。冬馬も、たまたま他人が自分に寄せる好意を数値で見えるようになり、桃華の数値が高く、美少女だったから、付き合いだしたという感が否めなくて……結衣の好感度が最初-50だったのは、親友・桃華をとられそうだからと理解できるのですが、そうすると希の−100という数値の根拠が薄い。まあ逆に二人の数値が爆あがりした理由も薄いんですが……

全体に説明不足ですね。2巻が既に発刊されていますが、もういいかなあ。

★★
posted by あにあむ at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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