2017年06月14日

くずクマさんとハチミツJK(2)


著者:烏川さいか
出版社:MF文庫
くずクマさんとハチミツJK(2)

興奮するとクマになる高校生・阿部久真は、ハチミツの汗をかく美少女・天海桜と出会い、互いの秘密を守るために協力関係を結んだ。夏になり、一日中桜と過ごしては、ハチミツをいただく「最高のハチミツライフ」を満喫する久真。そりゃねえ、ハチミツをもらう方法は、桜をなめ回すって倒錯プレイだからねえ。そんな変態な日々を過ごしていた時、生き別れの妹・九舞が戻ってきます。彼女はクマの里で暮らしていたため、常識がかなり欠落しています。でも「愛してます、お兄さまぁ!」と久真のことを好き(たぶん妹として)なため、少女をなめ回している久真を「堕落したー原因は桜」と判断し、桜を遠ざけようとします。彼女もクマ人間のためか「なめ回す」ということに性的な意味は見いだしていないようですね。普通そっちの心配をしそうなものですが… 久真に対して、羞恥心が欠けているのか、平気でお風呂に入ってくるなど、スキンシップ過剰な妹に振り回されます。そんな中、久真が桜の蜜をなめている(なんかこう書くと、違うこと想像するな)場面を、少女・酒見圭登に目撃されます。
「実はアタシ、サケ人間なんだ」「…へ?」
泳ぐとサケ(人魚)になるという彼女に頼まれ、二週間後の水泳大会までに体質を克服することに!

前巻では、天海姉妹(特に桜のほう)の蜜の香りでクマ化していた久真。今回は、圭登のサケ化した下半身をみてもクマ化しています。まあクマはサケが好きってことになっていますけどねえ。この圭登、ビジュアルが想像しにくいんです。下半身がサケ化するといわれれば、人魚なんですが、太もものあたりまでがサケ化という表現なんですよねえ。ってことは、左右2匹のサケが? それともサケの胴体に足が二本ささっている? なんかシュールな見た目ですねえ。

最初は、お互いの体質を隠すために協力体制をとっていた桜と久真の距離が、かなり近づいてきています。もともと楓という存在がありましたが、彼女は久真のことを「異性」としてより「大好きなクマさん」と愛玩動物として見ています。しかし、圭登はそうではないようで…それに触発される形で二人の関係も動き出します。

…って普通に考えたら、この二人かなり進んだ関係ですよね。どうやら桜も舐められることに快感を覚えているようですし、それこそ別の蜜が(って下品すぎますね)…

前回感想で「ハーレムにはして欲しくない」と書いておりますが、今回のサブヒロイン投入は、大成功です。天海姉妹だけだと動かなかった水が、圭登によって動き出した感があります。九舞もこれから面白そうですね。

この作品のいいところは、ほんわかした雰囲気が全体に流れているところ。設定だけ見ると、変態倒錯エロになりそうですが、そこをえっちという軽い雰囲気にしています。イラストも大きな助けになっています。

★★★★
posted by あにあむ at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫
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