2018年03月16日

マジメな妹萌えブタが英雄でモテて神対応されるファンタジア


著者:みかみてれん
出版社:スニーカー文庫
マジメな妹萌えブタが英雄でモテて神対応されるファンタジア

主人公・蓮城蒼太は、体重120kg超。妹と二人暮らし(蒼太が小学校の時に、両親は事故死している)で、妹の作る料理がおいしくて、妹は蒼太を甘やかして、結果どんどんデブに…。ある日妹が、蒼太がこのままでは太って死んでしまうと気づき(遅いわ!)ダイエットを始めようとします。妹の笑顔みたさにダイエットを始めた頃、妹が不思議な黒い靄の中に消え、慌てて蒼太もおいかけます。
蒼太が目覚めたのは、異世界。身体に蓄積した脂肪が魔力となり、デブほど強力な魔法が使えるという設定。さらに蒼太には魔法の才能もあったようで、救国の英雄として歓迎されます。というか、そのために召喚されたようです。で妹はどうなったかというと、その国の王女(影武者)となっていました。そんな世界でも、頑なに痩せようとする蒼太。なんとか思いとどまらせようと、その国の偉いさんが考えたのは「蒼太は妹に弱い。なら、まわりを妹で囲んで、食べさせよう」というもの。結果、3人の妹メイドさんがお世話をするようになって…
「もっと、ボクのこと食べてよ!兄さん!」「お体、前も洗いますね。に・い・さ・ま」

デブが主人公な作品は結構ありますね。デブが特殊な能力を持っていたり、デブが優遇される世界ってのも、よく見ます。そういう意味で、この作品もどこかで見た気がするものでした。

どうやら続刊があるようで、今回はキャラ紹介を兼ねたストーリーになっているようです。妹と蒼太の関係性や、妹メイドたちとの関係性など、すごくおもしろく描かれています。後半のあるシーンでは、涙が出そうになるところもあり、まとまった作品です。でも、なんか物足りないんです。たぶん「?」がかなり残っているからでしょう。

・たかだか120kgで国を滅ぼすほどの大魔法使い?
 120kg程度の人って、結構いますよね。蒼太に魔法の才能があったのは、召還後にわかった話。なぜ蒼太だったのか?
・なぜ異世界に、デブが少ない?
 この世界は、食材が豊富なよう。お菓子も多い。デブのほうが美しいという考えもある。ではなぜ、妹メイド含め、通常体型の人が多いのか?
・なぜ蒼太はダイエットをやめない?
 妹メイドをあっさり受け入れるほどの変態。さらに自らがダイエットする=異世界の人が困るということを理解していながら、なぜなんの悩みもなくダイエットしようとする?・妹のキャラが変
 ブラコンってのはおいといても、妹のキャラ変。考え方が根本的に狂っている。

なんかデブという設定を考えただけで、満足してしてしまったかのよう。もったいないです。妹のイチャラブなどは、非常にいいのに。

★☆
posted by あにあむ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫
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