2019年01月28日

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(7)


著者:恵比須清司
出版社:ファンタジア文庫
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(7)

涼花が入学してきて、登下校も昼食も一緒という生活が始まります。涼花の小説も高校編に突入するとあって、ベタベタしたまま学園を一周したり、部活見学で、チア衣装で「が、がんばれがんばれお兄ちゃん…!」と応援したりと、取材がヒートアップしていきます。ていうか、ここまでされて「取材だから」で納得している祐はいったいどんな鈍さなのか? そんな二人の仲をみて、校内では「兄妹以外の怪しい関係」を噂されるようになります。それを知った祐は、涼花の悪評を流すわけにはいかないと、涼花に取材を控えめにするよう提案。でも涼花は「隠れてイチャイチャ作戦」を繰り出してきて…

今までは、学園外の出来事が主体となっていましたが、今回から高校編に突入しています。涼花のイチャイチャは、どんどん過激になってきており、端からみていると、兄妹を越えた関係を疑われてもおかしくない状況。というか、普通疑うだろうという状態ですね。これで疑わないのであれば、この学園の生徒、みんなおかしいです。

今回から新しいキャラが二人登場しています。どちらも涼花の高校入学後に出来た友人。一人は剣士といった感じの女の子。もう一人はふわふわした感じの女の子。今回は剣士さんのほうがメインとなっています。彼女が、涼花と祐の関係(兄妹を越えた関係)を疑い、涼花を守るために、祐に敵意を持つという流れになっています。でもこの子も変態で、自ら「クッ殺」な展開を想像して「はぁはぁ」している。まあ最近、剣士タイプのキャラって、こんなのがおおいですけどね。

前巻の感想で、祐の鈍さに疲れてきたと書いていますが、今回さらにその気持ちが強くなりました。ここまでデレデレな涼花をみて「妹だから・取材だから」という理由で、納得するのは無理でしょう。「妹だから」そういう目で見ないようにする…ってのはわかります。でも涼花の異常さには、いい加減気づけよ! それに祐の小説はどうなった? ところどころにおまけのような記述がありますが、本筋とまったく関係のない状態になっています。もうそろそろ決着つけたほうがいいのでは?

高校編になって、マンネリ脱却できるかな? と思いましたが、いまのところ変わっていません。さらに「なんで?」が増えただけでした。

★☆
posted by あにあむ at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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