2017年12月21日

せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?


著者:さくらいたろう
出版社:MF文庫
せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?

教師を目指す徳田院学園高等部二年の六浦利孝は、一族から優秀な教育者を輩出する徳田院家党首であり、義父でもある大五郎から一族入りの条件として試練を課せられます。その試練というのが、自称許嫁候補の女の子たち、水無瀬みるく、鳴海るな、入江梨恵、辻葛葉の4人。彼女たちはどうみても小学生。この中に一人だけいる本当は16歳の女の子を見つけることが試練。もし小学生を選んでしまったら、ロリのレッテルを張り、教育界から追放するという……

例によって、幼女の意味を取り違えている駄作ですねえ。小学校6年という設定なのですが、12歳と16歳って、普通に見分けつかない子いますよ? 一番個人差が出る頃ですから、成長の早い子と遅い子の差が激しい年代。というか、4人とも6年とは思えないくらい幼い言動がリアルを見失っています。彼女たちが、それぞれの分野で天才という設定ですが、それを強調したいため、それ以外を幼稚園児程度の子どもにしてしまったのかなあ。最近、よくあるパターンですね。

この4人は、大五郎に強制されて許嫁候補として振る舞っているのではなく、最初から利孝に好感度Maxです。利孝は、中学2年のときに事故に遭い、両親を亡くし、自らも小学校からの記憶の一部(エピソード障害)を失ってしまっています。その欠落した時期に、4人との接点があったようで、すでに仲がよかったみたいです。でも利孝はそのことを忘れてしまっているという切ないお話。

もう少し、少女たちを普通の女の子にして、利孝の超人級の野球に対する能力もなくせば、少し切なく、そしてロリアンルーレットのコメディっぽさが表に出てきただろうに。包装過剰な感じが残念です。

★☆
posted by あにあむ at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
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