2016年10月14日

さすがです勇者さま!(3)


著者:あさのハジメ
出版社:講談社ラノベ文庫
さすがです勇者さま!(3)

魔王・シルヴィアの誕生日パーティ。笑顔にあふれた、楽しい日常。その記憶からふと目覚めた悠理が目にしたのは、かつて異世界に召喚されたときと同じ状況。しかしながら、この世界では人間と魔王は和解してしておらず、戦争状態なことに気づく。さらに聖剣リーゼロッテは現れない。そしてレオナからは「シルヴィアを倒して欲しい」と依頼を受けます。姿を現したシルヴィアは、ひどく冷たい目をしており。悠理はかけがえのない日々を取り戻すために、改めて全力で向かっていきます。

異世界に召喚された主人公が、さらに異世界に飛ばされてしまう。しかもその世界は、元の世界の平行世界。同じような世界でありながら、一つだけ根源的な差が生じてしまった世界。その世界で生活している人々にとっては、今の生活こそ「すべて」であるのですが、別世界での仲間たちと暮らした日々を考えると、なんとかしなくてはならない、その狭間で葛藤するユーリ。さらに主人公らしくなってきましたね。

二つの世界で大きく異なるのは、シルヴィの立ち位置。元世界では、強力な魔力を押さえ込むことに成功し、それが故、皆と仲良く暮らせていたのですが、こちらの世界では魔力を封じ込めることに失敗しており、それ故魔王として君臨することを望むシルヴィ。とはいえ、根源的な部分ではなにも違いはないはず。その部分にかけてユーリがとった行動は?

クライマックスということですから、もしかするとこれが最終巻なのかな? それにしてはラストが残念です。もう少し続くことを祈りたいですね

★★★
posted by あにあむ at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社ラノベ文庫
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