2018年10月26日

こいつらの正体が女だと俺だけが知っている


著者:猫又ぬこ
出版社:講談社ラノベ文庫
こいつらの正体が女だと俺だけが知っている

主人公は、子供の頃ヒーローに憧れていた普通の少年。小さい頃、自分を助けてくれた真琴と忍は憧れの男の子。そんな二人とは、手紙のやりとりだけは続いているが、7年会えていなかった。元々お嬢様学校だった学園が、男子も募集することがわかり、かつ二人がその学園にいるということで、主人公もその学園を受験します。しかし、受験当日に困っているおばあさんを助けたため、受験に遅刻して高校浪人に。
そんなある日、父親から「学園に途中入学できることになった」と告げられ、二人に会えると喜んで入学を決定。運転と道案内が得意なメイドさんが迎えにきて、連れて行かれた学生寮。そこで二人と相部屋で生活することに。たぶん男臭く育っているであろう二人とむさ苦しくも楽しい日々が始まると思ったら…二人とも女の子だった!それも美少女。でも真琴と忍は相手が男と信じ込んでいる…女の子であることがバレないようにと主人公に頼み込みます。さてどうなる…

いろいろと突っ込みどころのある設定になっています。小学生以来直接会っていない主人公が、性別を知らなかったのはともなく、同じ部屋で生活している二人が、どうやって性別をごまかしていたのか? 着替えや風呂でバレなかったのか? 謎です。まあ学園自体が「異性を全く知らないお嬢様しかいない」ということなので、世間離れしていますけどね。本文にも出ていますが、父親や兄弟はいなかったのか? と…

真琴も忍も「男らしさ」を曲解しており、非常に妙な方向に頑張っています。中身は女の子なので、主人公に対する好意はMAX。ついでに若干腐っている趣味もあるようで…

この作品は「なぜ?」と考えたら負けですね。単純に真琴・忍とのラブコメを楽しむべきです。設定の異常さは無視しましょう。それが出来れば、なかなか楽しい作品です。

★★★
posted by あにあむ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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