2019年09月11日

14歳とイラストレーター(7)


著者:むらさきゆきや
出版社:MF文庫
14歳とイラストレーター(7)

イラストレーターになる夢に向かって歩き出した乃々香。乃々香が来なくなった悠斗の部屋は、腐海に沈みそうになり、ワコムも野良猫と化してきています。そんな悠斗の部屋に、乃々香のライバルになるはずの海老名水織が突然悠斗の部屋を訪ねてきて
「せんせ、あたしとVチューバーやろ?返事はYESだけ♪」
といいだします。それに流されるように、水織と動画配信を始めます。そのため、悠斗の部屋に水織が度々入り浸るようになり、関係性が変わってきます。錦は会社が倒産。ナスに忍び寄る新たな影…とそれぞれに大きな変化が起こります。

今回は、水織がぐいぐい来ております。というか、いままで悠斗の周りにいた女性と性格が大きく違うため、どうもしっくり来ないというのが本音ですね。Vチューバーという存在自体もよくわからないし、バ美肉ってなにが楽しいのか、さっぱり…まあそれに流される悠斗もどうしたものか、なんですが…

1巻からずっと、乃々香の成長とともに、悠斗とのラブコメが進展していくのだと思っていたのですが、少し毛色が変わって来た感じですね。少なくとも、悠斗の部屋は、乃々香と悠斗の空間だった(いろんな人が訪れているけれど、いずれも乃々香と悠斗の空間を壊すことはなかった)それが、水織は土足で上がり込んできたというか、主人公(ヒロイン)を強引に奪取しにきたというか、かなりの異分子になっています。もっとも、その水織の存在が、いままでベールに隠されていた乃々香の生い立ち(そもそも両親はどうしているのか?など)にフォーカスを当てることになっています。次巻以降は乃々香の生い立ちにフォーカスがあたっていくのでしょうね。14歳にしては家事能力が高かったり、遅くまで悠斗の部屋にいても問題がないという不思議。そもそもなぜイラストの才能があるのかなど…あまりシリアスにならないよう、バランスをとって欲しいですね。

★★★
posted by あにあむ at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
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