2016年12月21日

最強の種族が人間だった件(1)


著者:柑橘ゆすら
出版社:ダッシュエックス文庫
最強の種族が人間だった件(1) エルフ嫁と始める異世界スローライフ

平凡なサラリーマンだった雨森葉司は、ある日突然剣と魔法の世界「アーテルフィア」に召喚される。気がついたとき、目の前にはエルフの美少女・リアがいて「人間さま」と崇拝されることに。召喚された世界では、人間こそが「最古にして最強の種族」で、すでに「生きた人間」はおらず、埃にまみれた古い髪の毛一本でも、規格外の魔力がある。そんな世界だから、「生きた人間」の髪の毛や体液は、とてつもないパワーがあり…自らの能力を巡って争いが起きるのを避けるため、リアと共に安住の地を築くことに。

異世界召喚ものですが、人族が一番強いという世界なのが珍しいですね。葉司がリアに拾われた時は、食料もほとんどない状況でした。それでもリアは最後の食料を葉司に渡すほど、人間を崇拝しています。とはいえ、全部食べる訳にはいかないと、残していた干し肉をリアが食べると、リアは突然艶のある声を上げて…干し肉についていた唾液がリアの魔力を強めたようで…以後リアはもっと効率のいい方法=ディープキスで魔力を分けてもらうようになります。葉司にとっては、気持ちいい(美少女とのキス)だけなのですが、リアにとっては、非常に大きなエネルギーのようで、さらに誘淫効果もあるようで、あらがえなくなるようです。そのため、10分が限界(なにの?)ようです。って役得だな、おい。さらに、スライムは葉司が飲んだ泉の水を飲むことにより間接的に葉司の唾液を摂取し(かなり薄まっていただろうな)それによって、なんと幼女の姿をとることができるようになり、葉司に忠誠を誓います。リア曰く、スライムには性別がないので、本能的に主に寵愛される姿をとったのだろうと…そうか、葉司にはそういう趣味があったのか。巨乳派というのは、表向きの顔なのだな! スライムとはいえ、その能力はバカにできず、葉司が散歩するときの護衛として重宝されるようになります。そんなある日、一人の男が金目のものを盗もうと拠点に侵入するのですが、あっさり捕縛。理由を聞くと妹が不治の病とのこと。葉司の髪の毛1本あれば完治させることは可能ということで、髪の毛を渡します。それによって、妹も完治し、兄妹そろって葉司を崇拝することに。特に妹のほうは、もともと人間にあこがれていたこともあり、葉司にすべてを捧げようとしたり…って、唾液や髪の毛であれなんだし、あれを体内にあれしたら、どうなってしまうのだろう? 生命の元なんだし、一番効果ありそうだけど。

元がWeb小説ということで、一つ一つの章は非常に短いです。そのため、ストーリーがサクサク進み、読みやすい小説になっています。当初は「人間」ということで葉司を崇拝していたリアですが、少しずつ異性としての葉司も意識するようになってきているようで、これから先が楽しみですね。そのうちスライムのライムも言葉を話せるようになりそうですし、ゴーレム娘、熊耳娘、エルフ、幼女、百合騎士によるラブコメも面白くなっていきそうです。

★★★
posted by あにあむ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ダッシュエックス文庫
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