2017年07月07日

進め! たかめ少女 高雄ソライロデイズ。


著者:三木なずな
出版社:GA文庫
進め! たかめ少女 高雄ソライロデイズ。

高雄といっても京都の話ではありません。台湾第二の街・高雄を走る地下鉄・高雄メトロが舞台の小説です。「たかめ少女」は、てっきり「高雄を高める」少女という意味だと思っていたのですが「高雄メトロ」の「たかめ」だそう…いろいろと難しいですね。

主人公は、シャオチョン。ニコニコと笑顔がまぶしい駅員さん。高雄が大好きで、おいしいものはもっと大好きな少女。「〜なんだよ!」という語尾が特徴的な元気少女。彼女が高雄をもっと盛り上げたいと考え出したとき、偶然運転士のエミリア、エンジニアのジェアー、カスタマーサービス員のナナたちと出会います。彼女たちは「たかめ少女」として、活躍できるのでしょうか?

台湾で実際に高雄メトロのイメージキャラクターとして、活躍している彼女たち。当然日本の萌えを取り入れた訳ですが、このキャラが台湾で大人気になった(そうです。実際のところはまったく知りませんが) そんな彼女たちが逆輸入される形でノベライズされたのがこの作品になります。

高雄メトロのために頑張ろうとする4人の姿を読むのは楽しいですし、シャオチョンの元気さが、明るいコメディになっています。さらに、若干の百合要素もあり…と楽しい作品になっているのですが、今のところ、あまり台湾(高雄)らしさがないですねえ。確かに舞台は高雄メトロですし、地元のスイーツなども登場しています。でも「なぜ台湾を舞台にするのか?」が弱いかな。まあ、そんなこと抜きにして楽しんでしまったほうが、いい作品なんでしょう。でもこれから続くのであれば、もう少し台湾(高雄)を描いてもらいたいですね。そうしないと、他作品に埋もれてしまいそうで、もったいないです。

★★★☆
posted by あにあむ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫
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