2019年04月17日

JKでエロラノベ作家ですが何か?


著者:わかつきひかる
出版社:講談社ラノベ文庫
JKでエロラノベ作家ですが何か?

ジュブナイルポルノ(エロラノベ)で有名な、わかつきひかるさんの作品。エロラノベ業界の話となっており、内容的にはさほどエロは入っていません(まあ、エロ期待するなら、そちら用レーベルでいいしね)
主人公は、官能小説大手イタリア書院に勤める23歳契約社員・鈴木遼平。彼は上司命令により、鬼畜系ポルノ作家・美月トオルに萌え系学園ラブコメを依頼することになります。ところが、美月トオルの正体は、17歳の女子高生で萌え作品以前に、編集者を頑なに拒否します。成功報酬として正社員の座と特別ボーナスをちらつかされ、なんとか萌え小説を書かせようと奮闘します。美月の心を開くことは出来るのか?

鬼畜系ポルノ作家として、スマッシュヒットを出している女子高生作家に「萌え系ラブコメ」を書かせようというのがメインストーリー。しかしながら、美月は編集者にトラウマを持っているようで、言うことを聞いてくれません。遼平はあの手この手で、彼女の心を開こうとし、当然の帰結として、彼女の恋していきます。まあそりゃね。

多くの小説を書いておられる方なので、読みやすい文章になっています。一部編集者の行動が「それはないだろう」というもので、読者に怒りを共有させ、ストーリーに入り込ませようということなのでしょうが、常軌を逸した行動で、さすがにそれはないだろう、と逆にストーリーが不自然になっているのは残念ですね。前半の膠着した状態から、突然後半ストーリーが急速に展開していくのもちょっと…前半あまりに膠着していて、読むの諦めようとしました。後半は,展開も早くおもしろいですよ。

エロ成分としては、美月が書いたというポルノ小説が章ごとに挟み込まれていますが、少し浮いた存在になってしまっています。あとは美月に勉強を教えるシーンで、膣などの漢字書き取りや、この方が大好きな子宮頸管粘液だとかの淫猥な単語が、なんの前触れもなく出てきます。特に意味は持たされていないのですが…

レーベル名や出版社名は、仮名になっていない状態です。大丈夫なんでしょうか?

★★
posted by あにあむ at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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