2017年01月11日

異世界支配のスキルテイカー(5)


著者:柑橘ゆすら
出版社:講談社ラノベ文庫
異世界支配のスキルテイカー(5)

元の世界に戻るためのアイテム「帰還の魔石」を入手した悠斗。とりあえずの目標は達成したと、さらにのんびりした異世界ライフ(ハーレム付き)を満喫していました。悩みは、帰還の魔石が一人しか使えないので、このアイテムを使うこと=スピカたちと別れるということ。悠斗はどういった結論を出すのか?というか、今までの悠斗の行動を見ていたら、結論は見え見えですね。でないと、アイテム入手した時点で行動しているはずですから。前回、ケットシーの村長さんの処女をいただいて、それまでの「精神的な満足」だけでなくなってきた悠斗。果たして今回は?

ということだったのですが、今回は怖いお話になっております。いや前半は、今までとおりのまったりした、異世界ライフだったんです。悠斗がどんどん変態になっている以外は…だってねえ、使役しているスケルトン(が受肉して全員美少女)を夜な夜な集めて、服を脱がせ、その上をゴロゴロだなんて…もうなんていうか、そのシーンみたら、ごめんなさいって踵返すしかないよな。というか、普通そんなこと考えつきもしないだろ。酒池肉林の意味が違うって。リアルハーレムのほうも、どんどん爛れた状態になってきています。ついにリアルロリなサーニャにも手を出していますし、ケットシー姉は、足下に水たまりができるほどな状態だし、なんというかタフですな。

本筋のほうでは、七つの大罪が動き出し、悠斗に危険がせまっているはずです。しかしながら、俺TUEEEEな状況になっているので、ほぼ脇役状態になっているのはお約束。今回最大最凶の敵は、悠斗の妹です。兄恋しさに時空の壁を越えてしまうというのも、大概ですが、その強さは異常。兄への想いも異常でして、兄の周りにいる女性に対してはまったく容赦がありません。でも本当に怖いのは、ラストシーン。なんだろう夢に出てきそうなシーンだ。ヤンデレってのがありましたが、そのレベルでないな。ああ、そういやこの作者さんサイコホラーな展開になることが多かったんだ…4巻までエロ・バカな展開だったので、油断していたよ…普通ヤンデレな妹が出てきても、ああいう展開にはならないだろ。今までのノリからいけば「新しいハーレム要員が増えた」くらいに考えていたのに…

後書きで6巻は原点回帰ということだったので、またスカッとしたエロコメに戻ってくれるのかな? もう妹出ないよね? 次に出てきたら、もう手がつけられないよ。存在ごとなかったことにしようよ。

あれ、でもこの展開だと、悠斗の目的が消えてしまったのではないかい? そうすると、軸になるストーリーがまったくない、単なるエロコメに成り下がってしまうぞ? 6巻からの展開を待ちましょう。

★★☆
posted by あにあむ at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178359498

この記事へのトラックバック