2017年02月01日

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない


著者:恵比須清司
出版社:ファンタジア文庫
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

主人公は、ラノベ作家を目指す高校生・氷見祐。何度も新人賞に応募しているけど、一次選考すら通ったことがないというレベル。成績優秀で生徒会長も務める完璧優等生な中三の妹・涼花との仲もよいとは言えず、いつも文句を言われてばかりという状況。ところがその妹がライトノベル大賞を受賞します。しかも『兄を溺愛する妹のイチャイチャラブコメ』で…当然信じられない祐。出版前の原稿を見せられても、信じることができない。
両親からラノベ作家になることを許されるわけもなく、涼花から頼まれ祐がラノベ作家としてデビューすることに。さらに、その小説は空前の大ヒット作となり…

ツンデレ妹が書いた「お兄ちゃん大好き!」なラノベが大ヒットするというお話です。ラノベ作家が主人公となりますが、業界モノという訳ではありません。素直になれない妹が本心をぶつけることができたのが、ラノベだったというお話です。そもそも涼花はラノベを読んだことがないので、ラノベがどのようなものかすらわからない状況。そのため、次作(受賞作の2巻)を書くために、ラノベや萌えについて、祐に教えを請うという理由で、デートをしたり、もう甘々な涼花の「お兄ちゃん大好き」に萌え死ぬための作品ですね。ツンデレ設定のはずなんですが、ツンな部分が見つからない。なんかもう理想的にデレているようにしか見えない涼花。そのため、祐の鈍感さが際だっています。ってまあリアル妹がいたら、こんな感じなのかもしれませんね。ラブコメ感を強くするためか、祐と同級生の売れっ子ラノベ作家、挿絵師(エロ)、担当さん(巨乳)などヒロインを投入していますが、いらないような気がします。もう妹一人で十分なんじゃないでしょうか?たぶん読者はアヘ顔Wピース先生の猛攻は、期待していないと思います。まあ、エロゲーの実況中継を妹にやらせるという鬼畜は笑いますけど、何回もはいらないネタだし。

この作者さんデビュー作も、似たような設定(ラノベは出てこなかったけど)のラブコメでした。そのときも、どこかで見たことあるような作品でしたが、今回も同様ですね。ただ前作と異なり、妹が可愛いことがこの作品のいいところ。それを壊さないようにお願いします。

★★★
posted by あにあむ at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジア文庫
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