2017年11月10日

底辺剣士は神獣<むすめ>と暮らす(3)


番棚葵
著者:番棚葵
出版社:MF文庫
底辺剣士は神獣<むすめ>と暮らす(3) 家族で始めるペット飼育

少しずつ成長してきた神獣=娘たち。アードはますますお父さん化してきています。ただそのむすめ3人を引き取るための試練の達成額は遠いまま。期限がどんどん近づいてきて、このままだと達成が難しい状況になってきます。いままでのように地下50階までで宝を探しても達成は不可能。そこで多くの財宝が眠っているものの、帰ってきた人がほとんどいない危険階層に挑むことを決意します。そこには多くの宝が眠っていたものの、魔獣の力は想像以上。元素竜3匹を瞬殺する能力をもったむすめたちですら苦戦。そのため、即座に逃げ帰れる手段が必要なのですが、アイテムは使い捨てで、かつ手に入らないもの。そんな時、危険階層で彼らは、モフモフ丸っこい、子犬のような獣を拾います。それは、幻獣サイファーの子ども。彼女たちはピコと名付け、家で育てることにします。このピコの能力がすごく…

試練の期限が迫ってきて、焦るアード。でも「なんとかなるよ」という緩い空気が流れているのも事実だったりします。アード自身が能力が高いので「最後は自分が頑張れば」と思っているというのもあるのでしょうね。なので、危険階層での冒険が主体という訳ではなく、従来通り日常が描かれています。お祭りでの合唱コンクールやら、美女コンテストといった軽いネタも織り込まれ、むすめたちの愛らしさと、リウナの強運が発揮されています。

今回「むすめたちを研究用に譲ってくれ」という怪しい男が登場します。前半ではかなり、嫌な感じなのですが、それも一瞬のみ。後半からは憎めないやられ役に成り下がってしまいます。というか、この作品には完全な悪というのが、今まで登場していなかったんですよね。今回最後の敵が初めてじゃないでしょうか?

まったりとした流れが続いています。リウナはいまだに恋愛に関してのみ、不幸なまま。アードは、リウナのことがわかっていると思い込んでいるところがつらいですよね。っていうか、もう直接行動するしかないのでは?

今回一段落した感があります。続編はあるのかなあ?

★★★
posted by あにあむ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
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