2018年01月09日

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?(3)


著者:櫂末高彰
出版社:MF文庫
大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?(3)
豊富な嫁の力があれば神の試練も余裕です。

「ウチ、大国だから」第三弾。
大陸が誇る英雄「七勇神姫」をも己が嫁とした常信。パオラたちにかかった隷従魔法。もう不要なハズなんですが、本人たちの希望もありそのまま。妹、ロリ、大人、女騎士、ドMなどいろんな属性の「妻」に囲まれ、豊富な資金をもとに、替え玉皇帝生活を続ける常信。これだけでも「リア充爆ぜろ!」なんですが、さらには大陸の大神・ゼーバの娘・クオーレまでが参入。
「鬼畜破廉恥外道皇帝、私と結婚しなさい。そうすれば、私があんたの歪んだ性癖を全て受け止めてあげましょう。あんなことやこんなことや、そ、そんなことだって、させてあげなくもないわよっ…。た、ただし!初めはなるべく優しくしなさいよねっ」
彼女は、非常に粗いツンデレ属性でした。ヤンデレっぽいのもいるし、Sぽいのも存在。あとはニーソとか、ツインテとか、ソバとか……(作品が違う)

今回のメインストーリーは、なぜか常信の嫁になろうとする慈愛の女神・クオーレと、結婚を認めるための試練(無理難題)を課してくるゼーバとの戦い……なんですが、そこは例によって、物量作戦で突破を図ります。というか、常信の自信はどこから出ているのでしょうね? いくら豊富な資金があったにしても、神様を前にして、平気でブラフをかますのは、かなりの胆力が必要ですよね。まあ目の前でパオラが、あんなことやこんなことになっても、襲ったりししない鉄壁の精神力を持っているからこそでしょうか。普通ならもういろいろやらかしていても、おかしくない状況ですからねえ。

後半は、クオーレの参戦により、パワーバランスが崩れた「嫁ず」の総選挙がテーマ。って、どんどん現代のサブカルがメインになってきてしまっていますね。この作品内では、2ちゃんのようなネット掲示板が存在しているのですが、そちらの書き込みも、スラングが増えてきていて、面白みがなくなっていたのですが、さらに48人なグループネタまで入ってきてしまった……。そのうち、握手券つき音盤とかが出てくるのかなあ。嫌な世界だ。

そんな小手先ネタなくても、十分に楽しめる作品だと思うので、初期のノリに戻って欲しいです。今の状態だと「ウチ、大国だから」という決め台詞が浮いてしまいそうで……。
★★★
posted by あにあむ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
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