2017年08月04日

あの、一緒に戦争しませんか?


著者:高村透
出版社:電撃文庫
あの、一緒に戦争しませんか?

戦争の悲惨さを伝えていくため、戦争学という学問にして、戦争部という部活動で「戦争ごっこ」を行う世界が舞台。ヒロインは、全国高等学校戦争学大会に参加している。埼玉政府首相の三田村涼花。

まあ一言で言えば、流行の戦争ごっこ+女子高生というありきたりの内容。たぶん著者は現代社会のいろんな闇を、物語に反映させたいのでしょうが、どうみても失敗していますね。平和になり、戦争を体験した人がどんどん高齢化していく日本。そこで、戦争を安全な形(サバゲーの大型版)で疑似体験することで、戦争をしてはいけない理由を考えていくということなんでしょうが、いろんなところで理論が破綻しています。

まあ無理矢理登場人物を女子高生にしているところで、底が知れてしまいますけどね。登場人物も、どこかで見たことあるような人ばかり。平和を守るために、戦争という言葉自体を抹消しようという狂気を描いた「白い服の男(星新一著)」がありますが、そのような狂気もありませんし、ギャグにもなっていません。

地雷でした。
タグ:地雷
posted by あにあむ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫
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