2019年07月10日

叛逆のドレッドノート


著者:岩田洋季
出版社:電撃文庫
叛逆のドレッドノート

煉気と呼ばれる異能力をもった子供たちが集められている、日本の沖合から遠く離れた島に存在する学園。そこに入学することになった岩代零が主人公。彼は、島に到着後、森に迷い込み、そこで真紅のドレスを身に纏う新宮百華と出会います。彼女に触れた瞬間「共振錯覚」によって、お互いの思念が映像として流れ込み、恥ずかしい秘密を共有することに。一番最初に出会った彼女は、学園の超問題児であり、零は百華に振り回されることになります。

てっきりラブコメと思っていたのですが、どうもそうではないようです。島に集められた子供たちの煉気に引き寄せられる正体不明の「蛇」と呼ばれる生物(?)と戦っています。結構シビアな話になっています。また百華が「叛逆少女」と呼ばれている理由も結構重いものです。その割に、共振錯覚によってもたらされる百華の「秘密」は非常に恥ずかしいもので、性的な妄想まで含まれています。これって思春期の少年少女には無茶苦茶辛いですよね。

ラブコメとシリアスのバランスがいまのところ、崩壊しているように思えます。共振錯覚をコメディタッチに使うのであれば、もう少しラブコメ寄りのほうが楽しめそう。コメディになったと思ったら、すぐにシリアスに戻ってしまい、他の生徒たちとの確執などを描くのであれば、もう少しそちらに特化して欲しかった。

ちょっと残念でした。

★★
タグ:★★
posted by あにあむ at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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