2019年03月19日

フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記(5)


著者:気がつけば毛玉
出版社:スニーカー文庫
フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記(5)

異世界スローライフ、第二部始動。ということなんですが、どんどんスローライフから、離れていっていますね。そろそろスローライフという看板下ろしたほうが…

イースィンド王国に突如として、混沌龍が襲来します。レベル250のレイドボスであり、王国の戦力では太刀打ち出来ない敵です。アルティはタカヒロに「一緒に戦ってくれ」と頼みますが、彼我の戦力差を理解しているタカヒロは、アルティに逃げろといいます。ユミエルにも逃げるよう伝えますが、彼女はどうしてもタカヒロと一緒にいると言います。説得できないと悟ったタカヒロは、彼女を眠らせ安全な場所に運びます。

王国の軍隊は、状態異常ブレス一発で壊滅。絶望感が漂う中、タカヒロは会心の一撃を龍の眉間にたたき込み、自分に注意を惹かせ、安全な場所まで逃げます。戦力差を痛感し憔悴したタカヒロに混沌龍は、目的がタカヒロだということを聞かされます。以前心臓をえぐられたことが原因のようで…自らが混沌龍に倒されることで、王国の人々が守られるならと覚悟を決めたタカヒロ。ドラゴンがタカヒロに飛びかかってきます。美少女になって…で、「子づくりしよう!」と熱烈に迫ってきます。心臓をえぐられたことにより、タカヒロをつがいとして認めたようで、「タカヒロが目的」の意味が違いました。

冒頭は、かなりシリアスな展開になっていました。前巻がシリアスな終わり方だったので、その流れが続くかと思ってがっかりしていたのですが、ゴスロリ美少女(混沌龍)・ルートゥーが出てきてから、ラブコメ一直線。フリーライフらしさが出てきました。日常系(ドラゴンが出てくる世界観でどこがやねんという話もある)は、やはりこういったゆるいエピソードでなくちゃ面白くありません。第二章に出てくるルートゥーの保護者たちもいい味だしています。特に青龍がいいですね。第三章に出てくるバルトロア帝国第三王女ドロテアも、なんかよくわらない存在です。彼女は、かつてバルトロアに侵入したタカヒロのことを知っているようで、その際恐怖のあまり失禁してしまったことが、トラウマになり、タカヒロを逆恨みしているようです。今回はありませんでしたが、今後また同じような目にあいそうなエピソードですね。

今回は、かなりゆるいエピソードに戻りつつあります。ただ端々にシリアスな伏線があるようで、少し心配。このままゆるいラブコメで進んで欲しいなあ。

★★★☆
posted by あにあむ at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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